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おい異世界!商売舐めるなよ!  作者: クロアリ
32/97

第32話 ビオトープ

お陰様で、一ヶ月毎日更新する事が出来ました。


今後も、おい異世界!商売舐めるなよ!を宜しくお願い致します。


感想、評価お待ちしております。


寝室にて


「しかしトール殿、ガトリングを国に売りつければ儲かったのではないか?ダンジョン機能は無理でも魔道具化すればどうにか出来たのではないか?」


「いや、銃火器はこの世界には無粋だろう。戦争の仕組みが変わってしまう」


「しかし、王国の被害が減少するのでは?」


「逆に帝国では人が死にすぎるな」


「それは……」


「死の商人になる気はないよ。例え儲け話でも、そこに笑顔がないなら俺は嫌だ」


「しかし、泥沼の戦争になっては双方の笑顔が損なわれるのでは?」


「だからさ、魔物を従えて抑止力になればと思うんだ。ウチの利益にもなるだろうし」


「なるほど、理解しました」


「私も承知した」


「ありがとう」



寝室にはイリムとリリスがいる。


なんでいるかって?最初に関係を持った日からローテーションでしているからだ。今日はたまたま二人一緒の日だった。


アテナは発情期が終わったらしく途中からローテーションをはずれた。


従業員に手を出すとは……なかなか最低だと思うが、責任はとるつもりなので良しとしよう。幸いこの世界では一夫多妻が認められている。戦争や魔物と戦いで命を落とす男が多いらしく、甲斐性があるなら何人でもと言う考えらしい。


しかし、もう出来ても可笑しくはないと思うのだが……



ーーーーーーーーーーーーーーーーー



「ダンジョンマスターは不老ですから生殖能力は著しく低下しますよ」



な……んだと……


朝、イヴが前触れもなく告げる。



「マスターが不思議そうな顔していたので。しかし不死ではありませんので、生命の危機に瀕したら生物の本能が活性化すると思います」



戦争前に男が興奮するあれか……家畜にする魔物を探しに行く前とかじゃダメかな?……ダメだな。俺に危機感ねぇや。



さてさて、今日は畜産の為に地下三階を作ろうと思う。


普通に配下?眷属?にした魔物をお肉にするのは気が引けるし、それでは眷属に出来なさそうなので、地下三階はビオトープにしようと思う。


ビオトープとは生物の生息地の事だ。それを人工的に作る。まぁダンジョンだから問題ないだろう。



「イヴ、地下三階に森林と草原のフィールドダンジョンを作成してくれ」


「畏まりました」



地下三階が出来上がっていく。地下二階のフィールドダンジョンもそうだけど、フィールドダンジョンだと植物も生まれるのが不思議だ。植物も生き物だよ?


地下三階に降りると地下二階より広い森林と、草原が広がっている。


ここに野生の魔物を放ち、繁殖していただこうと言う計画だ。


そんな直ぐに増えるのか?増えるらしい。


ダンジョンは生き物であり、ダンジョン内は体内みたいのものらしい。ダンジョン内には魔素、集まると魔石になるそれが多くあり、それが魔物の成長を促すそうだ。そうじゃないと冒険者などが来て魔物が減ったら、その分補充しなきゃならないでしょ?だって。確かにな。


因みに他の階層はパソコンやレジに消費してて貯まらないらしい。それどころか足りなくてDPを消費している。家電恐るべし。それを補える魔石も恐るべし。


地下二階はそんな訳で薬草や野菜の成長が良くなっていたようだ。やっと原因が分かったので安心した。恐怖とは無知から来るもんだ。


あと、魔素をそのまま放っておくと魔物が発生するらしい。ただし、スライムなどの魔法生物系だ。食用にゃ出来ないよね。土はゴーレムに植物はトレントなんかになったりもするらしい。ドリアードは魔族なのにトレントは魔物なのか?やっぱりこの世界の区分は変だ。



一先ず場所は確保した。次は何処に捕まえに行くかと、運ぶ手段だ。一匹二匹捕まえた程度じゃたかが知れてるから最低でも一種類10匹以上は欲しい。


イヴと四階に向かう。



「いらっしゃいませー」



そこにはレジに立ってるヒビキがいた。



「あ、先輩。なんか用っすか?」


「店じゃ店長と呼べ。用があるから来たんだよ。交代してバックヤードに来い」


「えっ!俺なんもやらかした覚えないっすよ!」


「説教じゃないから安心しろ」



ヒビキと四階のバックヤードに向かう。



「でだ。本格的に魔物を捕獲しに行こうと思うんだが、いい場所ないか?」


「あぁ〜その件っすか。そうっすね……帝国との国境付近の森がいいと思うっす。ただ遠いっすよ?」


「問題ないだろう。俺はなんだ?」


「へ?店長っす?」


「まぁそうなんだが…そうじゃない。ダンジョンマスターだ」


「それがどうかしたっすか?」


「ダンジョンは亜空間だ」


「はい?」


「つまり、ダンジョンマスターは時空間魔法が使える」


「はい⁉︎」


「試したが、転移魔法も使える」


「はいー⁉︎」


「まぁ行った時ある場所しかダメだけどな」


「じゃー無理じゃないっすか」


「そこでお前だ」


「えっ?」



イヴをヒビキの額に押し当てる。



「イヴ!インストール!」


「畏まりました」



ビリリリリリ



「ぎゃーー!」



インストール。ダウンロードと逆に読み取る機能である。ヒビキの記憶を読み取り、目的の場所に転移しようと言う考えだ。運搬も転移魔法陣を設置すれば大丈夫だろう。


まぁダウンロード同様、半日は目を覚まさないだろうが……


まぁこれで準備は整った!

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