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吾輩は神によって殺され悪魔の手によって過去に蘇った  作者: 赤い獅子舞のチャァ(実際の人物及び団体とは一切関係在りません)
明治技術革新編
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未来エンジン・・・?

海軍大将閣下(未来人)のおかげで休暇を取り損ね、結局睡眠不足のまま開発に戻ってしまった一太郎、ロータリーエンジンはどうなるのか?

             未来エンジン・・・?

皆様、如何お過ごしでしょうか?

小官は海軍大将閣下殿のお陰で早退と休暇を取り損ねてしまい相も変わらすナチュラルハイ状態で有ります。

もうね、うっかりボルト一本転がっても可笑しいと言うぐらいテンションが張り詰めております。

正直ヤバいかもしれません。

でもロータリーエンジンに取り掛かり始めてしまったので切り所が無くなってしまいました。 このロータリーエンジン、前世の歴史では、開発者も使い所を見つけられず、冷却にも失敗し、結局扱いきれなくなって、未来のエンジンだ、等と小馬鹿にされ、”未来エンジン”と揶揄された経緯が有ります。 そんな事思い出しただけでも可笑しくて可笑しくて脇腹抱えて蹲る程です。

この妙なテンションの中、ロータリーエンジンを船舶用にしてしまったらどうかなんて言う破天荒な考えに至ってしまいました。

試しに12ローター×2ラインの巨大ロータリーエンジンなんて設計図を書いてしまいましたがこんなもん絶対に冷却が出来るはず無い物であるとすぐに結論が出るようなものでありました。 そしてやっぱり笑い過ぎて蹲っております。

にも拘らずコンフュー状態に陥っている小官の脳みそは、ラジエターを船底に設置して海水でラジエターを冷まして中にフロンを通して冷却なんて言う悪魔的な冷却プランが・・・

正直言ってこんな環境破壊の申し子の様な冷却方法通常では考えられないのですが、そんな図面書いてしまって少々興奮気味でありました。

で、様々な方面から計算しまくった結果、無茶苦茶熱くなったラジエターを海水で冷やすと瞬時に水蒸気になって気泡が出来まくってしまう、気泡が大量に出れば当然スクリューは空転するだけになり速度が著しく落ちると言う身も蓋も無い結果が出まして挫折。

そして又しても爆笑。 笑い過ぎて窒息のあまりショックで気絶して24時間そのまま爆睡、目が覚めたら正気に戻りました。

睡眠時間がいかに大事かと言う事を思い知りました。

それにしてもここまでロータリーエンジンの扱いに難儀するとは思って居なかったのでこの辺でちょっと諦めて方向転換、8気筒星型エンジンと10気筒水平対向エンジンで考えを見直して見た結果、個人的に水平対向のが好きと言う事で空冷水平対向エンジンを組み上げる事にしました。

艦船用のエンジンには24気筒直列ディーゼルエンジンを図面に興す事にしました。

結果、発明者も発明時期も変わった事になるロータリーエンジンは、結果的にやっぱり”未来エンジン”と揶揄されて倉庫の奥深くに眠る事となる・・・・・ゴメンね。

冷却機関の方がデカくなり過ぎるのが最大のネックでした。

もっとコンパクトで効率のいい冷却装置が作れるようになるまで封印です。

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エンジンの図面が完成した小官は次の布石として、水陸両用装甲車の設計に取り掛かるのだった。

これが有ると上陸して来た敵に対して海側からも兵を送る事が出来るので容易に挟み撃ちに出来る。ある意味この時代なら最強の防衛兵器である。

まぁ、強襲揚陸戦も出来るが・・・

重装歩兵八名と砲手、総舵手の一〇名乗り、回頭砲台に20mm重機関銃と60mm小型榴弾砲を装備すれば、完全に歴史を塗り替えられる。

夢中で設計図を描いていると、つい勢いで一六式機動戦闘車迄設計図を書き始めて居た・・・この時代にあの車両あったら戦車の歴史が丸々変わっちゃいそうだな・・・

序でに一つ、ロータリーエンジンから離れた事で新しくエンジンのプランが思い浮かんだ、ガスタービンエンジンである・・・

むしろこっちが未来エンジンな気もするのだが・・・

一寸ばかり仕事が立て込んでおりまして、更新ペースが少し落ちると思いますが頑張って更新して行きますので見捨てないでね(はぁと)(きもっ!)

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