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GA-TAL GEAR REDDAS【ガタルギア レダス】  作者: 久遠 魂録


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ドメイン奪還!有明の泥をバズで染め上げろだぉ♪

この度は、数ある作品の中からこの物語をお手に取っていただき、誠にありがとうございます。どなたか1人でも、当作品の存在を知っていただけるだけで幸いです。

有明海の泥の上に、香ばしい醤油の焦げる匂いと、磯の芳醇な香りが漂い始める。伝説のヤンキーことサキ姐が、シェアハウスの冷蔵庫から「私物」と書かれた怪しげな包みを持ち出し、干潟のど真ん中に巨大なドラム缶とホットプレートを設置したのである。彼女は鹿島市のゆるキャラ『かし丸くん』の被り物を揺らしながら、ガタニウム配合の特攻服の袖を捲り上げた。


「……いいか、シャバ僧ども。空腹は最大の反逆レジスタンスだ。この有明海の恵みを詰め込んだ特攻飯を食って、気合を入れ直せ!!」


ドラム缶の中で煮え立つのは、ガタニウムを限界まで煮込み、鹿島特産の竹崎カニの出汁をベースにした「ガタニウム特攻炊き出し・海苔マシマシスペシャル」であった。そのあまりにも暴力的なまでの旨味のオーラは、物理的な熱量となって周囲の泥を乾燥させ、虹色の湯気を立ち昇らせる。


「おいおいおい、この炊き出しの演出……某・世紀末な救世主のアニメか、あるいは某・食の探求漫画のパクリそのままだぜ!」


堤防の上に陣取った山本 マキは、『ワラスボ・ポーチ』 の冷却ファンを悲鳴のように回しながら、モニターに流れる味覚分析データを読み取った。


「あたいの解析によれば、この炊き出し一杯に含まれるカロリーとガタニウム濃度は、通常の食事の300倍を超えてやがるんだぜ! 某・不謹慎なまでの大盛り料理を出す食堂のパクリを、こんな戦場のど真ん中でやるなんて正気の沙汰じゃねーぜ! おかげで視聴者数が秒間1000万を突破して、あたいのハッキング・サーバーが物理的に発火しそうだぜ!」


マキの絶叫をよそに、鹿島 幸来 は 『ムツゴロウ・ショルダー』 から取り出した巨大な割り箸を構え、キラキラとした瞳でドラム缶を見つめていた。


「わぁぁ♪ サキ姐さん、とってもいい匂いだぉ! 6256(RX-6256) さんも、お腹がグーグー鳴ってるぉ♪ 幸来、海苔を100万枚トッピングして食べるぉ!!」


幸来の純粋すぎる食欲が、白い機体 『6256』 内部の 『MT-Pムツゴロウ・プロテクション』 と共鳴する。機体から溢れ出した虹色の粒子は、サキ姐が放つ「気合」と混ざり合い、干潟全体に巨大な「お食事処・ガタ」の絶対領域を形成し始めた。


「……法を無視した炊き出しなど、ただの食品衛生法違反に過ぎん。それにその海苔のトッピング量……明らかに過剰なパロディだ!」


赤い残影と共に上空から急降下してきた フル・カシマンタル が、巨大MAの腕から「法的・衛生管理監査令状」を機関銃のように掃射した。


「これより、無許可の炊き出しに対する強制撤去および、成分未表記による全資産の差し押さえを執行する! 通常の3倍のスピードで、お前の特攻飯を検体として没収させてもらう!」


無数の監査書類が、熱気渦巻くドラム缶へと殺到する。だが、その令状がサキ姐の領域に触れた瞬間、不可解な現象が起きた。


「(通信音)……仲田、胃袋を加熱調理モードに切り替えろ!」


GA-TAL GEARガタルギア のハッチから、シリアスな表情の REDDAS WRSB が、泥まみれのまま指示を送る。


「(通信音)……サキ姐の特攻飯は、現在の法務的な定義では『概念的な旨味』だ! カシマンタルの監査能力では、そのソウル(魂)を分析しきることはできん! 仲田、君の胃袋をオーブンにして、読者のインプレッションという名の火力を一点に集中させろ!」


「う、うあああ……! 私の胃が……! サキ姐さんの炊き出しの匂いを嗅いだだけで、胃壁が最高級の鉄板グリドルみたいに熱くなっています……っ! 胃が……私の胃が、監査令状をトッピングの『焼き海苔』として誤認して、物理的に美味しく焼き上げてしまっているんです……っ!」


システム・ポッドの中で 黄金のワラスボ全身タイツ を銀色にスパークさせている 仲田 事務局長 の胃袋は、全世界のフォロワーからの「飯テロだ!」という数百万件のリポストと同期し、カシマンタルの法的攻撃を「香ばしい焦げ」へと変換して無力化した。


サキ姐は仕上げに、有明海の最高級海苔をこれでもかとドラム缶にぶち込んだ。


「食え、幸来! 泥の味とガタニウム、それに読者の情熱をたっぷりと詰め込んでやったぜ!!」


幸来がその特攻飯を一口啜った瞬間、6256(RX-6256) から放たれた虹色の光が、カシマンタルの巨大MAを優しく、そして暴力的なまでの旨味で包み込んだ。法的根拠も、著作権侵害の疑いも、すべては圧倒的な「美味しい」という感情の前に、通常の3倍の速さで融解していった。


「チャンネル登録と各種SNSのフォロー、そして今夜の夜食の準備も、よろしくお願いしますなんだぉ!!」


有明海の夜空に、海苔の香りと共に「大吉」の文字が刻まれたガタニウムの火花が、フィナーレのように咲き乱れた。

この物語は完全にフィクションであり、実在するVtuberの知っていただく目的で執筆したコメディーラノベです(笑)「#鹿島幸来」「#やまもとゆき」「#vtuber」で検索してみてください。良かったら、応援してあげてください。

ですが読者の皆さま、数多ある作品の中からこの物語をお手に取っていただき、誠にありがとうございます。どなたか1人でも、当作品の存在を知っていただけるだけで幸いです。

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