累積記録(ログ)の臨界点! 銀色胃袋の『70重受難』だぉ♪
この度は、数ある作品の中からこの物語をお手に取っていただき、誠にありがとうございます。どなたか1人でも、当作品の存在を知っていただけるだけで幸いです。
有明海の干潟に、突如として天を衝くようなプラチナ色の光柱が立ち昇った。それは、GA-TAL GEAR のシステム中枢であり、SNS連動型バイオ・サーバーへと進化した 仲田事務局長 の胃袋が、これまでに蓄積された膨大な「受難の記録」に耐えかねて放った、断末魔の輝きであった。
「ひ、ひいいいいい……っ! 私の胃が……! 第一話から積み上げられた『人間遠心分離機』や『黄金のワラスボ全身タイツ』、そして『歩行税』の決済データが、今この瞬間に走馬灯のようにリフレインしています……っ! 胃が……私の胃が、累積された70セグメント分の不条理を受信して、銀色から超越的なプラチナ・エディションへと臨界突破(NT-D)しているんです……っ!!」
システム・ポッドの中で悶絶する仲田の胃壁には、これまでのマダムたちによる寵愛(無茶振り)のすべてが、高密度のパケットデータとなって物理的に刻み込まれていた。
「おいおいおい、この『最終回でもないのにこれまでの名場面(受難)を振り返る』という、尺稼ぎと見せかけた極限の精神攻撃……某・宇宙世紀シリーズの回想シーンのパクリそのままだぜ!」
堤防の上で、 『ワラスボ・ポーチ』 を必死に操作する 山本 マキ は、モニターに流れる過去のハッキングログを眺めて呆れ果てた。
「あたいの解析によれば、この物語がなぜ第セグメントからこんな理解不能なパラレル・カオスになっちまったのか、もはや全知全能の神様でも解明不能だぜ! 1年前の武雄を救った英雄(和歌さん)がカニ型メカで泥遊びしてるなんて設定、あたいのメタ発言力9999をもってしても整合性が取れねーぜ!」
「わぁぁ! マキちゃん、お空に懐かしいお写真がいっぱい飛んでるぉ! 6256(RX-6256) さんも、お祝いのダンスを踊りたいぉ!!」
鹿島 幸来 が 『ムツゴロウ・ショルダー』 から物理法則を無視して取り出したのは、70の数字が飾られた「ガタニウム配合巨大ケーキ」と、リズムを取るための「カスタネット」であった。
「……過去のログを蒸し返し、設定の矛盾を物理的な熱量に変える行為。これはもはや、著作権法における『自己模倣の極致』であり、読者の困惑に対する重大な法的過失である!」
赤い残影と共に、 フル・カシマンタル が駆る リーガル・ガンダリン が泥の中から再浮上した。彼は通常の3倍の事務速度で、「累積設定過多に伴う一括差し押さえ令状」を生成し、 法務ファンネル を全基射出する。
「(通信音)……仲田、70セグメント分の重圧を、銀色の胃壁で逆転のエネルギーに変えろ!」
GA-TAL GEAR のハッチに潜伏する REDDAS WRSB のシリアスな声が、プラチナ色に共鳴する仲田の脳内に響く。
「(通信音)……和歌が武雄で培った『英雄の誇り』と、ここでの『カニ歩き』の屈辱が混ざり合い、物語は今、未曾有の特異点に到達した! 仲田、君の胃袋を『全設定統合サーバー』へと昇華させるんだ!」
「……ちょっと、勝手に私の黒歴史を統合しないで頂戴! 私の『@WAKA_7th』としてのスコアは、この泥だらけの現在進行形でこそ更新されるんだから!!」
七海 和歌 が、人型決戦兵器の癖が抜けきらないしなやかなレバー操作でガタルギアを無理やり二足歩行させると、関節部から漏れ出したガタニウムが虹色の ガタ・フィールド を形成し、カシマンタルの令状をすべて「祐徳稲荷神社の当たりクジ」へと変換した。
「チャンネル登録と各種SNSのフォロー、そしてこの物語がどこへ向かうのかという、もはや誰にも分からない旅路への見届け、よろしくお願いしますなんだぉ!!」
この度は、私の作品を最後までお読みいただき、心より感謝申し上げます。読書のお一人でも、心に響いて頂けましたら幸いです。




