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作者: ルーシュ

ある国で、人質事件がありました。


「この男を死なせたくなきゃ、今すぐ王さまを殺して首を持って来い!!」

すると王さまは言いました。

「一般市民の、何の価値も無い男のために、どうして私という、国で最も価値のある者が死ななければならないのだ?」

王さまは、人質ごと犯罪者を殺しました。




ある国で、人質事件がありました。


「この男を死なせたくなきゃ、今すぐ王さまを殺して首を持って来い!!」

すると王さまは言いました。

「国民あっての国。国あっての王。国民のためなら、私は喜んで死のうぞ」

王さまは、大臣に頼んで自分の首を犯罪者のもとに持っていかせ、人質は無事に解放されました。




ぁる国で、人質事件がありました。


「この男を死なせたくなきゃ、今すぐ王さまを殺して首を持って来い!!」

すると王さまは言いました。

「あぁどうしたらいいだろう。人間の価値など比べられないから、私にはどちらが死んでいい人間か分からない」

王さまが悩んでいると、人質は殺されてしまい、その後、その事件の責任をとって王さまも死にました。




ある国で、人質事件がありました。


「この男を死なせたくなきゃ、今すぐ王さまを殺して首を持って来い!!」

すると王さまは言いました。

「特殊部隊出動!!」

王さまが叫ぶと、犯罪者は捕らえられ、人質も無事でした。




ある国で、人質事件が――


〜END〜

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― 新着の感想 ―
[一言] どうも初めまして、春功といいます。私も物書きの端くれです。 こんな形で「選択」を表現するとは驚きました。しかし、小説の形としては分かりづらいものもありますよね。 なかなか良い出来だと思います…
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