表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
おい異世界!商売舐めるなよ!  作者: クロアリ
94/97

第94話 反撃の狼煙


さて、無事一人も欠ける事なく帝国軍を退けた訳だが、これで終わりではない。


帝国軍自体には大打撃を与え、次に進行してくるなら何十年もかかると思われる。



普通なら。



解せないのは帝国軍が敗戦濃厚な状態でも撤退する素振りすら見せず突貫して来た事……


兵士達がやられても帝国は機能する……そう考えて間違いないだろう。だから俺は……



「これより精鋭組を編成して帝国に仕掛ける!」



帝国に攻め入る!その為の布石はもう打ってあるしな。



「神獣達、及び、ヒビキ、イリム、リリス、アテナ、カナデ、ヴァルキュリア、ワルキューレ達はついて来い!それ以外のメンバーはスクランブルに戻り王国の警備を手伝ってくれ!」


「店長!俺も付いて行くぞ!」


「連れてって下さい店長!」



アンガスとゲッコーが声を上げる。



「ダメだ。お前らまで連れてったら万が一があった時に対処出来ない。俺たちが帰る場所を守っていてくれ」


「「………」」


「頼んだぞ、アンガス、ゲッコー」


「「……はい…」」



渋々だが、納得してくれたかな?頼りにしてるよ本当に。



「イヴ、転移陣を用意してくれ」


「畏まりましたマスター」



イヴに転移陣を出して貰い、帝都の近くまで移動する。



「皆んな!行くぞ!」


「「「おーー!!」」」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



帝都付近に移動したが、恐ろしいほど静かだった。まるで人が一人もいないかのように……


三万の兵を出兵したとは言え、民間人もそれなりに居たはずだ。


可笑しく過ぎる………



「遅かったわね」



突如声をかけられる。そこには8本足の馬にまたがる女性がいた。



「待たせたなヘル」


「スレイプニルもわざわざすまんな」



シルヴァとオルムが声をかける。


8本足の馬は、神獣スレイプニル。女性は魔王ヘルだ。


北欧神話繋がりあるかなぁ〜って思って、シルヴァとオルムに聞いてみたら、マジで繋がりがあったので今回の増援をお願いしたのだ。


ヘルが魔王だった事に驚いだが……



「魔王陛下、この度はご助力感謝いたします。私は雑貨店スクランブル店主及び王国商人ギルド、ギルドマスターを務めておりますトールと申します」


「堅苦しい挨拶はよい。今回は魔王としてではなく、フェエンリルとヨルムンガンドの義兄弟ヘルとしての協力じゃ。改まるな」


「恐縮です」


「此方こそフェエンリルとヨルムンガンドが世話になってるからの。お主のとこは面白いとフェエンリルが言うので我も主を見たくなった。今回はそれが目的じゃな。帝国は二の次じゃ」



国を相手どるのが二の次で俺がメインって俺、どんだけだよ?



「神をも唆す異世界人のダンジョンマスターじゃろ?規格外である事を自覚せよ」



あ、自分でも言ってたけど俺以外と称号多いな。


異世界人

ダンジョンマスター

スクランブル店主

商人ギルド、ギルドマスター

神獣を従えた者

獣王に勝った者

勇者を従えた者

神を唆した者


うん、俺異常者だった………


軽くショックだ。



「トール様、此処は敵地ですよ。惚けてる場合じゃありません」



イリムが俺に進言する。



「すまんイリム」


「いえ」


「さぁみんな!帝都に攻め入るぞ!」


「「「おーー!!」」」



ドゴーン!



ソンが帝都の門を砕き、俺たちは進軍する。


が、帝都には人っ子一人居なかった……



「これは……」


「どう言う事っすか?」


「………推測は出来るが、出来れば外れていて欲しいと思うよ」



この状況を俺は推測出来た。


それは以前ヒトミ達がリリアーナ皇女を救出に帝都に忍び込んだ時に感じた事に起因する。


俺たちは、そのまま皇城まで進むと、8人の古の勇者が待ち構えていた……


また、城のバルコニーには皇帝……いや、アレは……



「よく来たな王国のダンジョンマスターよ」



どうやら俺がダンジョンマスターと知ってるご様子だ。



「お目にかかれて光栄です。傀儡の皇帝陛下」


「……………」



ドサっ


皇帝だったものがその場に崩れる。


背後から黒衣の者が現れた。



「おや?もう人形遊びはよろしいので?」


「あははは、うん、君なんかもう全部分かっちゃってる見たいだからね。もういいや」


「全部ではないですよ?何故貴方が帝国を創ったのか、何故それを捨てるのかは分かりませんよ帝国のダンジョンマスター殿?……いや初代皇帝陛下と及びしても?」


「………ほんと、何処で知ったのさ」


「ただの推測ですよ」


「まぁいいや。此処で死んでね?」


「死にたくは無いですね〜」


「「………………」」


「「開戦!」」



最終決戦が今始まる!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ