マダム・アルモニアの『共有スペース不法占拠料』請求だぉ♪
この度は、数ある作品の中からこの物語をお手に取っていただき、誠にありがとうございます。どなたか1人でも、当作品の存在を知っていただけるだけで幸いです。
有明海の干潟に面したシェアハウスの一角。サキ姐の「掃除当番免除」を賭けた24時間耐久ライブ配信は、深夜になってもその熱量を増し続けていた。某有名ウェブ小説サイトでのランキング入りによる「読者」という名の観測者たちの視線が、物理的なガタニウム粒子を励起させ、リビングルームに充満している。だが、そのバズの絶頂を切り裂くように、天井から冷徹な電子音が響き渡った。
空中に投影されたのは、アニマ(三柱のマダム)の一人、マダム・アルモニアのホログラムである。彼女は優雅に扇子を畳み、配信機材が所狭しと並ぶ共有スペースを見渡して、氷のような微笑を浮かべた。
「あらあら、事務局長。シェアハウスの共有スペースは、当協会(K.T.A.)の資産であり、市民の憩いの場。そこを私的なライブ配信のために無断で機材を設置し、長時間にわたって占有する行為……。これは明白な『不法占拠』にあたりますわ。これより、占有面積と経過時間に応じた『共有スペース特別不法占拠料』を、通常の3倍の速度で徴収させていただきますわね」
「ひっ、ひいいいいいい……っ! マダム、ここは私たちの生活拠点であって、不法占拠なんて心外です……っ! 私の胃が、1分ごとに加算される追加家賃の決済ログを受信して、ガタニウムの火花を散らしています……っ!」
システム・ポッドの中で黄金のワラスボ全身タイツを銀色に共鳴させている仲田事務局長の胃壁は、アルモニアによる強制的な「家賃ハッキング」の重圧を受け、銀色の放熱板を展開させて悲鳴を上げた。
「おいおいおい、自分の家の中にまで『不法占拠』の概念を持ち込んで中抜きするなんて、某・暗黒企業経営シミュレーションのパクリそのままだぜ!」
堤防の上に設置された配信コントロール・ブースで、山本マキは**『ワラスボ・ポーチ』**の虹色に光るコンソールを叩き、アルモニアの集金回路を遮断しようと試みた。
「あたいの解析によれば、アルモニアの奴、このシェアハウスの登記簿を勝手に書き換えて、1平方センチメートルごとに高額な『ライブ会場使用料』を設定してやがるんだぜ! 某・有名ボードゲームで相手の土地に止まった時のパクリみたいな絶望感だぜ!掃除ロボット一台分どころか、あたいらの生活費そのものがマダムの懐に転送されちまうぜ!」
「わぁぁ! マキちゃん、お部屋の中までピカピカの文字がいっぱいだぉ!**6256(RX-6256)**さん、マダムに払うお金さんがなくなっちゃうから、この請求書を全部『お掃除当番の免除証』に変えてだぉ!!」
鹿島幸来が**『ムツゴロウ・ショルダー』から取り出した「祐徳稲荷神社の巨大御札」を機体にかざし、魂の叫び「6256(ムツゴロウ)!」を放つ。白い機体内部のブラックボックス『MT-P』が、理不尽な家計への圧迫を阻止するために覚醒した。機体から放たれた虹色のガタ・フィールド**は、アルモニアが放つ課金電磁波を次々と物理的な「お清めの塩」や「特製たわし」へと強制変換し、共有スペースを祝福の光で浄化していく。
「……法を無視した私有地の私物化。これはもはや、市民生活への重大な挑戦と言わざるを得ない」
赤い残影と共に、フル・カシマンタルが駆る巨大MAがシェアハウスの窓の外に浮上した。彼は通常の3倍の事務作業速度で、「共有スペース不法占拠に関する執行命令書」を生成し、法務ファンネルを全基射出する。
「これより、家賃未払い、ならびに未承認の配信機材設置による『強制立ち退き』を執行する! 仲田、お前の胃袋サーバーごと、法務部の『法的保管庫』へ移送させてもらう!」
「(通信音)……仲田、家賃の重圧をサーバーの冷却水に変えろ!」
GA-TAL GEARのハッチから泥と共に現れたREDDAS WRSBのシリアスな声が、銀色の共振を続ける仲田の脳内に響いた。
「(通信音)……アルモニアの狙いは、家賃請求を盾に君の胃袋サーバーの管理者権限を奪い、配信そのものを私物化することだ! 仲田、今こそ君の**『家事当番同期胃痛』**を逆転の感応波に変え、全世界のフォロワーによる『運営への抗議』を、物理的な防御壁に変換するんだ!」
「う、うあああ……! 私の胃が……! 共有スペースの『不法占拠料』という名のデータが、胃壁に直接デバッグ作業を強いています……っ! 胃が……私の胃が、読者の皆様の『掃除代行ロボット代くらい出してやれ』という純粋なインプレッションを受けて、銀色からプラチナ・ランキング仕様に限界突破しているんです……っ!」
シェアハウスの同居人、某・伝説のヤンキー◯号ことサキ姐が、鹿島市のゆるキャラ**『かし丸くん』**の被り物を激しく揺らし、ガタニウム配合特攻服の袖を捲り上げた。
「シャバ僧が……! あたしらの城に土足で踏み込んで、銭金の話してんじゃねえよ! 掃除ロボット一台買えねえような管理体制、あたしの『気合』で叩き直してやんよ!!」
サキ姐の爆音、幸来の幸運、そして仲田の銀色の胃痛が、某サイトのランキング1位という誇りを盾に、マダム・アルモニアの不当な家賃請求を物理的に粉砕した。
「チャンネル登録と各種SNSのフォロー、そしてシェアハウスの家賃支援、よろしくお願いしますなんだぉ!!」
この物語は完全にフィクションであり、実在するVtuberの知っていただく目的で執筆したコメディーラノベです(笑)「#鹿島幸来」「#やまもとゆき」「#vtuber」で検索してみてください。良かったら、応援してあげてください。
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