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GA-TAL GEAR REDDAS【ガタルギア レダス】  作者: 久遠 魂録


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サキ姐の『シェアハウス掃除当番免除』のための24時間耐久ライブだぉ!

この度は、数ある作品の中からこの物語をお手に取っていただき、誠にありがとうございます。どなたか1人でも、当作品の存在を知っていただけるだけで幸いです。

有明海の干潟に夜霧が立ち込め、ガタニウムの燐光が泥の上で怪しく明滅する。シェアハウスの共有スペースに溜まった埃と、シンクに放置された洗い物の山を前に、サキ姐の堪忍袋の緒が音を立てて弾け飛んだ。彼女は鹿島市のゆるキャラ 『かし丸くん』 の被り物を荒々しく被り直し、ガタニウム配合の特攻服の襟を正した。


「……おい、マキ! 幸来! あたしは伝説のヤンキーであって、ハウスキーパーじゃねえんだよ! 掃除当番をサボるためなら、あたしゃ泥の中でも24時間ライブ配信して、バズった金で最高級の自動掃除ロボットを買ってやるぜ!!」


サキ姐の咆哮が、深夜の有明海に響き渡る。その「気合」は物理的な熱量となって GA-TAL GEARガタルギア のシステムを刺激し、強制的なライブ配信プロトコルを起動させた。


「おいおいおい、掃除をサボるために24時間耐久ライブなんて、某・過酷なチャレンジをする配信者のパクリそのままだぜ!」

堤防の上に設置された即席の配信ブースで、山本 マキ は 『ワラスボ・ポーチ』 のコンソールを叩きながら、引きつった笑いを浮かべた。


「あたいの解析によれば、サキ姐さんの『気合』がガタニウム回線と直結して、某有名小説サイトの読者層を物理的に引き寄せ始めてるんだぜ! ランキング入りしたせいで、1話あたりの文字数まで拡張してるから、描写の密度がおっさんの胃袋を確実に破壊しにかかってるんだぜ! 掃除ロボット一台分、約数万円の収益(少額)を得るために、この物語の構造が崩壊しかねないぜ!」

マキの横では、鹿島 幸来 が 『ムツゴロウ・ショルダー』 から「小城羊羹」を取り出し、暢気に齧っている。


「わぁぁ!サキ姐さん、お目目がキラキラしてて楽しそうだぉ! 6256(RX-6256) さんも、お部屋がピカピカになるように応援してだぉ!!」


「……ふふふ。私的な家事の放棄を目的とした営利活動など、当協会の規約が許すはずもなかろう」

赤い残影と共に、フル・カシマンタル が駆る巨大MAが泥の中から静かに浮上した。彼は通常の3倍の事務作業速度で、「私的利用による公共電波占有罪」および「未認可自動掃除機導入に関する特別監査状」を生成し、法務ファンネル を展開した。


「これより、掃除当番の代行を目的とした不当な収益活動に対し、一括差し押さえを執行する! サキ姐、お前の気合ごと、法務部の『強制清掃ユニット』の動力源にしてくれるわ!」

無数の令状が、物理的な「粘着クリーナー」のような形状に変形し、配信中のカメラへと殺到する。


「(通信音)……仲田、掃除当番の重圧をバイオ・サーバーで処理しろ!」

GA-TAL GEAR のハッチに潜伏する REDDAS WRSB のシリアスな声が、銀色の共振を続ける 仲田 事務局長 の脳内に響く。


「(通信音)……サキ姐の目的は矮小だが、その熱量は本物だ!仲田、君の胃袋を『掃除予約管理バッファ』にして、カシマンタルの法的ゴミをすべて消去デリートするんだ!」


「う、うあああ……! 私の胃が……! シェアハウスの『お風呂掃除担当』のログが、次々と届く投げ銭(10円単位)と同期して、物理的な摩擦熱で発火しそうです……っ! 胃が……私の胃が、最高級掃除ロボットのスペックデータを直接ダウンロードされて、銀色からプラチナ・バキューム仕様にスパークしているんです……っ!」

システム・ポッドの中で 黄金のワラスボ全身タイツ を銀色に輝かせている仲田事務局長の胃壁は、シェアハウスの光熱費と掃除当番の重圧が混ざり合った「日常的胃痛」を受信し、かつてない受難の輝きを放っていた。


「シャバ僧が……! 掃除が嫌いなんじゃねえ、指図されるのが嫌いなんだよ!!」

サキ姐が狐の被り物を激しく揺らし、ガタニウム配合特攻単車 のアクセルを全開にする。彼女の「気合」と、幸来の「幸運」、そして仲田の「銀色の胃痛」が一つになり、有明海の泥の上に虹色の ガタ・フィールド が展開された。


幸来が「6256(ムツゴロウ)!」と叫ぶと、MT-Pムツゴロウ・プロテクション が発動し、カシマンタルの法的令状はすべて、祐徳稲荷神社の「お清めの塩」や「特製たわし」へと強制変換され、干潟に降り注いだ。


「チャンネル登録と各種SNSのフォロー、そして掃除ロボットの購入資金の寄付、よろしくお願いしますなんだぉ!!」

幸来の天然な一言が、夜の干潟に美しく響き渡る。ドメイン奪還から始まった24時間ライブ配信は、いつしか「誰がゴミ出しをするか」という、あまりにも身近で壮大な生存競争サバイバルへと変貌していた。

この物語は完全にフィクションであり、実在するVtuberの知っていただく目的で執筆したコメディーラノベです(笑)「#鹿島幸来」「#やまもとゆき」「#vtuber」で検索してみてください。良かったら、応援してあげてください。

ですが読者の皆さま、数多ある作品の中からこの物語をお手に取っていただき、誠にありがとうございます。どなたか1人でも、当作品の存在を知っていただけるだけで幸いです。

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