マキの『これ、某宇宙世紀のパクリだぜ?
この度は、数ある作品の中からこの物語をお手に取っていただき、誠にありがとうございます。どなたか1人でも、当作品の存在を知っていただけるだけで幸いです。
鹿島市観光協会(K.T.A.)の極秘ドックでは、マダム・フォルツァの不敵な高笑いが響き渡っていた。
「見てちょうだい、仲田さん! 我が暗黒観光協会の技術の粋を集めた、GA-TAL GEAR 専用の追加兵装……その名も『有明・遠隔誘導・多目的・泥ビット』よ!」
マダム・フォルツァがボタンを押すと、赤いMAの背部コンテナから、カニの爪のような形状をした小型端末が数基、空中に舞い上がった。
「ひっ、ひいいい……! フォルツァ様、あれは……どう見ても某宇宙世紀のニュータイプ専用機が装備している『ファ○ネル』にそっくりではありませんか! 権利関係の弾幕が、ガタニウム合金を貫いて私の胃壁に直撃しています……っ!」
仲田事務局長は、いつものように胃を押さえながら、脂汗を流して絶叫した。
その映像を、『ワラスボ・ポーチ』のバックドア経由で盗み見ていた山本マキの表情が引きつる。
「おいおいおい、冗談じゃねーぜ!あんなもん実戦投入してみろ、鹿島市の観光予算が全部示談金で消し飛んじまうんだぜ!アニマのマダム共は、バン○イナムコ様の法務部をムツゴロウより甘く見てるんじゃねーのかぜ?」
マキは、キーボードを叩きながら激しくツッコミを入れた。 彼女の一人称は「あたい」、語尾は「〜だぜ」がデフォルトだ。
「わぁぁ…マキちゃん、あのキラキラ浮いてるの、とっても可愛いぉ♪幸来の『ムツゴロウ・ショルダー』にも、あんなのが付いたら楽しそうだぉ!」
鹿島幸来は、緊迫感ゼロでディスプレイを覗き込んだ。 彼女の語尾は「〜だぉ」が絶対条件である。
「能天気だなぁ、幸来!あれは可愛いもんじゃねーぜ!敵のセンサーを焼くだけじゃなく、特産の海苔を一枚残らず刈り取るような精密機動ができる兵器なんだぜ!まさにパクリと実用のハイブリッド……恐ろしい執念だぜ!」
「(通信音)……マキ、幸来。落ち着け!」
泥の中から、**WRSB**のシリアスな声が割り込んできた。
「(通信音)……あの武装の真の恐ろしさは、デザインの類似性ではない!仲田からの機密によれば、あの端末は『CICO』という起動コードに反応して、有明海の潮汐エネルギーをビームへと変換する!パクリを超えた特異点だ……‼︎」
「コード『CICO』……。 あの赤いカニに乗ってる七海和歌なら、余裕で使いこなしそうだな。 だがな、あたいのハッキング・スキルをナメんなぜ!某・青い巨星だって言ってたぜ、『戦いとは、常に二手三手先を読んで行うものだ』ってな!」
「それもパクリ発言だぉ!」
幸来の天然なツッコミに、マキは言葉を詰まらせた。
一方、ドックでは仲田事務局長が、胃薬を口に放り込みながらモニターを見つめていた。
「和歌さん……どうか、あまり激しく動かさないでください……。私の心臓が、大人の事情的な恐怖で止まりそうです……っ!」
和歌の菫色の瞳が、冷たくバイザー越しに光る。
「仲田事務局長、集中を乱さないで。……泥ビット、射出。ターゲットは……マキ、あなたよ」
鹿島の空に、法務部的にも軍事的にも危険な赤い光が散開した。
この物語は完全にフィクションであり、実在するVtuberの知っていただく目的で執筆したコメディーラノベです(笑)「#鹿島幸来」「#やまもとゆき」「#vtuber」で検索してみてください。良かったら、応援してあげてください。
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