6256の『泥んこ必殺・ガタニウム返し』だぉ♪
この度は、数ある作品の中からこの物語をお手に取っていただき、誠にありがとうございます。どなたか1人でも、当作品の存在を知っていただけるだけで幸いです。
リーガル・ガンダリンの赤い触手——物理的な質量を伴った「差し押さえテープ」が、有明海の干潟を縦横無尽に引き裂く。フル・カシマンタルは著作権保護局の権限を背景に、通常の3倍の事務速度で物理的な破壊を撒き散らしていた。
「……ふふふ。コメディの皮を被った不当占拠など、この赤い鞭で一掃してくれる! 全コンテンツ、物理的差し押さえだ!」
堤防の上、山本マキは『ワラスボ・ポーチ』の限界を超えた処理速度と、モニターに表示される「物語構造の不安定化」のアラートに悲鳴を上げた。
「おいおいおい、この『中盤のテコ入れ』的なガチの物理決戦展開……完全に某・巨大ロボットアニメのパクリそのままだぜ! あたいの解析によれば、カシマンタルの奴、ランキングの停滞を理由にこの物語のドメインそのものを物理的に地上げしに来やがったんだぜ! このままじゃ、あたいらのシェアハウスもろとも、法務部のサーバーに強制転送されちまうぜ!」
「わぁぁ! マキちゃん、お空が真っ赤なリボンでいっぱいだぉ!6256(RX-6256)さん、みんなが泥んこで遊べるように、あのおリボンを全部おやつに変えてだぉ!!」
鹿島幸来の魂の叫び「6256(ムツゴロウ)!」に呼応し、白い機体内部のブラックボックス『MT-P』が真の力を解放した。6256から放たれた虹色のガタ・フィールドが、リーガル・ガンダリンの放った赤テープに接触する。
その瞬間、超硬質の赤い鞭は物理法則を無視し、巨大な『ガタニウム配合甘納豆』へと変質した。それは凄まじい慣性エネルギーを伴ってカシマンタルの機体へと逆流していく。これが幸来の放つ起死回生の必殺技『泥んこ必殺・ガタニウム返し』である。
「(通信音)……仲田、この逆転のエネルギーをGA-TAL GEARの動力へ転送しろ!」
ハッチに身を乗り出す伝説のエージェント REDDAS WRSB の号令を受け、七海和歌がゲーミング・デバイスを激しく叩いた。
「私のハンドルネーム『@WAKA_7th』としてのプライドを舐めないでだわ! 事務局長の胃袋が奏でる銀色の不協和音……それを私のゲーミング・キル・スコアに変えてやるんだわ!!」
「う、うあああ……! 私の胃が……! 6256の幸運と和歌さんの殺意が、私のバイオ・サーバー内で核融合しています……っ! 胃が……私の胃が、物理的な衝撃と精神的な胃痛のダブルパンチで、通常の3倍の熱量でプラチナ色に燃え上がっています……っ!」
システム・ポッドの中で黄金のワラスボ全身タイツを銀色に発光させている仲田事務局長の腹部から、かつてない強度のガタニウム粒子が噴出した。
サキ姐が『かし丸くん』の被り物を激しく揺らし、ガタニウム配合特攻服の襟を正して叫ぶ。
「いいかシャバ僧ども、ここからが本当の『気合』の見せ所だ! 有明海の泥を血で洗う大乱闘、最後まで付き合ってもらうぜ!!」
「チャンネル登録と各種SNSのフォロー、そしてこの大決戦の結末への清き一票、よろしくお願いしますなんだぉ!!」
幸来の天然な一言が、リーガル・ガンダリンの装甲を粉砕する轟音と共に、夜の干潟に美しく響き渡った。
この物語は完全にフィクションであり、実在するVtuberの知っていただく目的で執筆したコメディーラノベです(笑)「#鹿島幸来」「#やまもとゆき」「#vtuber」で検索してみてください。良かったら、応援してあげてください。
ですが読者の皆さま、数多ある作品の中からこの物語をお手に取っていただき、誠にありがとうございます。どなたか1人でも、当作品の存在を知っていただけるだけで幸いです。




