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おい異世界!商売舐めるなよ!  作者: クロアリ
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第46話 大晦日から元旦

50000PV突破!


本当にありがとうございます!


今後もよろしくお願いいたします。



年末。


いつもより早く閉店して今日は忘年会をやる。



「みんな今年一年お疲れ様!ってもオープンして一年たった訳じゃないんだけどね。今年は色々あったな、みんな思い返してくれ!不思議な縁でこの店にみんなは来た、今の生活に満足出来ているだろうか?不満があるなら更に頑張らなくてはいけない。満足してても上には上がある。もっと沢山の人達を笑顔にする為にこれからもみんなの力を借りて行きたい。さぁ今日は宴会だ!明日は休みだから大いに騒ごう!お疲れ様!これからもよろしく!乾杯!」


「「「「乾杯‼︎」」」」



そこからは飲めや騒げや大宴会。


ある者は食べ物に走り


ある者は歌い出す


ある者は夢を語り


ある者は飲み明かす。


みんな楽しそうだ。もとの世界と違うのは偉い人に酌をする風習がない事。いや話に来る人はいるんだけど、全員が来る訳じゃないんだ。


ウチはいつも揃って朝、晩食事をとるから宴会だからってわざわざコミニュケーションとる必要ないからいいのだ。


ヒビキもだいぶ馴染んできた。ウチの従業員達はちゃんと仕事ぶりを見ている。心から許す事はないだろうが……それでも仲間と認めてるように見える。


ヘレンや暗部組も問題ない。解放奴隷組はこの機会に馴染もうと積極的だ。


今日はクーロンとシルヴァも連れてきた。仲間ハズレはアレかなって思ったのだ。シルヴァは比較的一緒にいるから平気だけど、クーロンはまだちょっと怖いみたいだ。これからクーロンもみんなに馴染めるようにして行こう。


その晩は遅くまで宴会が続いた。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーー



翌日、朝はみんな死に体で、二日酔いの者やら睡眠不足やらで大変だ。休みだからまぁいいけど。


サリアをはじめとする子供達は元気いっぱいだった。



「おじちゃん、大人達はなんでみんな具合悪そうなの?」


「サリア、お酒は飲みすぎると体に毒なんだよ」


「毒!大変!解毒薬取って来る!」


「まてまてサリア。解毒薬じゃ治らないんだよ。今日は休みだから安静にしてたら時機に治るから心配しないで」


「分かった。おじちゃんはなんで平気なの?」


「ん?慣れと経験かな?」



飲み方は経験によって自分の限界値を覚えるもんだ。まぁ俺は限界まで飲むよりほろ酔いでいる方が楽しいからあまり飲んでないだけなんだけど。



「先輩………ずるいっす………」


「お前もまだまだだな」



この程度でくたばるなんて甘いぞヒビキ



「店長!勇者様の介抱は私にお任せ下さい!」


「うわ!ヘレンやめるっす!先輩おた、うぇ……」


「ちゃんと掃除しておけよ」



掃除したあとヒビキはヘレンに抱えられ消えていった。


………まぁいっか。


それ以外に無事なのはイリムとリリスだけ、あとは潰れるまで飲んだみたいだ。

アテナもダメっぽい。



「おじちゃん!お出かけしよう!」



たまにはいいかな。元旦だしここはアレかな?



「じゃーイリムとリリスも誘って教会へ行こうか?」



初詣だな。



「教会?なんで?」


「俺の世界じゃ年始にお参り……お祈りする風習があるんだよ。神様に去年一年の無事を感謝して、今年一年の安全をお願いするんだ」



初詣の歴史は古くないらしい。明治くらいからって聞いた事がある。俺は無宗教だが、商売繁盛家内安全くらいはキチンとお祈りする。鰯の頭も信心からと言うし、ことわざや言い伝えなどは色々理由があるからバカに出来ない。


明治天皇だったかな?即位の時に仏教と神道のいいとこ取りしてお祈りしたの。なんだかんだ信じる事って大切だと思う。


ただ………信者と書いて儲けると読むアレは笑うしかない。



「イリム、リリス。今大丈夫か?」


「なんでしょうかトール様?」


「なにか用か?」


「教会へお祈りに行こうかと思うだけど一緒に行かないか?初詣って行って俺の世界の風習なんだけど」


「ほう、そんな風習があるのか」


「私はシルヴァ様に祈らせて頂ければ……」


「シルヴァが嫌がると思うぞ?」


「ですよね。ご一緒します」


「私も暇だからついて行こう」


「よし、行こうか」



4人と一匹で教会に向かう。


一匹、シルヴァもついてきたのだ。


サリアがシルヴァの背中に乗って楽しそうにしている。


それを横目にイリムがハラハラしててちょっと面白い。


教会に着いた。


各自思い思いに祈りを捧げる。



「サリアは何をお願いしたんだ?」


「ん?おじちゃん言ってた通りに一年ありがとうございますって言って、今年はイベントの劇にもっと人が来ますようにって」



孤児達の劇の評判は今でも結構いい。リピーターもいるくらいだ。今では値引き券がなくても結構人がくる。でもサリアはもっと来て欲しいんだな。



「リリスは?」


「私か?私は実力で物事を成したいからな。一年の安全を祈ったよ」



成し遂げる事は自分の力でしたいか。立派だ。



「イリムは?」


「私は……内緒です。トール様はどうなんですか?」


「俺か?商売繁盛と従業員の健康だな。新規のお客様は運頼みなとこがあるからね」



宣伝や口コミもなんかである程度は望めるが、やはり通りすがりとか購買意欲とかは運頼みになる。あと従業員の健康も俺個人の力では出来ない事もある。



「オン!」


「シルヴァもお祈りしたのか?」



神獣する祈りってどんなのだろう?


気になる。


その後、帰ったら何人かは復活していた。明日は初売りだからみんな元気になって貰わねば困ってしまうな。


正月………餅食べたいな。


本気で米探そうかな?


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