マダム・フォルツァの追加課金通告だぉ♪
この度は、数ある作品の中からこの物語をお手に取っていただき、誠にありがとうございます。どなたか1人でも、当作品の存在を知っていただけるだけで幸いです。
「事務局長、忘れたわけではありませんわよね? ガタルギアは現在、フル・カスタマイズの『プラチナ・サブスクリプション・プラン』が適用中。管理者の承認なしにOSを書き換える行為は、重大な規約違反……。違約金として、あなたの来世までの給与を通常の3倍の速さで差し押さえさせていただきますわ」
「ひっ、ひいいいい……! マダム、それはあんまりです……っ! 私の胃が、強制決済の通知を受信して、バーコード決済の読み取り機みたいに赤く点滅しています……っ!」
システム・ポッドの中で仲田の胃袋が、課金エラーのビープ音のようなリズムで激しく脈動する。
「おいおいおい、マジかだぜ?」
堤防の上で、山本 マキが『ワラスボ・ポーチ』の画面を叩きつけた。
「あたいの解析によれば、マダムの奴、ガタルギアの通信機能を介して、仲田のオッサンの胃袋サーバーから直接ガタニウム預金を引き出そうとしてやがるんだ! 某・悪徳ソーシャルゲームの強制課金イベントのパクリそのままだぜ! 運営の暴挙が法務部より先に物語を終わらせに来るなんて、ゲーマーとして黙ってられねーぜ!」
「わぁぁ! マキちゃん、お空にお金がいっぱい飛んでるぉ! 6256(RX-6256)さん、あれを全部キャッチして、お菓子のサブスクに変えてだぉ!!」
鹿島 幸来がムードをぶち壊すような天然発言を放つと、純白の機体『6256』が反応した。内部のブラックボックス『MT-P』が、幸来の「お菓子が食べたい」という純粋な欲望を、高度な電子妨害電磁波へと変換する。
「(通信音)……仲田、耐えろ。支払いは私が拒否する!」
REDDAS WRSBが、ガタルギアのコックピットでハッキング・ナイフを光らせる。 「(通信音)……マダム・フォルツァ、この機体はもはや貴殿らの集金装置ではない! 幸来の放つ『聖なる食欲』が、君たちの課金サーバーをオーバーロードさせているぞ! 見ろ、仲田の胃が……光り輝く電子マネーの奔流を逆流させている!」
「REDDASさん……! 私の胃が……私の胃が、返金処理の負荷で、電子レンジの中で爆発するポップコーンみたいに弾けています……っ! お腹が……お腹がキャッシュレスで熱いんです……っ!」
銀色の光を放つ仲田の胃袋が、マダムの請求を物理的な衝撃波として弾き飛ばした。有明海の泥の上に、無数の「0円」と書かれた電子レシートが雪のように降り注いでいった。
「チャンネル登録と各種SNSのフォロー、よろしくお願いしますだぉ!!」
幸来のVサインが、夜の干潟をシュールに照らし出していた。
この物語は完全にフィクションであり、実在するVtuberの知っていただく目的で執筆したコメディーラノベです(笑)「#鹿島幸来」「#やまもとゆき」「#vtuber」で検索してみてください。良かったら、応援してあげてください。
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