第43話 役割分担及び確認作業
これで俺を含め総勢83名になった。小売業としては立派な中小企業になった。ウチは製造もやってるから当てはまるかは微妙だ。ってか異世界だから関係ないのかな?
魔物を含めれば更に多い。眷属化してるのはシルヴァとクーロンだけだけどね。
さてさて、人数も増えたし下の階から所属を確認していこうか。
地下四階。警備室及び牢獄。
ここの責任者はデュラハンのミッシェル。そこに勇者ヒビキがいる。更には今回追加人員でデュラハンのデュオ(男性)とアルマ(女性)が加わり4人体制となる。但し、ヒビキは俺に連れ回されたり、四階で接客してたりする。
デュラハン3人は体にド○の鎧を着て巡回し、頭はモニター前で談笑しているらしい。
あ、ヘレンはヒビキにくっついて一緒に行動している。
地下三階。ビオトープ。
こちらは魔物の放し飼いエリアだ。只今魔物は数え切れないほど存在するもよう。管理者であるフェンリルのシルヴァがたまに間引きしているらしい。
同じく管理者のヒュウドラのクーロンは魚介類やコカトリス、バジリスクの管理を任せている。ワイルドカウも早く欲しいな。
地下二階。農業地区。
此処ではミノタウルスのアンガスが畑をマリーが家畜をやっていて、さらに暗部組と解放奴隷組の獣人が総勢16名働いている。あとエルフが4名新たに果樹園を作る予定だ。
ウチには元々ダークエルフのリリスがいたので「仲が悪かったりしないのか?」って聞いたら「肌の色が違うだけで何故仲違いしなくてはいけないのだ?」だそうだ。うん、まぁ仲が悪くないならいいや。
エルフ達はリリスみたいに調薬は出来ないらしい。自然を愛し、自然の恵みを摂る事を心がけてるそうだ。なので樹々の世話はお手の物らしい。では果樹園をやってみようっと思って現在にいたる。
エルフ達は男性2名、ハク、ダハル。女性2名、キュア、ナージャ。リリスもだけどエルフって名前長いイメージあるけどそうでもないのな。ってかこの世界来て会った中で一番長い名前ってレオさんだな。次点でミッシェル。
あ、そうそう。すっかり影が薄くなった、もとい喋らなくなったが、ここの責任者はドリアードのリュアスだ。今日も地下で陽の光を浴びてまどろんでいる。
地下一階。デパ地下及び研究機関、工場エリア。
今回一番変わったのはここだろう。デパ地下自体はあまり変わっていないが、研究機関にダークエルフが2名配属され、もといた暗部組とさらに解放奴隷組の獣人を足して総勢20名いる。
ダークエルフ達もリリスみたいに調薬は出来ないらしい。新たに覚えるにしても調薬自体は人手が足りているので研究機関に行ってもらった。これで新規調味料や加工食品、乳製品も増えるかも知れない。実演販売も取り入れていて、今は少しづつ、味噌や醤油も売れ始めている。日本食が完成する日も近い。あ、米ないか。
更にはダークエルフ達には食料品以外にも当初からの問題であるアテナの服の染料や、各階の機器の研究もしてもらおうと思う。加工や研究が得意なのがエルフとの違いだろう。逆に樹々の世話は苦手らしい。
ダークエルフはラスク(男性)とエミリア(女性)だ。
生産ラインにも人員が補充され充実してきた。期待値大だ。
一階。薬品売り場。
各種ポーションを扱う一階の責任者はダークエルフのリリスだ。最近ますます調薬の腕が上がってきたと思う。それにラミア2名が従う変わらない構成だ。
「トール殿、私の扱いが雑ではないか?」
「ソンナコトアリマセンヨ」
ふざけて返したが真面目にそんな事はない。ただ………濃縮機の構造とか調べておけばもっとポーションの幅が広がったろうなぁって反省していただけだ。機器の研究も時間があればやってみて欲しい。
二階。衣類エリア。
ここには新たにドワーフの女性が2名配属され、アラクネのアテナ、キキーモラのライ、ドワーフ4名の構成になっている。ライも織物が出来るので生産速度は上がっている。ただ……材料の糸を出すアテナがかなりお疲れだ。以前森で見たジャイアントキャタピーも糸を出すらしいから今度使えるか考察してみよう。
三階。鍛冶屋エリア。
此処にもドワーフが3人新たに配属され、工房も広くした。これで武器修理なども素早く対応できるだとう。責任者はゴードン。武器や防具の良し悪しは俺には分からないから任せたぞ!
四階。家電、雑貨コーナー。
ヴァルキュリアとワルキューレ達は此処に配属する事にした。だって人数少なかったから。家電はともかく雑貨はアイディア勝負だ。人数が多ければそれだけアイディアもでるってもんだろ。最近はヒノキやポプラもアイディアを出してるみたいだ。責任者はリザードマンのゲッコー、サブはミド。
ヴァルキュリアは3人、女性、ウルド、スクルド、ノルン。ワルキューレは男性3名、ミスト、フリック、ビルド。あれ?違いってもしかして男女の別なのか?今度確認しよう。
五階。フードコート。
ここにはシルキー3名、ブラウニー3名がいる。上下関係はないらしい。和気あいあいと料理を楽しんでいる。人数が増えた事で出せる料理もファストフード以外に増えたようだ。接客班の獣人がウェイターをやっている時もある。
屋上。イベント会場、公園。
此処には常時いる人員はいないので省略する。
接客班。
イリムがリーダーでサリアがサブ。全員固定の売り場は持たすローテーションで回ってるみたいだ。病欠が出た時に誰が何処でも受け持てるようにとの事だった。まぁそれも一つ心理だと思うが、担当を持って知識を深める事も心理だと思う。それを知ってか知らずか、固定ではないが好みの階層を受け持つ日が多くなるようになってるみたいだ。ヒノキは四階が多いとか、サクラは一階が多いとか。好きなものこそ得意なれ。仕事は楽しくなきゃね。
これで全部だけど……デカくなったな。まだ一年もたってないんだけどなぁ〜。
獣人達には悪いけど名前覚える自信がない。社長失格だな。……いや、覚える努力はしますよ勿論。
しかし、次に人員増やす事になったらどうしようかな……なんかネタ切れっぽいよ。ショピングセンターとか、コンビニとかスーパーセンターなんか業態なら作れるし、売り方はいいんだけど供給がな………まぁなんとかなるか?
今は取り敢えず笑顔を大切に皆んなで頑張ってまいりましょう!




