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治る身体の異世界ライダー  作者: ツナサキ
三章 生きるために
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三章08 楽しいゲーム

 「はーい、それじゃあ始めまーす!」


 朝。

 と言っても太陽がほぼ真上に来ているような時刻だが、だるそうにしているはずの俺なんかお構いなしにアルシアはテンションが高い。

 どうやら昨日はあのまま絞め落とされるみたいに眠ってしまったらしい。目が覚めると消耗してなかったアルシアが既に起きて目の前にいた。そして何かやるための準備をしているから待っていろとアルシアに言われて今に至る。


 「何をするん、ですか?」


 「今からとあるゲームをします!」


 「はいヨル、これを持ちなさい?」


 屋敷の外に出るとすでに待機していたライナが俺に向かって歩いて来て、持っていた大きめのナイフを俺に手渡してきた。


 「ナイフ……」


 「そう、これから『鬼ごっこ』をします!」


 アルシアは嬉しそうに楽しそうに言う。

 だがこの鬼ごっこは普通じゃないんだろう。きっと俺が逃げる側なのは間違いないが、そんな俺にナイフが持たされるんだもんな。

――――また、痛い思いすんのかな……


 「ルールは簡単、ヨルが勝ったら豪華なご馳走。負けたら罰が待っています!」


 「ご馳走」


 そういや連れて来られてからまともに食事をしていない気がする。体全体がだるいのはそんな状態で血を流したからか。


 「お、ヨルの目の色が変わった。そんなに食べたい?」


 「……罰よりは良い」


 「んふふー、そっかそっか。それじゃ詳しいルールは開始してから説明するからヨルは逃げてね」


 「どこに?」


 「どこでも良いよ、特に制限は無いから。屋敷で逃げても、森に逃げても、どこかの人家に逃げても。ね」


 人家は……無理だな。

 まずアルシアたちがここを拠点としている以上この辺りで無茶をしても気づかれない所なんだろう。でなきゃ森に逃げて良いなんて言うわけが無い。まあ……ナイフ一本でこの樹海のような森を踏破できるはずも無いが。


 「……どこでも良いの?」


 「うん」


 「じゃあ、森に逃げる」


 ぶっきらぼうに言い残して俺は打ち棄てられた石の廃屋敷を背にして茂みへと足を踏み入れた。


 「っうわ……!」


 樹海だとは思っていたがかなり暗い。

 陽光を遮る程に木々が密集している。それに何か大型の獣でも群生していそうな気配がする。奥へ奥へと進んでいる内にアルシアたちの潜む屋敷すらも見えなくなってしまう程だ。


 「これなら……隠れてた方がいいんじゃないのか?」


 『それはやめた方がいいよ』


 「っうあぁ!?」


 急に耳元で声が――――


 


 「誰も、いない……?」


 そんなはずは。

 確かにアルシアの声が耳元で聞こえた。それこそ口が耳に触れるくらいまで近い声だったのに、それなのに見えるのは暗い木々だけだ。


 『アハハハ! ビックリしてる!』


 「何だ、何だよこれ!」


 『これはスキルだよ。ただし、私のでも、姉様のでもないけどね』


 スキル。アルシアの力……ではない。アルシアの力はレイル・ロードの力のはずだ。じゃあ誰の、ライナか?

……待て、確か従者の中にはたまに生前のスキルを使える個体がいるって……スキル持ちの従者の力って可能性もあるのか。


 「まさかこれ、従者のスキルか……?」


 『おぉ知ってるねヨル。これはまあ……簡単に言うと言葉を届かせるスキルだよ。ちなみに別なスキルでヨルのことも見てるよ』


 「盗撮に盗聴かよ……」


 そうかよ、死んだ人間のスキルを使えるのならそういう事も出来るわけか。って事はベルウィング邸で俺の首を絞めたのは本当にアルシアの仕業で、複数のスキルを組み合わせての犯行だったのか。俺の首を絞めた物体に干渉するスキル、音を拾って送るスキル、視覚を飛ばすスキルって感じか。


 『それじゃ詳しいルールを説明するね』


 「……ぁあ」


 『まずヨルが勝ったら豪華なご馳走。負けたら罰は聞いたよね』


 「聞いた」


 『まず逃げたヨルを屍が、つまり君達の言う従者が追います。従者はそうだね、走りと歩きの中間くらいの速度でヨルを追うよ。従者に捕まったら罰としてご飯抜きだね』


 従者が鬼か。

 幸いと言っていいのだろうか、それなら逃げられそうではあるが……


 『ざっと五十体くらいかな?』


 「っ五十……!?」


 『うん、多いかな? でもその代わり、従者はヨルの持つナイフで三回斬られたらその従者はしばらくの間動きが止まる様になってるから大丈夫!』


 何が大丈夫なんだ。

 五十体の追ってくる従者からナイフ一本で逃げろってのか……!


 「そんな、多過ぎる……!」


 『そうかなぁ』


 「無理だ、いつまでやるのか知らないけど無理だ!」


 「でもこのくらいが丁度良いはずだから大丈夫だよ。あと、姉様も追う側として参加するよ」


 「なっ……!?」


 『でも安心して、姉様は走らないから逃げきれずに即座に捕まるなんてことは無いから』

 

 だとしても……!

 あのライナがいるんじゃ見つかった瞬間叩きのめされるんじゃ……


 『その代わり姉様に捕まった場合は……ご飯抜きよりももっと酷い罰が待ってるからね……?』


 くっそ……もっと酷い、だと。

 昨日あれだけ血を流しているんだ、飯抜きだって相当辛いのに、まだ酷い事するのかよ……!


 『ちなみに時刻制限は日が落ちるまで』


 「……っ」


 『大体ルールは説明したかな? ゲーム中に聞きたい事があったら呟けば答えてあげるね。これで大体ルールは説明したから、復唱してみて?』


 復唱しろって?

 ルールの確認か。えっと確か、


 「ゲームは鬼ごっこ。従者に捕まったら俺の負け、逃げきれたら俺の勝ち。従者は三回斬られたらしばらく動きが止まる。ライナも参加するが走らない。制限時刻は日が落ちるまで……そして勝てばご馳走負ければ、罰」


 『うんオッケー。それじゃあ始めるよ、ゲーム……スタート!』


 耳元で響くようなアルシアの声がゲームの開始を宣言した。 


 「……う」


 その瞬間、森の空気が少し変わった気がする。

 不安を煽る樹海とはいえ、ここは木々の密集する森だ。漂う空気はそれなりに澄んでいる。けど、その空気が淀んだ。血生臭い従者が五十体も放たれたからか鼻に付くような腐臭が澄んだ空気に紛れ込み始めた。


 「ただ無策で逃げ回ってるだけじゃ数の差で潰される。どうするか……」


 確かアルシアは隠れるのはやめた方が良いと言っていた。理由は言っていなかったがこれだけ視界が開けない樹海なんだ、隠れるのが悪手では無いだろう。なら隠れて、見つかったら逃げられるような策を構えておくのがベストか。


 「ナイフ以外で従者に傷をつけた場合は?」


 従者が既に俺を追ってきている。音で見つかる危険があるかもしれないから小声で呟く。さっきの俺の声も聞こえていたアルシアの事だ、これも聞こえているんだろう。


 『行動不能の傷にはカウントされないよ、行動不能に出来るのはナイフの傷だけで三回。まあでも、カウントされないだけでやる分には問題ないけどね』


 またアルシアの返答が耳元で響く。

 聞いた内容をまとめると……従者を行動不能させる方法は二つ。一つはナイフで三回斬る、もう一つは木片やら石やらで動けなくなるまで叩きのめす……かな。

 労力的にはナイフの方が圧倒的に簡単だが、後者も使って臨機応変に動かなくては簡単に捕まるだろう。


 「なら……」


 まずは手頃な枝を、これでいいか。

 この落ちていた枝の片方をナイフで鋭く尖らせる。


 「あんまりやった事無いけど……ん、いけるな」


 なるべく音を立てないように動きながら、拾った枝を鋭く削る。鋭くと言っても多少だけでいい。少しだけでも力を加えれば刺さる位に削るんだ。

 後は、植物のつるとか無いかな……それを使ってあるものを作りたいんだが、


 「……っ?」


 結構遠いか……?

 何か茂みが揺れるような音が聞こえた……気がする。気のせいではない、確かに聞こえた。風で揺れる音じゃないな。

……っ、従者か。


 「もう来た……!」


 屋敷からどのくらい離れた?

 もう見えないくらいまで離れているが、気配は屋敷の方角からではない。反対方向だ。って事は既に従者は森全体にいるのか……? とにかく、逃げるべきか? 行動不能してもそれは時刻が立てばその従者は動き出す。


 「はっ、はっ、はっ……! くっ、ぁ」


 なるべく音を立てないように、背を低くして走るんだ。俺の身体は大きく無いし背も大きいわけじゃない。慎重に移動すれば見つかるリスクは激減するはずだ。


 「くっ……はぁはぁ、ふう。これ……邪魔だなっ……」


 即席で槍を作ったのは良いが長いから森を走るのには邪魔だ。向き合って使うならまだしも、逃げるんなら作るんじゃなかった。だがナイフ一本の装備で従者、それもライナから逃げきれるとは考えられないからこれは絶対にいる。捨てるわけにはいかな――――


 「ぐっ!?」


 前から感じていた気配を背にするように逃げていたがまたしても前から従者の気配。


 「……」


 咄嗟に飛び退いて木の陰に隠れたが、見つかったか!?

 問題なのはあの従者がどうやって周りを把握しているかだが……嗅覚だったら隠れたところで意味は無い。確か従者は生前持っていた五感の内いくつかを使って動くって聞いているが。中には壊れている感覚もあって全てを使える従者は極少ない。


 「ウ、グァア」


 バレてはいないようだ。とっさに隠れた判断が良かったか、でも後ろに逃げれば挟み撃ちに遭うのは間違いない。前には従者一体だけだ。突破するべきか……横に逃げるべきか。


……横はダメだ。周りは従者に囲まれてるな。見つからないように逃げてもいずれ縮まって来た包囲網に捕まって複数の従者に襲われる。なら多少気取られても何処かを突破して身を潜めるのが最善。


 「三回斬りつければ行動不能……落ち着いて、心を静めればやれるはずだ」


 意識が研ぎ澄まされているのかわからないが従者の気配を強く感じる。空気の汚れとか茂みの音とかではない、何か邪悪な気配がへばりつく様な感覚を全身が捉えている。感覚というよりは本能が捉えているというような感じだ。見てなくてもその本能と聞こえる音で大体の位置が把握できる。


 「すぅ……はぁ……っ今だ!!」


 「!」


 一気に木の陰から飛び出し這うように姿勢を低くして前方の従者に近づく。従者はこちらを捉えたように振り向こうとしているが、死体と俺じゃ動きの速度が違う。いけるぞ!


 「っ!?」


 思ったより人の姿を残しているがそんな事は気にしていられない。やらなければやられるんだ。

 心臓が鼓動を途轍もなく速めているのを感じる。走り出したのと、恐怖が混ざっているんだろう。従者は苦手だ。あんな悍ましい見た目をしながら生物を襲う。ライナは別の従者とは似ても似つかない程に人間みたいだがこいつらは嫌いだ、吐き気がする。


 「くらえ……! ベルウィング邸で刃物振る位教えてもらったんだからな!」


 深く突き刺す必要はない。

 練習でやった時みたいに従者の体表をなぞる様に切り込みを入れる。それを三回だ。


 「……っ二回! さんか―――――」


 「グェアァア!」


 「っ!?」


 千切れかけた腕を振り回して――――


 「んがっ! その位……当たるかよ!」


 持ってて良かったな、即席木製槍。

 流石に長いからナイフじゃ無理な弾くという防御が出来る。流石に俺の腕力じゃ手が痺れる位の衝撃があるが奴は腕を伸び切らせて怯んだ。


 「これでっ……!」


 三回目。

 足に一回身体に二回。それで従者は全ての動きを止めた。軽傷としか言えない傷だが、アルシアの言う条件は満たした。従者は予想とは異なり崩れ落ちることなくただ時が止まったかのように静止している。


 「っは、はっ、はっ、く……」


 落ち着け。

 鼓動を静めろ。

 俺は勝った、この従者は動かない。


 「はぁ……ふう……」


 たった一体相手にこれじゃあ……先が不安だ。カルトの下で訓練はしたはずだが、こんなものなのか?

 違う、違うだろう。身体は動く、それに心が付いて行っていないんだ。恐怖が、緊張が心を乱して鼓動を速めている。これじゃあ囲まれたらお終いだ。慣れろ慣れるんだ。鼓動を早める原因を無くす。そうすればもっと動きが、


 


 鼓動を速めているのは本当にそれだけか?

 従者を刻むのを楽しんで、興奮しているからじゃ―――――――


 「っまた近くに……!」


 見えないが音がする。

 一体の動きは止めたがここを離れよう。考え込んでる場合じゃない、今は逃げないと。


 それから俺は走った。見つかりそうになったら隠れて目が回りそうな空腹感に耐えて走る。かなり移動しているが樹海の終わりは見える気配すらなく、そこら中から何かが蠢く気配がする。それを避けるように進んではいるがそれもいつまで持つか……


 「……あ、そういや木のつるを探してたんだった」


 交戦に夢中で忘れていた。

 元々ナイフを槍に括りつけて動きを止められる傷を付けられる槍を作るつもりだったんだ。といっても森の中だ、植物のつるならそれこそ腐るほどある。


 「これでいいかな……っよし、これだけリーチがあればそれなりに戦え」


 「戦える?」


 「うっ――――――――!?」


 全身の毛が逆立った、少女の声が俺のすぐ後ろで聞こえたぞ。

 アルシアじゃない……声が違う。馬鹿な。どうしてここまでの接近を許して、


 「ラ、ライナ……!?」


 「こんにちはヨル」


 一気に飛び退いて距離を放したがこの距離は……飛び退く前は手が届くくらいまで俺の背中に接近していたって事に……


 「はっ、はっ……!」


 「ヨルの事だからすぐに捕まって連れ戻されてくると思っていたのだけれど、意外と逃げ回ってるわね」


 「……他の従者ならどこ居るとかそれなりにわかったんだけど」


 「あんな腐肉共と一緒にしないでもらえるかしら。知性があれば思考できる、思考が出来れば工夫が凝らせる。当然の事でしょ? 気配を撒き散らして大雑把に動いている動体の中に気配を殺して動いている私がいれば感知なんてできないわ」


 何も……感じなかった。

 踏み出せば何かを踏み潰す音が鳴る木々の中で何も。


 「くっ……」


 「かなり精度良く屍を避けてるし、その片手間に槍なんて作ってるなんて……『いつの間に後ろに』みたいな顔してるけどそんなに驚く事?」


 「……そう、っだね!」


 何故背後まで接近しておきながら捕まえなかったのかわからないが、槍も作ってリーチがある。それになによりライナだって従者だ、ならナイフで三回傷を付ければ動きを止められる。不意打ちだろうが構うもんか!

 さっきみたいに、刺すんじゃなくて斬り払う感じで――


 「うぁっ!?」


 「でも私を見てすぐに逃げなかったのは間違いね。槍で間合いを伸ばすのは良い案だけれどほら、先端掴まれたらもう腹部ががら空きよ?」


 「―――――っぁ!?」


 っ!?

 槍が掴まれたと思った瞬間、腹に千切れそうな衝撃。蹴り――――


 「――――――――がっ!?」


 内臓が潰れたみたいな異常な感覚がする。ヤバい、これ。腹の底から口元にかけて生ぬるい液状の何かが駆け上がってきた。

 だっておかしいだろ……!

 蹴られて吹き飛び、既にライナが木々に阻まれ見えなくなっている。どれだけ飛んだんだよ。


 「うぇ……ぐっ、ごぇ……」


 何も食ってないから固形物は出てこないが透き通った胃液が強烈な痛みと共に口から流れ出ている。むしろ、死んで無い方が不思議なくらい吹き飛ばされてんだ。


 「ぐぅ……ぁぁぁあああ!」


 胃液の中に赤い染みも混じっている。

 内臓がやられ――――口の中切っただけか。立ち上がれるか、いや無理だ。まだ立てない。まだ倒れ込んでジタバタするしかできないが、


 「ぐふ、ふっ、ふっ、っあ……!」


 けど死んで無い。

 これだけの膂力で蹴り飛ばされてるのに腹が痛い、転がった時の傷がある。ただそれだけで済んでいるのは幸いだ。口から内臓噴き出して即死、なんて事にはなっていない。

 俺って結構頑丈なのかな……


 「っ痛い事には……変わらねぇけど……!」


 でも、なぜ蹴った?

 ライナの目的は俺を捕まえる事だったはず。だったらどうして遠くに吹き飛ばすような真似を、


 「私は走らないって条件だからね」


 「っ……!?」


 吹き飛ばされたライナの方角から声が響いてくる。

 

 「今後ろから捕まえようとしてもヨルは走って逃げるでしょ。だから蹴ったの」


 「っはぁ、はっ、ここから……離れないと……」


 やっぱり逃げるべきだったかもしれない。従者を止めたってだけでいい気になっていた、ライナの見た目が小さい少女だからやれると思った。けど駄目だ、ライナは今まで見てきた従者とは次元が違う。知性を持って効率的に動く、それに従者ですら持ちえない膂力がある。


 「でも捕まえるから、走らなくても捕まえるから覚悟しなさい?」


 腹を抱えながら力無く背を向け走るがライナのどこまでも楽しそうな声が響いてくる。従者に囲まれ、気配が読めないライナがどこかに潜んでいる。俺は逃げられるのか?

 わからない。けどやるしかない、必要であればあの化け物じみたライナにですらこの小さなナイフで立ち向かわなくては……勝てないんだ。

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