基本資料Ⅲ 語られる言葉
・アリス
不思議の国に迷い込んだ物語の主人公の少女であり、有主に付けられたあだ名。ワンダーランドでは何か意味のある言葉のようだが……。
・王宮騎士団
ワンダーランドの王宮を守り、王族の警護をする騎士団。士官学校で好成績を収め、試験に合格しなければ入団することはできない。騎士になると番号が自動的にジャックへと変わる。本部は王宮の敷地内にある。
・王国軍
ワンダーランドの軍隊。陸軍、海軍、空軍に分かれており、必ずしも士官学校卒でなければならないということはない。国を守ることが主な仕事。本部は街の外れの方にある。番号はジャック固定ではない。
・おかしなお茶会
北東の森で開かれているお茶会のこと。また、それに参加している帽子屋、チェシャ猫、三月ウサギ、眠り鼠のことを指す。狂ったお茶会とも。
・コーカスレース
北東の森、岩の広場を拠点とする鳥達による組合。何のギルドなのかを訊ねると「何でも屋のギルド」と返される。創始者はドードー。現オーナーは大烏。メンバーは梟、アヒル、インコ、カナリア、鵲、鷲、鳩。
・スート
ワンダーランドの国民を管理する際に使われるハート、スペード、ダイヤ、クラブの記号のこと。いくつか色がある。
・影の兵団
ワンダーランドに現れる正体不明の武装集団。影を纏い影に消える。ポーン、ナイト、ビショップ、ルーク、クイーン、キングで装備や攻撃方法、移動の仕方が異なる。夜の森に現れてトランプを襲い、ドミノには手を出さないとされる。
・獣
ワンダーランドの国民。ヒトではない動物の特性を持つ者達であり、ヒトとは異なる耳を持つ者や翼を持つ者などがいる。二つ名で管理される。基本的に森に暮らす。
・人間
ワンダーランドの国民。ヒトのこと。スートと番号で管理される。
・番号
ワンダーランドの国民を管理する際に使われる数字のこと。2~10は一般国民(国軍人含む)、Aは大商人(貴族階級ではないものの大きな力を持つ者に与えられる)、Jは貴族及び王宮騎士、Q・Kは王族。