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FATER  作者: S.Y.U
2/2

二人目

はじめての戦いでピンチになったとき、ついに二人目が姿を現す

「なんでこんなことになってんだ!!」クロに問い詰めた。

「ななんでたって、もともとフェイターは女しかなれないんだ。それなのにお前がフェイターって言われたとに驚いたんだぜ。多分その反動で女になってんじゃないのか。ま、もしかしたらお前もともと女だったかもな」

「なわけないだろ」あり得ないそんなことは

「とにかく今はこんな話してる場合じゃないだろ」

「そうだった」前を向くとディアブロスはかなり近づいていた。

「で、どうやってあいつをたおすんだよ」

「お前武器なんももってないのか?」

「見たらわかるだろうが、だから聞いているんだろ!」

「ならお前の武器は魔法だ!右手をあいつにむけろ」

「わ、わかった」と右手をディアブロスにむけた。

「・・・」

「なんも起きないじゃないか!」

「あら、右手を前に出せば魔法が発動するはずだったが」

こんなやり取りの間にさらに近づいてきた。

「おい、どうすればいいんだよ!」焦っていた。

「どうするもさっき言ったことしかわからねぇよ」

「あーもうどうにでもなれ!」

その時、右手が光りはじめた。

「こ、これって・・・」右手には火の玉ができていた。

「それだ、それをあいつに当てろ!」

「いっけぇぇぇー!」

 放たれた火の玉は

「グラァァァァ」見事に命中した。

「よっしゃぁぁ!」

「まだ気を抜くな、生きてるぞ!」

 煙の中からディアブロスが出てきた。そして大きな尻尾で攻撃しようとしてきた。

「くっ。」防御の態勢になったのでダメージは少なかったが、それでも

「腕痛ぇぇぇぇ。」と腕をおさえた。でも、フェイターのおかげか折れてはいなかったが

「おい、避けろ!」

「えっ?」目の前に大きな腕があった。

(死んじゃったな俺)諦めて目を閉じた。

「ドスン」なにかが倒れる音がした。

 目を開けるとそこには真っ二つになったディアブロスがいた。

「な、なんで?」全く理解できなかった。

「危なかったぁぁ。間に合った」一人の女子が現れた。その子は手に剣を持っていた。

「あ、あなたは」 

「ん?私?私は西山菜々よ、よろしく。で、あんたは?」

 右手を差し出されたのでその手をつかんで立った。

「僕は永瀬友久です。」

「ふーん、女の子にしては珍しい名前ね」

「いや、実は女の子じゃないて・・・」

「ま、それはそれとしてやっと会えたわ、今まで私が遅いときとかディアブロスを倒してくれててありがとうね。いつかお礼言おとおもってたんだ」

「いや、僕今日なったばっかりなんだけど」

「ということはもう一人いるってことか。なら今度はそっちを見つけないとなぁ」と時計を見て驚いていた。

「やば、学校始まる、急がなくちゃ始業式から遅れたくないよ」

「え、もうそんな時間なの!」

「詳しい話は今日の放課後玄関にいてそこで説明するから」

「わかった」

「そう言えば1つだけ言いたいことあるんだ」

「?」

「男子制服着ててもあなた大きいから意味ないわよ」と胸を見てそう言われた。

「だから俺は・・・」

 しかし、そこには彼女はいなかった。

「今日の放課後しっかり誤解を解かなくちゃな」

「じゃあ僕たちも行こう。でどうやって元に戻るの?」

 するとかクロは明後日の方向を見た

「どうしたの」

「実は、男に戻れないんだよ。」

「はぁぁ!?どうしてだよ」

「こっちやって聞きたいわ。普通女しかなれないんだ、なのにお前はなったんだ多少の誤差があるにきまってんだろ!」

「どうすんだよ、初日から遅刻とかいやよ!」

「わからんいつ戻れるかは」

「なんでだよぉぉぉぉ」

 結局学校に着いたのは入学式が終わったあとだった。


「ここって」そこは真っ白な世界だった。

「こんにちは」天使がやって来た

「私死んだんですか」

「そうよ、あなたは自殺したのよ、皆実さん」

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