表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

夕方、ファーストフード店にて

作者: 中沢プリ子

ポエムです

全てをさらけ出して愛し合える

そんな相手が欲しかった

幼くても

その後互いに成長し合えばいい

全てを一度相手に預けられるような

そんな依存

自分の持ち物がまだ少ない内に

丸出しにして愛し合える純粋さが欲しかった

そうしていれば傷付け合いも浅かった

もう

今では色々な物を持ち過ぎている

大人になればなるほど

何も持てなくなる


抱きしめたい訳じゃない

泣きたい訳じゃない

本当に愛している訳じゃない

だから手すら握れない

安易に抱き合えない

もう

子供ではないから

あまりにも真実が見えてしまうから


高校生の男女が指を絡ませ合い見つめ合う

そんな夕方に




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ