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チン

作者: 雪つむじ

冷めた冷蔵庫の中からね

取り出したお皿の上にはさ

予想通りの冷めた何かが

いつでもどうぞ召し上がれ

なんて

澄ました顔して座ってて


でも

そんなものにも

僕は歯が立たなくて

仕方ないから

電子レンジの扉を開けて

ラップもせずにお皿ごと

ダイヤルひねって

放り込むしかできなくて


外身がどんなに熱くなっても

中身が熱くなったかなんて

噛んでみなけりゃわからないし

中身がまだ冷めたままって

わかったら吐いて戻せばいい


見た目じゃ全然わからない


熱いのか

冷たいのか


触っても

よくわからない


誰だって同じ


フォークを刺して

グシグシと刺して


食欲があるわけではないんです


湯気でも出てくれば

のぼせてるの?

って

からかう事だってできるのにねって

思っただけ

久しぶりなのでリハビリ中。


ありがとうございました。

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