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色ノ唄ガ聴コエル  作者: 灰兎
第3章-銀の瞳-
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しろいへや。





しろいみち。





しろいひと。






しろのなかにいる、いろ。





イロがあるのは、ぼくたちだけだった。


イロがあるけど、みんな’’シロ‘‘になっていっちゃった。



’’シロ‘‘になるのはびょうきだっていわれた。



いつ’’シロ‘‘になるのかな。

こわかった。







あるひ、ぼくのまえにキンイロがいた。



キンイロといたら、むねがホカホカした。



こんなこと、なかったから

すこしこわかった。



でも、あのホカホカをもっとほしくなった。



だから、ずっとキンイロといたかった。



おはなしできないけど、キンイロといたかった。




「ふぃおね‥‥」




キンイロをふぃおねとよんだら、おはなししてくれるかも。




だからずっと、ふぃおねをよぶ。





そしたら、ギンイロがでてきた。




ギンイロは、ぼくとおはなししてくれた。



ホカホカがふえた。



だけど、




せんせえはギンイロと会っちゃダメっていった。






ギンイロといたらびょうきなおらないって。






「れび‥‥あいたいな」




でも、ギンイロとはあえない。




これが、サビシイってこと?




「れび‥‥‥れび‥」






ぼくは‥‥









しにたくないよ‥‥‥。





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