難易度の把握がずれている
なろうアニメが何故評判が悪いのか?で、一番の原因はアニメを見てる層となろうの読者が重ならないからになる。さてこの中で、アニメを普段あまり見ないって層は間違いなくなろうを読んでないと確信できる。だが以前も書いたが今この不特定多数の一般層について考える意味は有るか?なら私は無いと思う。
そうなってくると集団の違いは本当にあるのか?は実は疑わしいところがある。その点は謎があるとぼやけた意見を書きたい。実は配信サイトではそれなりにネット投稿サイトの異世界物のアニメは人気が有る。BDが以前は売れていたのに今はさっぱりなのはこれはBDの特性のため、BDはオンリーワンやそれと繋がるキャラ物にお金が使われやすい。キャラ物もオンリーワンのキャラじゃないとあまり払わないので、異性のキャラクター物を作っていれば売れるなんて時代はとっくに終ってる。
なろう系(ネット投稿サイト全体を含む)がオンリーワンだった時代は終っている。前どこかで見たような作品ばかりに今は溢れていると思う。こういったタイプでBDが売れる事がほぼない。過去学園者が売れていたのは、それはキャラ単位で見るべきでキャラにオンリーワンがあったから売れていたに過ぎない。
次にジャンルが抱える許容範囲というものがある。ネット小説発の異世界物は何度か似たような作品を出していればすぐにキャパシティオーバーになり売れなくなってしまう。売れる制限数があると思えば良いと思う。異性キャラが弱いなろう系が何番煎じで売れるわけが無い。
根本的に私はBDに批判的。オンリーワンを感じさせなくても面白い面白くないは発生する。だからBDは物語の面白い面白くないと大きくずれた結果になりやすい。BDが売れた作品が面白い事はそれなりにあるが、逆の場合面白い、面白くないとはまるで関係が無い。売れないから面白くない指標に全くならない。
それがどうやって決定するか?は値段だと以前書いた。配信はだからBDより面白い、面白くないの指標としては合理的だと見ている。
じゃアニメを見てる層にも支持されてるじゃないか?
結局配信で見てる人が多いのを価値として認めない人たちが文句を言うから、配信のランキング上位に来てても説得不可能なんだ。
何故評判が悪いのか?で文句を言う人の集団となろうの読者は違う程度しか言えないと思う。深夜アニメの平均的な多数派である視聴者となろう読者が違う集団なのか?は正直分からないとしか言えない。
それを前提として本題に入る。今回の本題は、この煩いだけの文句言う人たちが何故嫌うのか?で分かってないって点があるからになる。その分かってない点は以前一話完結について書いた事に似てるけど、なろうファンタンジーは創るのは簡単だが、その中で多くの読者に受けるとなるととんでもなく難易度が高くなるから。
この作るのが簡単なほうだけを見て文句を言ってるから。そこでこれなら自分でも出来そうと思われてしまうからだ。そりゃそうだろう、自分でも作れるだろう。だがそれがランキング上位にこれるか?は全く別の話しだろう。なろうファンタジーのアニメ化はこのランキング上位作品しかなされない。
アニメ化された作品は、難易度が高いランキング上位に上ってこれた選ばれた作品群なんだ。ただ作る難易度じゃなくて、作った後なろうで受けたって難易度を考慮されることがまず無いからだ。上から目線になりがちなのは当たり前だろう。ただでさえネット評論家は偉そうなのに、なんだこれ簡単に作れそうって見られたらそりゃなお更馬鹿にされた目線で見られる。
ただ言えるのは、このアニメの文句言う集団ってこんな簡単な事も分からないってのがアホだねってつくづく思う。おそらくこの集団大きな集団じゃないので、ある程度マニアックな人たちだと思う。その人たちがこの程度か?って点が実に情けない。私が漫画アニメの物語についてしっかり書かないといけないと思ったのは、レベルが低い人はもちろんだが、アニメ漫画のマニア=オタクはヘビーだろうがライトだろうが、アニメ漫画の物語って物が何か?分かって無いんだ。
単純にレッドオーシャンブルーオーシャンの話しもあるけど、それだと真似だけの話になってしまうのだけど、真似がしやすいってのは簡単だって事なんだ。簡単なものは別に創作に限らず商品でもレッドオーシャンの過当競争になりやすい。だからこんなのある程度ものを知ってる人間ならすぐに思いつくんだ。ポイントは作る方に有るわけじゃない、それが受けるのか?の方にある。
じゃ何故こんな簡単な事も気がつかないのか?そこで集団の話に戻るんだ。自分がつまらんって感情が軸にあって、その個人的主観を論理に摩り替えてるからなんだ。自分が面白さに気がつかないから、難易度のキーが見えてないんだ。短絡的に自分が面白く無いから素人で、簡単に作れるようなもので出来が悪いんだろうって結論になってしまってるのだろう。