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深淵の踊り子【完結済み:全23話+スピンオフ3話+資料4話】  作者: ぽこっち
深淵の踊り子スピンオフ〜突撃☆インタビュー〜
29/30

突撃☆インタビュー タディ編

※本作には深淵の踊り子本編のネタバレを多分に含むので本編読了後に読むことを強く推奨します。


また、世界観が崩壊しているので本編のシリアスな雰囲気を大切にしたい方は閲覧をお控えください。

記者 : はい。前回、悲しい事故はありましたが今回もやってまいりましょう突撃☆インタビュー!

今日のゲストはタデリア•パオバルトさん、通称タディさんです!


タディ : おう!よろしくな!

前回リズの奴が何やら迷惑かけちまったみてえですまなかったな。


記者 : 『お、大人だ...!』

(感動しながら)いえ、とんでもないです。早速質問の方に移ってもよろしいでしょうか?


タディ : もちろんだ。ドンドン聞いてくれよな。


記者 : では、一つ目の質問です。

「あの巨大な斧、重くないんですか? 振り回す時にギックリ腰とかならないか心配なんですけど」


タディ : あ~。あれな。まあ俺は鍛えてっから。

最初こそ上手く扱えなかったが、今はすげえ手に馴染んでるよ。あの重量感があるから重装兵も相手にできんのさ。


記者 : なるほど!タディさんの大切な相棒なんですね!


タディ : はっはっはっ。そういうこった。


記者 : ふふ、では次行きますね。

「リズに『馬鹿が』って言われるの、実はちょっと気持ちよくなってたりしません?」


タディ : オイオイ、誰だこんな質問した奴は!?

そんなことあるわけ....ないと思うぞ、うん。


記者 : 『ちょっと怪しい....?』


タディ: でもあいつは出会ったときからそんなだったからなあ。いつも辛辣で、不器用で。

本当、危なっかしくてほっとけねえやつだよ。


記者 : 『ああ、これは完全にシスコンモードだ....!』


タディ : リートニッヒに連れられて、初めて会った時なんてなんて言われたと思う?

「軍には清潔感も必要だぞ。」だぞ!?はっはっはっ。

流石に俺もキレたね!


中略


記者 : .....そろそろ、次の質問に行きますね。

今回はかなり攻めた質問ですので、無理のない範囲でお答えいただけたらと思います。

「あの惨劇(第20項)の時、本当は意識があったんじゃないですか? 鉄格子を曲げた時の感覚、憶えてます?」


タディ : おお...。そうくるかあ。

悪いけど、ぶっちゃけよく覚えてねえな。

何か視界が真っ暗になって、あいつら(リズたち)を忘れそうになって....。そうなってくのが俺はどうしても嫌でな。必死にもがいた結果があれさ。

改めてあいつらには悪いことしたなあ。結局、俺は人を護るどころか最後まで自分の事しか考えてなかった。


記者 : そんなことは....


タディ : 良いんだよ。今の俺にできるのは精々、地獄であいつらに土下座するくらいだからな。

次の質問、行ってくれるか?


記者 : (目頭を押さえながら)....はい。次の質問です。

「リートニッヒが昔夢見ていた『ハンバーグ』、結局二人で食べに行ったんですか?」


タディ : ああ!そんな事もあったな!

実は二人で行こうとしたら、リズが無言でこっち見てるのに気づいてな。あいつも連れて3人で行ったんだ。

リートニッヒのポケットマネーで奢りだったんだが、お察しの通りリズがいるだろ?

帰り道でリートニッヒがこっそり泣いてたのも、今となってはいい思い出だな。

あ、俺は3皿しか食ってないぜ?


記者 : 『リートニッヒさんが不憫でならない!』

えーと、次が最後の質問ですよ。

「リズとリートニッヒ、どっちか一人しか助けられない状況になったら、どっちを選びます?」


タディ : リートニッヒだな。

実は、これについてはリズと予め話し合ってんだ。

お互い、何かあったときは大将(リートニッヒ)を優先するってな。

俺たちは剣だ。例え剣が折れても、あいつという理想がある限り、俺たちは負けじゃねえのさ。


記者 : 両者合意の上での選択。お二人の信頼関係あってこそですね!

それでは、今回はここまでにいたしましょう。

タディさん、どうもありがとうございました!


タディ : こちらこそだ!またいつでも呼んでくれよな。

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