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中編

 翌朝、私は誰よりも早く起きて宿の厨房に下りた。

 この宿は寝床は提供するし食材も売るけれど食事は自分で作れというタイプらしくて、私は前日のうちに買っていた食材で朝食の準備を始めた。


 私にできるのは、パーティーのサポート。

 特に料理は、絶対に誰にも負けない。レアも――料理だけはどうしても上達しないという設定だ。作者の私が言うのだから、間違いない。


 仲間たちの食の好みは、熟知している。味付けも、肉の焼き加減も、お茶の渋さも。全部……私が知っている。

 長い旅の中で私が必死で覚えた、かけがえのない知識だ。


「……あら、おはようサマンサ。朝早いのね?」


 狭い厨房で八人分の朝食を作っていると、のんびりとした声が掛かった。振り向かなくても分かる、レアの声だ。


 厨房の入り口に立ったレアの髪には、寝癖が付いている。その寝癖というのがまた可愛らしくて、くるんとアホ毛が数本出ている程度のもの。鳥の巣のようになる私とは全然違う。さすがオリジナルキャラクター。


「おはようございます、レア様。もうすぐできるので、食堂で待っていてください」

「ん。私、お手伝いするわ」

「……ありがとうございます。では、人数分の食器を出してくれますか?」


 私が指示を出すと、レアはほんわかと笑って食器棚に向かった。

 調理は無理でも、食器を出すくらいならレアでもできるはず……と思い、私はタマネギスープのいい匂いのする鍋に向かった、のだけれど。


 ガチャン!


「きゃあっ!?」

「どうしたんだ、レア!?」


 ……嫌な予感しかしない。

 とはいえ煮えている鍋を放っておけないので首だけを厨房の入り口の方に向けると、間もなく私服姿のアレンがやって来た。


 ……なんだか、不思議。

「サマンサ」はこの人に恋をしていたけれど、前世の記憶を取り戻した今はなんともない。それは、二十代後半だった前世の私からすると、二十歳になるかならないかという年齢でどちらかというとヤンチャ少年系のアレンは、守備範囲外だからかな。


「サマンサ。廊下でレアが皿を割ってしまったみたいなんだ」

「そのようですね。すみません、こっちは手を離せなくて……」

「寝起きのレアに君が皿運びを指示したのか?」


 少しむっとしたように言われて、ついびくっとしてしまう。

 かつての「サマンサ」なら、アレンに嫌われたくないから嘘をついただろう。レアを守り、自分を悪者にする嘘を。


 ……でも、『私』の感情や記憶のある今は、そんなことはしない。


「確かに頼みましたが、手伝いを申し出たのはレア様の方です」

「……そうなのか?」

「そ、そうです。あの、ごめんなさい。私、こういうことに慣れていなくて……」


 後から厨房に顔を覗かせたレアは、美貌を悲しそうにゆがめている。

 ……レアは、元来性格が悪いわけでも意地が悪いわけでもない。


 作者の私が作った設定によると彼女は神と人間のハーフで、これまでは神々の世界で暮らしていたことになっている。だから超人的な能力を持つ一方で、いろいろと疎いところがある。

 彼女は可愛らしくて無邪気で愛らしいけれど、それは猫かぶりでも演技でもない、本当の姿。だから皆も彼女を自然と愛して……ああ、やめたやめた。鳥肌が立ってきた。


 だから、皿を割ったのも本当に悪いと思っているし、反省もしている。作者の私が言うのだから間違いない。空しいけれど。


 レアはアレンと一緒に皿の片付けを始めたようで、代わりに厨房に黒髪の男性が入ってきた。

 私の茶髪やアレンの金髪やレアの銀紫髪――自分でもなんだこの色と思っている――とは全く違う、艶のない漆黒の髪。長めのそれらは首筋で結われていて、切れ長の青色の目が私を見てくる。


 彼は、魔法剣士のデューク。

 元々はアレンの故郷とは敵対する帝国出身で、皇帝の方針に疑問を抱いた彼は祖国に弓を引きアレンの旅への同行を願い出る。ゲームでは、最後に仲間になるキャラだ。


 彼は孤高を愛する一匹狼で、原作ゲームのエンディングでも一人で世直しの旅に出る。中二小説を書いていた当初はおっさんっぽいと思っていた彼だけど実際は二十代半ばで、前世の記憶がある今はおっさんどころか、落ち着いた大人の男性だと思えた。


 ……私の二次創作では、パーティー追放後もしつこくつきまとってきたサマンサを闇魔法で殺害するのが彼のお仕事になっている。

 闇魔法はゲームでのエフェクトからしてかなりえげつないから、彼に始末されるのは何としても避けたい。


「……おはようございます、デューク様」

「……おはよう。廊下では、何かあったのか?」


 一匹狼キャラではあるけれど無愛想ではないので、きちんと挨拶を返してくれる。

 デューク様に聞かれて、私は頷いた。


「はい。レア様に食器運びを頼んだのですが、割ってしまったようで」

「……そうか。おまえも、大変だな」

「いえ、そんなことはありません」


 おたまで鍋の中をかき混ぜながら言うと、デュークはなぜか少し黙った後、視線を逸らした。


「……今日の朝食には、野菜のスープがあるのか」

「あ、はい。デューク様のには、なるべくタマネギを入れないようにしますので」


 帝国随一の魔法剣士として恐れられていたデュークだけど、案外甘いもの好きで苦いタマネギや野菜などは嫌いだ。

 ……それを知っているのはパーティーの中で、食事当番をする私だけ。


 私がこそっと言うと、デューク様は気まずそうに頷いた。


「……そうしてくれ。その……いつもすまない」

「お気になさらず。その代わり、食後のデザートはこっそり多めにしますね」


 私が笑顔で言うと、デュークは険しい顔でそっぽを向いた。

 ……かつてなら「怖い」と思えたその仕草だけど、前世の記憶のある今は妙に可愛らしいとさえ思えた。












 さて、前世の記憶を取り戻した私だけど、魔王討伐の旅に出ているという目的は変わらない。

 そして……あのクソ小説の暗殺展開を回避したこともあり、私たち八人は今まで通りの関係を保っていられた。

 いやむしろ、私がレアへの嫉妬心や殺意を抱かなくなったからか、私の気持ちはずっと楽になっていた。


 私があんなお花畑全開な小説を書いて、その世界になってしまったから……「サマンサ」は犠牲になった。仲間を手に掛けるという犯罪までしそうになった。

 もう、あんな展開にはしない。サマンサにはサマンサの役目があるのだということを胸に、頑張りたい。


 ……それに。


「さっきの戦闘、すごかったよ、レア!」

「うふふ、ありがとうございます、アレン」

「それじゃあ僕は、先の方を見てくるよ」

「ええ、気をつけてね」


 そう言って、アレンとレアはあっさり分かれた。

 ……ストーリーの進み具合からして、私のクソ小説だったらこの段階でもう二人は恋仲になっているはず。でもそんな気配はなくて、ただただよい戦友という感じ。


 周りの仲間たちも、相変わらずレアのことは頼りにしているけれどそれまで。ダリルとユージェニーはお互いのことしか見えていないし、まだ幼いエルとノアもいつも二人で行動している。そしてデュークは単独行動を取りがちだから、むしろレアと一緒にいる時間が一番長いのは私かもしれない。


「うーん……」

「あの、どうかしましたか、サマンサ」


 昼休憩中、馬に水をやりながら考え事をしていたら、レアに尋ねられた。

 レアは私の隣で、ユージェニーから譲ってもらった石版に字を書く練習をしていた。今の彼女はまだ思い出していないけれど、彼女は長い時間神々の世界で暮らしていたので人間が使う文字なども知らなかった。


 他の仲間たちがめいめい休憩する草原を見ていた私は、レアに視線を向けた。私のオリジナルキャラクターは、今日もとてつもなく美人だった。


「ああ、いえ。……ダリル様とユージェニー様は今日も一緒にいらっしゃるなぁ、と思いまして」


 ひとまずそう言うと、レアは不思議そうに小首をかしげた。


「ええと、あのお二人は……こいなか、というものなのですよね?」

「そのようですね。ダリル様の方から猛アタックをして交際に至ったとか」


 ゲームでも、エンディングで二人は身分差を乗り越えて結婚する。女王様気質のあるユージェニーだけど、しっかり者でずばずばものを言うダリルとは相性がいいみたい。


 丸太に並んで座っている二人の後ろ姿をじっと見たレアが、少し目を細めた。


「……お二人は、お互いのことが大好きなのだとおっしゃっていました」

「ええ。好きな人と好きな人が一緒にいられる……とても素敵なことですよね」

「そう……なのでしょうか。私には『好き』という気持ちが、よく分かりません」


 ……ああ、そういえばそういう設定だった。

 今のレアは、「愛」を知らない。でも情熱的なアレンに愛されることで「愛」を知って、ますます強く美しくなるのだという……おお、痛い痛い。前世の自分が痛い。


「きっと、他の人とは違う特別な感情、みたいなものでしょう。たとえばレア様は、このパーティーの七人の中で特別に大切だと思う人はいませんか?」

「特別に、大切……?」

「ええ。この旅が終わっても一緒にいたいだとか、一生を共に生きたいだとか」


 ……もしかしたらレアは「好き」とか「愛」の定義を知らないだけで、心の奥底ではアレンを愛しているのかもしれない。

 そうだったら……アレンとレアの感情の矢印が一致しているのなら、二人の恋を応援するべき……なのだと思う。


 そう尋ねると、レアはしばらく考え込み――そして、ぱあっと笑顔になった。


「ええ、います!」

「誰!?」

「サマンサです!」


 ……あれれー?

 どうしてそうなるのかなー?


「いや、ここでは異性の名前が出てくるべきだと思いますが……?」

「なぜですか? 大切に思う人というのに性別は関係ないでしょう?」

「そ、それはそうですが」

「サマンサは、こんな私にも優しくしてくれます。おいしいご飯を作ってくれて、皆のために率先して動いていて……そんなあなたは、とっても素敵です。私にとって、大切な人です」


 う、うん、それはまあ、食事係という点だと死活問題だし大切なのかもしれないけれど。


「え、ええと……それはそれで嬉しいのですが、私はレア様のことは普通に仲間だと認識していて……」

「あら……ごめんなさい、それもそうですよね。サマンサにはデュークがいますものね」


 ……あれれー?

 なんでそこで一匹狼お兄さんの名前が出るのかなー?


「どうしてデューク様なのですか?」

「だって、あなたたちはよく二人でお喋りしているでしょう?」


 それは、デュークは放っておくと一人でどこかに行ってしまうから呼び止めているのです。


「それに、デュークと会話する中で出てくる名前は、この中でサマンサが一番多いのです」


 え、数えていたの?


「あと、こう……サマンサの前だとデュークは、とても安らいだ顔をしていますし」


 え、そうなの? あまりいつもと変わらないと思うけれど……?


「それに、ほら。今も彼、あなたのことをじっと見つめていますよ」

「えっ?」


 レアのすんなりとした細い指先が示す方向を見ると――確かに、木を背にして立つデュークの姿が。でもあれ、ただ立っているだけじゃないの?


「見ていないでしょう?」

「見ています。といいますか……あなたのことは見つめて、私の方は睨んでいるみたいです」

「な、なぜ睨むのですか?」

「なぜでしょう……私、まだ人間のそういう感情がよく分からないのです……」


 ああ、うん、そうね、そういう設定にしたものね。


 その後、レアは偵察に行っていたアレンを迎えに行った。どきどきしながら二人の様子を見るけれど、二人のやり取りはアレンが渡した地図のようなものをレアが受け取り、それを馬車の方に持って行くくらいだった。


「……愛、ねぇ」

「愛がどうかしたのか」


 いきなり横から声が聞こえてきて、びくっとしてしまう。

 隣には、いつの間にかデュークがいた。ついさっきまでは木にもたれかかっていたはずなのに、さすがゲームでも抜群の素早さを持ち帝国では密偵の仕事もしていた魔法剣士だ。


「ど、どうかしましたか!? おやつがいりますか!?」

「……菓子は後でいい。ただ、おまえが呟いた内容が気になって」


 あ、お菓子はお菓子でほしいのね。

 それはいいとして、デュークは視線こそアレンの方を向けたまま言ってくる。


「ええ、まあ。先ほどレア様が、愛や恋が分からないとおっしゃっていたので」

「……まあ、あの人はかなり特殊な感じがする。見た目はおまえと変わらない年齢に見えるが……精神的にはもっと幼いような気がする」


 おっ、さすがデュークは鋭い。確かに、人間一年生のレアは精神的には未熟だ。


「そうですよね。いずれ、彼女に愛を教えてくれる人が現れればいいのですが」

「……そうだな」

「ちなみにさっき、レア様を睨んでいたのはなぜですか?」


 そういえば、と思って尋ねると、デュークは明らかに動揺した様子で身を震わせた。視線はやっぱりよそを向いているけれど――髪の隙間から見える耳が、ほんのり赤くなった気がする。


「な、なぜそれを?」

「レア様から伺いました」

「あのおとぼけ女が……!」

「私が言えたことではないけれど、パーティー内での喧嘩はだめですからね」

「べ、別にそんなつもりはないし、おまえが指摘するのはもっともだろう」


 私のレア暗殺事件は未遂に終わったから、「サマンサ」がかつて嫉妬と怒りを抱いていたことは誰も知らない。知らなくていい。


 デュークはこほんと咳払いをすると、マントの中に顎先を埋めた。


「別に、レアのことが嫌いなわけではない。ただ、なんというか……おまえと親しくしていそうなのが気になって」

「……いけないことでしょうか?」

「いけないことは、ない。ただの……嫉妬みたいなものだ」

「今、なんて?」

「忘れろ」


 思わず聞き返したけれど、デュークはばさっとマントを翻してきびすを返してしまった。


 嫉妬……嫉妬?

 レアを睨んでいたのは、嫉妬していたから?

 そして、前後の文脈を考えると……?


『今も彼、あなたのことをじっと見つめていますよ』


 レアの無邪気な声が頭の中に蘇り……ほんの少し、胸の奥がそわっとした。











 私たち八人は旅を続け、そしてついに魔王城にたどり着いた。

 まがまがしいオーラで包まれた魔王城だけれど、この旅で集めた宝玉を捧げることでオーラがかき消され、入城できるようになる。


「さあ行こう、皆!」


 伝説の装備を身に纏ったアレンが声を上げて、ダリルやユージェニーが意気揚々とそれに続く。


「う、うう……本当に、ここに魔王が……?」

「怖い……けど、平和のために頑張らないと……!」

「そうですよ。さあ、行きましょう」


 エルとノアは少し怯えた様子だったけれど、すっと進み出たレアが二人の手を取った。最初の頃はふわふわとした不思議ちゃんだったレアは、旅をする中でかなりしっかりしてきた。

 彼女は振り返ると、私に向かってウインクをした。私ではとても真似できそうにない、きれいなウインクだけれど……。


「……サマンサ」

「あっ、デューク様。私たちも行きましょうか」

「……待て」


 デュークに名を呼ばれたので慌ててアレンたちの後を追おうとしたら、呼び止められた。


 振り返ると、白や金を基調としたアレンの勇者装備とは真逆の、黒や紫、銀を基調とした闇魔法剣士の装備に身を包んだデュークが真剣な顔で私を見ていた。兜の下から覗く青色の目には、「サマンサ」の最強装備である神官のローブ姿の私が映っている。


「……この先は、激戦になるだろう」

「ええ、そうでしょう」

「おまえは、体力がない。魔物に襲われたら、すぐにやられるだろう」

「……そうでしょうね」


 悲しいかな、ゲームでもサマンサはレベル99になってもHPは底辺をさまよっていた。子どもであるエルやノア以下で、装備品も乏しいのでとにかく脆い豆腐防御力だ。


 一方のデュークは重装装備できることもあり、HPはダリルの次に多く、防御力もアレンの次に高い。そんなデュークを使わないのは縛りプレイ中かドMくらいだとさえ、言われていた。


「……おまえは、いざとなったら逃げろ」

「い、嫌です! 私も、皆と一緒に戦って……」

「話は最後まで聞け! ……逃げて隠れて、いざというときに備えるんだ。俺たちがぼろぼろになっても、おまえが元気だったら回復魔法を掛けられる。もしレアが状態異常になっても、おまえなら解除できる。魔王を倒して、皆満身創痍で歩けなくても――おまえのテレポート魔法があれば確実に脱出できる」


 私は、目を瞬いた。

 いつもなら話すときに目を逸らすデュークなのに、今は真っ直ぐ私を見ていた。


「戦闘中は、アレンの指示に従え。だが、忘れるな。黒魔法を撃つことや剣で攻撃することだけが戦いではない。レアのように、あらゆる属性の魔法を扱えるのが全てではない。……いつも一生懸命仲間を支えようとするおまえのことを、皆が頼りにしている。おまえが傷つき倒れたら、皆が動揺する。……おまえという存在にはそれだけの価値があるのだと、知っておけ」

「デューク様……」


 ありがとうございます、と言おうとしたけれど、続くデュークの言葉により台詞は喉の奥に引っ込んでいった。


「それと……この戦いが終わったら、おまえに言いたいことがある」

「……」

「必ず、八人全員無事で戦闘を終えよう」


 それだけ言うと、デュークは漆黒のマントをなびかせて歩いて行った。


 ……。

 ……ええと、あの、いろいろ言いたいことはあるのですが。


 今の台詞、いわゆる「死亡フラグ」なんですけど!?

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[良い点] サマンサとレアとデュークがほのぼのと交流していく様子というか、サマンサがなんだか普通の子で、それでいてまっすぐで、応援できる子たちでした。 [気になる点] アレンがレア可愛さにサマンサに敵…
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