突撃☆インタビュー リズ編
深淵の踊り子、メタ全開のスピンオフ!
物語の中心人物であるリズ、タディ、リートニッヒの核心に迫る質問を、本人たちに答えてもらいました!
※本作には深淵の踊り子本編のネタバレを多分に含むので本編読了後に読むことを強く推奨します。
また、世界観が崩壊しているので本編のシリアスな雰囲気を大切にしたい方は閲覧をお控えください。
記者 : さあ、今回もやってまいりました突撃☆インタビューのコーナー。
今日のゲストは〝深淵の踊り子〟よりリズ•ノクアイズさんです!
リズ : ....何だここは。
仕事の依頼と聞いてきたのだが。
(記者を冷たく睨めつける)
記者 : (少し体を仰け反らせながら)え、ええ。
依頼ですとも!
今回リズさんには、リスナーの皆さんから募集した質問に答えていただきたく.....
リズ : 話にならないな。失礼する。
(席を立つが、扉が見つからない)
? どういうことだ。
記者 : すみません、全ての質問にお答えいただくまで元の場所には帰れないようになってるんです。質問は5問程度ですので、ご安心を。
それに、今ならこの国の名物の一つでもある〝カツ丼〟も食べ放題ですよ!
リズ : (ゴクンと喉が鳴る).....どちらにせよ私に選択肢はないんだろう。それで、〝カツドン〟とはどんな食料だ?
記者 : あ、はい。今ご用意しますね。
中略
リズ : (皿を5皿積み上げ、頬を膨らませながら)なるほど。存外悪くないな。
記者 : そ、それは何よりです。で、なんですが。
....そろそろ質問を始めさせて頂いてよろしいでしょうか?
リズ : ああ。
記者 : では、折角の食事中なので、食べ物に関する質問から。
「リズさんって第9項で10皿平らげてますよね!?普段から大食いなんですか?ていうか、そうだとしたら軍の食料不足、リズさんのせいじゃないですか!」
とのことですが。
リズ : (カツ丼の8皿目を積み上げながら)……普段は7皿程度で我慢している。
記者 : 絶対嘘ですよね!?
リズ : (無言の視線)
記者 : ハイすみません!次行きます!
えーと、
「守備成長率10%って……。蚊に刺されただけで致命傷、みたいな怖さはないんですか?」
だそうです。
リズ : 成長率とは何だ。虫は感染症の原因にもなりうるからな。見かけたら極力排除している。
敵の攻撃?避ければ問題ないだろう。
記者 : あ~。そうかもしれませんね.....。次行きましょうか。
「タディからもらったカランコエのブレスレット、実は寝る時とかこっそり着けてみてたりしません?」
リズ : 寝るときは懐に入れると邪魔だから、枕元に置いている。
記者 : 『しっかり大切にしてるんだ.....』(ほっこり)
リズ : 何だその目は。
記者 : い、いえっ。別に。
さーて、次の質問は、と。
「暗殺の仕事がない日、何してるんですか? 趣味とか……まさか、趣味もナイフ研ぎ?」
リズ : 寝ている。
記者 : は?寝てる?一日中ですか!?
リズ : 寝ている。いつ命が下っても良いようにな。
記者 : は、はあ。なるほど?ではちょっと際どい質問行ってみましょう。
「ぶっちゃけ、タディやリートニッヒのこと『男』として意識したこと、一度もなかったんですか?」
リズ : ないな。戦時中において性愛は時間と気力、体力の無駄だ。
思えば、そんな経験はリートニッヒと出会ってから無くなった気がする。
記者 : そんな身も蓋もない....っていうかリズさん、そういう経験あるんですか!?
リズ : タディと一緒だ。愛だなんだという以前に、生きる手段の一つな訳だったからな。
記者 : (顔が青ざめる)『だとすると約10歳以下で...ヒエッ』
つ、次行きましょうか。いよいよ最後の質問ですよ!
「『変えなければならない、自分のために』という独白。今、自分自身は変われたと思いますか?」
リズ : どうだかな。ずっと変わっていない気がするし、何もかも違って見えている気もする。
今はまだ、答えを出すのは早いのかもしれないな。
記者 : 最後に深い答えが聞けて良かったです。リズさんの事が、ほんの少し分かった気がしますね。
リズさん、お答えいただきありがとうございました!それでは、今回はここらでお開きに....
リズ : 待て。まだ対価を支払い終わっていないぞ。
最初に言っただろう。これは〝仕事の依頼〟だと。
ならば私の腹が完全に膨れるまで付き合ってもらう。
記者 : え?あの、ちょっと.....
リズ : カツドン、10皿追加だ。食べられるときに食べるのが大事だからな。
記者 : ま、待ってください、ああっ番組の資金がっ
ブツッ......ツー。




