表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
狐の末社  作者: 坪原 衣音


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

26/54

冬から春へ

冬休みも、美優と晴風は、秘密基地に行って、ゆっくり過ごしたり、探検したり、宿題を一緒にやったりして、過ごした。

年が明けて、3学期は、あっという間に、過ぎて行った。

美優は、相変わらず、ゴミ箱や校内に、"落とし物”がないか、チェックするのが、日課になっていた。

晴風も、まだ、虐めは、続いていたけれど、今まで通り、学校に来ていた。

変わった事と言えば、晴風が、塾に通うようになった事だろう。

なので、毎日、秘密基地に来ていた晴風は、週に1日、塾のある日は、来なくなった。

美優も晴風が来ない日は、早く家に帰ったり、友達と学校で喋ったりして、秘密基地には行かずに、過ごすようになっていた。


そして、春が来て、2人は、3年生になった。

進級すると、クラス替えがある。

美優は、密かに、晴風と、同じクラスになるように、願っていた。

そして、鮫川さんと晴風が、違うクラスになるように…。

始業式の日、新学年の下駄箱の所に、新しいクラスが張り出された。

ワクワクの様な、それでいて、不安と期待の入り混じった気持ちで、クラス発表の紙を覗いた。

そこには…

3年3組のところに『村田 美優』の名前を見つけた。

3組の紙をよく見て、他に誰が一緒かを、確認した。

『木崎 晴風』の名前を見つけ、心の中で、ガッツポーズをした。

2年生で、仲の良かった、杏奈ちゃんと香織ちゃんは、違うクラスだった。

そして、3組の名簿を、もう一度確認して、美優は、固まった。

『鮫川 琴乃』

同じクラスに、鮫川さんの名前があった。

(なんで!?はるちゃんと鮫川さん、同じクラスになっちゃってる。。。

先生たち、はるちゃんが虐められてること、知らなかったの?!)

カバンの紐をギュッと握り、唇を噛み締めた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ