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おい異世界!商売舐めるなよ!  作者: クロアリ
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第27話 バカばっか


ミッシェルのとこに向かおうかと思ったが、妙案が浮かんだので先にイヴを回収しに店長室へ向かう。


店長室は一階、薬品部門作業場とは別にあり、置いてあるパソコンに各部門の売り上げデータを日毎で見れるようになっている。詳しく見れば、商品毎に見る事も可能だ。一応各階にもパソコンがあるが、まだ使い慣れていないので皆そこまで気が回らないようだ。これで商品の推移を見るのは暫く俺の仕事になるだろう。


イヴを拾って地下一階に向かう。


地下一階は監視室以外にはなにもない。デパ地下作るつもりだったのだが妙案が浮かんだので、一旦そっちを作ろうと思う。



「イヴ、牢屋を複数作って天井を転移空間にしてくれ。転移空間の先は各階の落とし穴で」


「畏まりました」



ゴゴゴォ



地鳴りとともに牢屋ができあがる。監視室からミッシェルが出てきた。



「すまん、うるさかったか?」


「いえ、いいんですが…牢屋ですか?」


「あぁこれからバカもオマケに釣れると思ってな」


「バカですか…」


「バカだな」


「店長…私のこと忘れてなかったですか?」


「わ、忘れてなんかないんだからね⁉︎」


「店長ちょっと気持ち悪いです」


「ごめん、ごめん。でも妙案が浮かんだから許してくれ」


「妙案?」


「イヴ、ミッシェルの胴体に兜型カメラ設置、監視室中央に大型モニターをセットして繋げて。あと音声も繋がるようにしてくれないか?」


「畏まりました」



ミッシェルの胴体の上、つまり頭がある位置に兜が作られる。目の部分はカメラになっていて……モノアイだと!ってかこれは……ザ○?いやド○?

黒い兜はモノアイで見た目ド○だ。



「イヴ、ちょっと遊んだか?」


「マスターが構ってくれないので寂しかったのは私もですからね」



あぁー俺の責任なのか?でも女性の頭部がド○ってどうなの?



「ちゃんとお揃いの漆黒の鎧も作りましたよ。普段から着るには厳ついので監視室にあります」


「そ、そうか……」



ド○風鎧じゃなければいいが……



「私の頭置く場所が……」


「着脱可能ですから落ち着いて下さい」


「……よかった」


「監視室に入るぞ」



監視室に入ると一際大きなモニターが目立つ。部屋の隅に黒のワンプレートの鎧がある………



「イヴ……」


「私は好きですよ。ガイ○」



いやいやいや、ド○っぽさ追求しなくていいから。



「うわぁ〜」



ミッシェルはキラキラした目で鎧を見つめてる。死神と比喩されるデュラハンに黒い鎧は嬉しかったらしい。

いいのかそれで⁉︎黒ってか、灰じゃないか?言わないけど。



「でだオープン後、ミッシェルは忙しいくなると思うんだ。多分、勇者以外のバカも出てくるだろうからね。ただ、ミッシェルは1人しかいないから、頭はココで全体を監視しつつも、体は問題解決に向かって欲しい。手が足りなかったらイリム、リリス、アテナ、リュアス、アンガス、マリーにも応援頼む感じで。通信機のボタンはこっちで、頭のカメラはこの大きいモニターに映されるからね」



大きいモニターの前にはボタンが6つある。



「頭部だけでどうやって押しましょう……」



しまった……頭だけじゃ押せないよね。

どうしようか……



「そんな事もあろうかと魔力感知で押せるようにしておきました」


「ナイスだイヴ!」


「了解しました。では、早速鎧を着て巡回に慣れてみます。巡回ルートや死角を確認したいので」


「あぁよろしく頼むよ」



ーーーーーーーーーーーーーーーーー



一週間はあっと言う間に経過してリニューアルオープンを果たした。


国からは盛大にスクランブルのオープンを祝ってもらって、国に有益なダンジョンとして紹介された。もし、ウチに危害を加える者がいれば罪に問われる事になるのだが……


入り口では



「ここがダンジョン商店か!死にたくなければぁぁぁぁぁ」


「落とし穴牢獄に一名様ご案内です」



エレベーター前でも



「お客様、未会計の商品をお持ちですね?」


「くっ…見つかったか…仕方ない!」



冒険者風の男は武器を抜き、ド○装備のミッシェル体を攻撃しようとするが…



「甘いですよ!」



ミッシェルはバズーカを背中から取り出し発射した。アテナの糸で作った取り網弾だ。



「なんだこれは⁉︎き、切れない⁉︎」


「牢獄に一名様ご案内でーす」



男はズルズルと引きずられていった。イヴがネタで作った物だが、案外役に立つ。魔法阻害効果もあり、パーティで攻められても安心だ。イヴは「ド○はやっぱりバズーカですよね」なんて言っている。ヒート○ックスも良いと思うよ。



レジでは



「ネェちゃん、死にたくなかったらありったけの魔道具をだしな」



男がイリムの首にナイフを押し当てているが……


トン…


男の背後にもイリムが現れ逆にナイフを首に当てている。



「なっ!」


「遅いですね。それは残像です」



男はその後縛られて牢獄に連れていかれた。

俺のギフトは奴隷解放しても失われなかった。むしろ従業員全てに効果があるようだ。何が条件なんだろう?使ってる意識はないんだけどな。


牢獄に連れていかれた連中は牢獄で徐々に魔力を吸われている。一定の場所なら魔力をDPにする事もできるらしい。カラカラまで吸い上げて気絶させたら騎士団にあずける手筈にした。まぁ激しく抵抗されたらヤル気だが、まだまだ大丈夫そうだ。


って訳で、国から注意してあるのにバカばっかが湧いて出てきてる訳だ。普通のお客様に迷惑だからやめて欲しい。勇者の件が終わったらレオさんに相談しよう。


そんな事を言っていたら……



「ここが魔族ばかり雇ってるダンジョン商店か!俺が駆逐してやるぜ!」



勇者(大バカ)が来店した。


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