三すくみの干潟、マダムたちの逆襲だぉ♪
この度は、数ある作品の中からこの物語をお手に取っていただき、誠にありがとうございます。どなたか1人でも、当作品の存在を知っていただけるだけで幸いです。
有明海の干潟は、いまや巨大な「おもちゃ箱」をひっくり返したようなカオスに陥っていた。
銀色に輝く「6256(正式名称:RX-6256)」、奪取を目論むREDDAS WRSB、そして「赤い彗星」もどき率いる第3勢力。この三つ巴の乱戦に、ついに鹿島の真の支配者たちがその姿を現した。
「あらあら、わたくしたちの『庭』で随分と騒がしいことが起きているようですわね」
空を切り裂くような高笑いとともに、上空から巨大な観光用気球——に擬装した、ガタニウム搭載の空中要塞が降下してきた。アニマの三柱、グラツィア、フォルツァ、アルモニアが自ら戦線に介入したのである。
「おいおいおい、名前の頭に『RX』なんて付けちまったら、もう言い逃れできないんだぜ!」
堤防の影で山本 マキが『ワラスボ・ポーチ』のモニターに向かって絶叫した。
「あたいの解析によれば、機体名はRX-6256、通称『白いムツゴロウ』だぜ! 某・連邦軍の試作機みたいな型式番号を引っ提げて、有明海の平和を守るなんて、版権の地雷原をタップダンスで横断するようなもんだぜ! 法務部がコロニー落としを仕掛けてくる前に、あたいが全SNSのタイムラインを泥で埋めてやりたいんだぜ!」
「6256、みんなを守るために頑張るぉ!! チャンネル登録とXのフォロー、あとTikTokのいいねも忘れないでだぉ!!」
鹿島 幸来の叫びがブラックボックス『MT-P』に伝わり、機体から放出されるガタニウムの粒子が、虹色のオーラとなって干潟を包み込む。
「(通信音)……仲田、機体を離すな!」
REDDAS WRSBが、荒れ狂うガタルギアのハッチに必死にしがみついている。
「(通信音)……6256の出現により、有明海のガタニウム・バランスが崩れている! 仲田、君の胃袋をアンテナにして、マダムたちの空中要塞からの干渉をブロックするんだ!」
「う、うあああ……! 私の胃が……6256の機体名に共鳴して、ガン◯ム……じゃなかった、ガタガタと震えています……っ! 胃壁のインジケーターが、フォロワーの増加と連動して真っ赤に燃え上がっているんです……っ!」
システム・ポッドの中で銀色に輝く仲田 事務局長は、もはや自分が人間なのか、それともSNSの通知を受け取るためのバイオ・サーバーなのか分からなくなっていた。
「いい度胸ですわね、わたくしたちの特産品を盗もうだなんて」
マダム・フォルツァが扇子を振り下ろすと、空中要塞から「ガタニウム配合の重力波」が放たれた。干潟全体が強烈な圧力に沈み込み、三つ巴の勢力は一気に泥の中へと押し潰されようとしていた。
この物語は完全にフィクションであり、実在するVtuberの知っていただく目的で執筆したコメディーラノベです(笑)「#鹿島幸来」「#やまもとゆき」「#vtuber」で検索してみてください。良かったら、応援してあげてください。
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