ワンダーランドの人々 三冊目
ネタバレ注意! 三冊目(第十七面~第二十二面)は読み終わっていますか?
○イグナート・ヴィノクロフ
大烏。男。25歳。身長177cm。
烏の翼が生えている。
何でも屋のギルド・コーカスレースのオーナー。少々鼻に付く性格。
光物が好きなので儲けた金でひたすら着飾っている。
○チャド・ドジソン
ドードー。男。70歳。身長166cm。
ドードーの翼が生えている。
コーカスレースの創始者。イグナートの育ての親でもある。
飛べない鳥であると同時に高齢なので本部での待機が主な仕事。本気を出せば相当強いらしいが……。
○ハワード・オーウェン
梟。男。32歳。身長181cm。
梟の翼が生えている。
頭脳明晰なコーカスレースの司令塔であり、街でも人間達からひと目置かれている。大学に出入りしているのをしばしば目撃されている。徹夜業務に追われているため昼間は眠い。社畜体質。
○レベッカ・ダックワース
アヒル。女。38歳。身長159cm。
アヒルの翼が生えており、手足に水かきを持っている。
良家の奥様であり、コーカスレースは金持ちの道楽のようなものだが「遊びではなく本気」と本人は語る。
○エルシー・ロブソン
インコ。女。18歳。身長156cm。
緑のセキセイインコの翼が生えている。
コーカスレースの元気印の少女で、看板娘的存在。相手の言うことを繰り返したり、自分が喋っている時に同じことを何回か言う癖がある。
○ヘレン・カルバハル
カナリア。女。20歳。身長162cm。
カナリアの翼が生えている。
かつてはコーカスレースの依頼人だったが、その仕事ぶりに感嘆して所属を決めた。レベッカのことを慕っており、彼女のような大人の女になりたいらしい。
○グスタフ・シルタ
鵲。男。65歳。身長169cm。
鵲の翼が生えている。
コーカスレース発足の頃からいる古株。チャドとはプライベートでも親友。
まだまだ現役と言っているが、イグナートからは無理をしないよういつも釘を刺されている。
○ティリー・イーグルトン
鷲の子。男。10歳。身長138cm。
鷲の翼が生えている。
コーカスレースのことをヒーローか何かだと思っている男の子。無邪気で残酷、まさに子供。
○セリーナ・パレワ
鳩。女。27歳。身長165cm。
鳩の翼が生えている。
依頼の受領や完了の報告、報酬の受領など、コーカスレースの渉外を務める。普段は郵便配達などをしている伝書鳩。
○クラウス・カザハヤ
青のスペードのジャック。王宮騎士。男。18歳。身長167cm。
まだまだひよっこな新人騎士。エドウィンの弟。
周囲からは騎士には向いていないと評されている。愛剣はエストック。