新生ガタルギア、覚醒モード!?
この度は、数ある作品の中からこの物語をお手に取っていただき、誠にありがとうございます。どなたか1人でも、当作品の存在を知っていただけるだけで幸いです。
「……信じられない。この機体、以前とは比べ物にならないほど私の意志に追従してくるわ」
暗黒観光協会(K.T.A.)の極秘ドック。七海和歌は、**GA-TAL GEAR**のコックピットで驚愕に目を見開いていた。操縦桿を握る手に、かつてないほど繊細なフィードバックが伝わってくる。機体はもはや、彼女の神経系の一部となったかのように、干潟の泥を軽やかに蹴り上げた。
しかし、その加速の裏で、ドックのシステム・ポッドに組み込まれた仲田事務局長の絶叫が響き渡っていた。
「う、うあああ……! 和歌さんが急旋回するたびに、私の胃袋が時速300キロで反転させられているようです……っ! この『シンクロ率』という名の拷問、今すぐ解除してください……っ!」
黄金のワラスボ全身タイツのまま、配線まみれのポッドの中で悶絶する仲田。彼の胃壁の振動は、マダム・フォルツァによってデジタル変換され、ガタルギアの機動力を支えるバイオ・フィードバック・データとして利用されていた。
「おいおいおい、正気かだぜ?」
『ワラスボ・ポーチ』の画面に映し出された数値を見て、山本マキは震える手でキーボードを叩いた。
「あのシンクロ・システム、某・90年代を代表する人型決戦兵器のパクリそのままだぜ! 仲田のオッサンの胃痛を電気信号に変えて機体を動かすなんて、エヴァン〇リオンの法務部が黙ってねーんだぜ!これ以上シンクロ率を上げたら、鹿島市に『サード・インパクト』ならぬ『ガタ・インパクト』が起きちまうんだぜ!」
「わぁぁ♪仲田さん、体の中からキラキラした線が出てるぉ♪幸来も、あのポッドに入って綿菓子を作りたいぉ!」
鹿島幸来は、四次元的な広がりを見せるバッグから取り出した「ガタニウム配合わたあめ」を頬張りながら、無邪気に笑った。
「(通信音)……仲田、意識を保て!」
泥の中から、**REDDAS WRSB**のシリアスな声が届く。
「(通信音)……君の胃痛が頂点に達した瞬間、機体制御の深層領域が開放される! それこそが、起動コード『CICO』が真の力を発揮するトリガーだ!君の痛みが、ガタルギアの性能を限界以上に引き出す……耐えろ、鹿島の平和のために!」
「REDDASさん……! 私の胃は、平和の生贄ですか……っ! ああ、和歌さんがまた急上昇を……胃が、胃がガタガタです……っ!」
仲田の悲痛な叫びを燃料にして、新生ガタルギアは夕闇の有明海へと飛び立っていった。一人のサラリーマンの限界を超えた受難が、皮肉にも最強の兵器を完成させてしまったのだ。
この物語は完全にフィクションであり、実在するVtuberの知っていただく目的で執筆したコメディーラノベです(笑)「#鹿島幸来」「#やまもとゆき」「#vtuber」で検索してみてください。良かったら、応援してあげてください。
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