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吾輩は神によって殺され悪魔の手によって過去に蘇った  作者: 赤い獅子舞のチャァ(実際の人物及び団体とは一切関係在りません)
大戦英雄記

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じいじと孫

          じいじと孫

僕は美樹、悪魔によって明治の時代に逆行転生し、転生後一度目の人生で色々やらかしたら、そのお陰で父に怖がられて居た、まぁ途中からうまく利用する方向で煽てて使ってやったらいい具合には成ったけど。

その後、ある事件で命を落とし、自分の娘に転生したのである。

まぁ、あの事件が無くとも自ずと死に向かって居た肉体ではあったのだが。

そして僕は今、前世と同じように神童と呼ばれ始めている、今度は兄修輔と一緒にだ。

父、もとい爺様はまた僕の事を恐怖の対象のように腫物のように扱うのだとばかり思って居た。

だが、全くそのような事が無く、少々困惑している。

「美樹や、こっちへおいで、じいじのお膝に座りなさい。」

何だこのベッタベタ加減は、少々ウザい程である。

仕方が無いので社交辞令と捉えて対応する事にした。

「はい、おじいさま、聞いて下さい、私、今度4月から飛び級で大学生になるんです。」

「そうかそうか、美樹は賢いなぁ、お前の父も神童と呼ばれたほどの物だったが、お前も神童じゃな。」

何なんだ、この扱いの違い、前世では畏れていたじゃないか、何でそんなに恐れられていたのかは知らんけど、ここまで扱いが違うと脱力するほどの衝撃だ。

そこまで男か女かで違うのか?

いや、もしかすると孫だとそんなにまで可愛いと言う事なのか。

そう言えば幼いながらに母と姉を支えた修輔もじいじとの相性は悪く無かった気がする。

と言うか脅威に感じて居ないようだったな、じいじ的に。

じゃあ前世の僕をあれだけ畏れたのは一体何故だったのか、解せぬ・・・

やはり孫は掛け値なしに可愛いと言う奴なのかも知れない。

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