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クワンジュと魔法の鍵 台本  作者: A20
第二章「選ばれし若者たち」
8/47

8「音無の洞窟」

01グア「クワン!タイミングだ!!!ほら大縄跳びに入るみたいな気持ちで!」

02クワン「いやいやいやレベルが違いすぎるよ!!!洞窟から突風が出たり入ったりしてるなんて普通じゃない!!!」

03アーナ「竜の山の時みたいに背中蹴ってあげようか?」

04クワン「いい!!しなくていい!!自分で行くから!!!!!・・・・よし、いくぞ・・やるぞ・・・・よ、よしいくぞ・・って(蹴られた)ぬわあああああああっ!!!!」


05クワン「いてえ・・・ったくアーナってやつは・・・ほんと女の子らしくないというかなんというか・・」

06アーナ「聞こえてるわよあんたの心の声」

07クワン「・・・・っ?!・・・っあれ、なんで声でないんだ?」

08グア「音無の洞窟はな、声にだした言葉は聞こえないんだ。その代わり心の中で思ったことが聞こえる。気味悪がって誰もここには訪れないんだ・・・」

09アーナ「だからここは来たくなかったのよ・・。まあ風の使いがいるなら仕方ないんだけど・・」

10クワン「アーナと違って性格可愛い子ならいいな・・・あ」

11グア「そうだな・・・あ」

12アーナ「クワン・・・・グア・・・・」

13クワン「まったまった今のなし!!!!つい心の声が!!!!」

14アーナ「本心ってことでしょうが!!!!!!」

15グア「あ、ほら見ろ!驚いた、音無の洞窟には光るキノコが生えているのか・・・!」

16アーナ「グアもごまかしてんじゃないわよ!!!!!・・・っ・・私だって素直になりた・・・あ」

17クワン「え?アーナそうなの?」

18アーナ「うるさい!!!さっさと進むわよ!!!!」


19グア「グマたちをハンプトンのもとに預けてきて正解だ、な!」

20クワン「そうだね・・っ、こんな狭いところは通れないもん・・んしょ」

21アーナ「ンン・・・っ!ねえこれほんとに道あってるのっ?」

22クワン「あってるも何も分かれ道なんてなくてまっすぐだったじゃないか」

23アーナ「そうだけど・・・こんなところに風の使いが挟まってるとでもいうの?」

24クワン「この先に広いところがあるとか・・・・そんなんじゃないのかな、知らないけど」

25アーナ「なにその適当な・・・!」

26グア「しっ、まて、なにか聞こえないか?」

27ローラ「・・・・ぐすっ、いつになったら助けがくるんだろう・・・うっ」

28クワン「・・・まさか・・」

29アーナ「・・・うそでしょ」

30ローラ「このまま私・・・ずっと挟まったままなの・・・?・・・ううっ」

31グア「そのまさかだろうな、これは」

32アーナ「ちょっとあんた!どこで泣いてるのか知らないけど風の使いだったら返事しなさい!!」

33クワン「そんなめちゃくちゃな」

34ローラ「え、はっ・・・はあい!!!」

35クワン「ええ・・・・・」

36グア「見つかってよかったじゃないか!ははっ」

37クワン「いや笑いごとじゃないよグア・・・」

38ローラ「皆さんは・・使いさんたちですか?」

39アーナ「そうよ、私は水の使い。アーナって呼んで?」

40クワン「僕は時の使いのクワンジュ!」

41グア「炎の使いのグアだ、よろしくな。」

42ローラ「もう三人もいらっしゃるんですね・・!!私はサラ・ジュエリ・ローラ、風の使いです・・!!よろしくお願いいたします・・!!」

43クワン「こりゃ可愛いな、アーナと違って!」

44アーナ「あんた外にでたら覚えときなさい・・・?」

45ローラ「ふふ、あ・・でもどうやって外にでましょうか・・・」

46クワン「そうだよ、みんなで挟まっちゃってどうすんのさ・・?」

47アーナ「・・・・!!この鳴き声・・・竜だわ・・!」

48グア「助かった、俺たちが出会ったことで、風竜が迎えにきたんだ。」

49クワン「風竜・・・!!!ってどうやって助けてくれるんだ?」

50アーナ「・・・・・」

51グア「・・・・」

52ローラ「ふふふっ」




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