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プロローグ
「お前は、俺の傍に居てくれるか? 」
二人して沈んだベッドの上。
私の耳元でそう囁く彼の鼓動は、とても速い。
頭を動かし、彼の顔をみようとすれば更にきつく抱きしめられる。
「冬哉さんが、嫌って言うまでいますよ」
私の言葉にほっとしたように、彼は腕を緩め私の顔を覗き込んで
「分かった。……有難う」
まだほんのり紅いままの頬を緩め、そっと私の髪を梳く。
その優しい指がくすぐったく、少し身をよじらせる。
「怜」
愛しい声が私の名を呼ぶ。
彼の目を見詰めると、甘く甘く柔らかな口付けが降ってきた。




