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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

希望の旗手

作者: 空希果実

私はジャンヌダルクか?

いや、違う。


パンドラの箱。

パンドラの箱の中には世界中のあらゆる災厄が封じ込められているという。

そのパンドラの箱が過去に開かれた。

そして、災厄は世界中にばら撒かれ⋯⋯。


そして、そして、ついに災厄は中和されていった。

残ったのは、朝。

希望の朝である。


私はその朝の希望の旗の御手。

この世界の全ての悪を滅っし、世界に真なる永遠のユートピアを実現させる。

この白無垢の布地に描かれた金色の御印にかけて⋯⋯。


私は絶対に負けない!


「フンフ、ふんふふーん。なんか手頃にぶち殺してーな、誰か」


悪発見。醜いゴブリンである。

私は早速浄化活動をすることにした。


ブシャー! ぶった斬り。


「うぎゃああああああああ、おかーちゃん助けて!」


ゴブリンは死んだ。よっしゃ! 1キル成功。

この勢いでどんどんいこう。


(中略)


そして、私はこの宇宙の根源である悪の根源である諸悪の根源である巨大なる黒き蛇に対峙した。


「ククク、よくぞここまで来た名もなき誰かよ」


ラスボスらしい態度だ。

流石に余裕がある。



「潔く死ね! 蛇よ!」


私は叫んだ。


(中略)



「こ、これで良い。グフッ」


そう言って、黒い蛇は死んだ。


よっしゃ! 全て私の功績だ!

この世界は光に包まれた!



ウルトラ楽チンコース全身もみほぐし定価3000円コースでハッピーエンド♪ でござる。


⋯⋯⋯。

⋯⋯⋯。



お粗末さまでしたーっ(土下座)


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