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デュアルライフ  作者: しき
本章
24/39

激突

 カイト、先希(さき)は天井人氷室と対峙していた。氷室は一見すると一般的な青年の姿をしていた。

「あなたたち。何用ですか。この世界で最上位の天井人であり神の代行者の道を遮る意味わかってますか。」

 氷室は強気で威圧する。カイルは何か言い返したかったが相変わらず声が出なくなっているので戦う姿勢だけ見せる。

「神の代行者様には反抗期ていう風に見えるのかしら。この世界の人々達だって希望はないかもしれないけど必死に生きてるの。それぐらいもわからない神様なら要らないけど。」

 先希(さき)は挑発する。

「言ってもわからないかもしれないですがこの世界は変動数が限界で言わば末期状態なんです。まあ、話しても無駄でしょうから実力行使と行きましょう。」

 氷室は神技「必ズ訪レル終ワリ」を使用する。あたり一面が地面ごと塵となりとても深い奈落となった。

 先希(さき)がカイトの前に出て究極ノ特技アルティメイト・スキル改竄(アイディアライズ)を使用し氷室の神技に干渉し、自身の周囲だけ神技の範囲外とした。

 先希(さき)とカイトは能力(スキル)飛翔(フライ)を使用し、空中から氷室に接近する。

カイトは独自能力(オリジナルスキル)反理ノ斧(リベラル・アックス)で精製した斧で氷室を切りつける。アリアとの修行の中で対天井人の能力(スキル)も身に着けていた。

 氷室は斧を生身で受け止めるが痛みはなさそうだ。それどころか攻撃したカイルが激痛に襲われ倒れる。カイルはすぐさま究極ノ特技アルティメイト・スキル生命の息吹(リザレクション)で復活する。

「感心しました。まさかそこまでたどり着いているとは。」

 氷室は神技「封殺剣」で無数の剣を精製してそれを飛ばす。先希(さき)は氷室の神技に干渉し剣が持っている確殺の効果を打ち消すが剣そのものを消すことはできず無数の剣の串刺しとなった。先希(さき)の回復に気を取られたカイルは氷室の神技「終焉ノ魔物」によって生成された無数の魔物によって蹂躙された。


 




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