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クワンジュと魔法の鍵 台本  作者: A20
第五章「決戦」
46/47

46「地上へ」

01ハン「おーい!!!!!!みんなあーーー!!」

02クワン「ハンプトン!!リュック!!それにナキリさんやほかの森獣族の皆まで・・!!」

03リュック「まさか本当にやっちまうとはな。よわっちそうな奴だと思ってたのによ」

04ナキリ「生きていて本当によかった・・・!」

05ローラ「皆さんも生きててよかったです・・!全員で戦ってくださっていたんですね・・!」

06ハン「当たり前だろ!!俺たち森獣族が、もらった恩をかえさないわけがないんだからな!」


07グア「シガーさん、アリス、ピッツさんまで・・!力を使えるアリスと魔術師のピッツさんはいいとしてシガーさんは人間だろ・・?危険すぎる・・!」

08シガー「なめてもらっちゃあ困るぜ。俺だって元々お前と同じ炎の使いなんだからなあ?ま、そう言いながら実際あんまり役に立てちゃいなかったが・・。いてもたってもいられなくてよ。ありがとうな。」

09アリス「俺たちにできなかったことをやってのけるなんてね・・びっくりだよ」

10ピッツ「あら。私はちょーっとばかり期待していたわよ?」

11グア「あははっ!」


12レティ「ドラちゃああああん!!!」

13ドラク「孫ちゃああああ!!!お前らまで来てくれてたんか・・・!!」

14ネティ「ネティちゃんのアーナちゃんが危険な目に合ってるって聞いてこそこそしてらんないもんっ」

15エディ「なんだよネティ、びびりまくってたくせによ」

16フィティ「そうです。ネティはほとんどトッティの後ろに隠れてたです。」

17ネティ「うるさいよっ!!」

18トッティ「はは、でも、クワンは本当にすごい子だ。まさか、僕のところに来た時にはすでに力が目覚めてるなんてね」

19ドラク「おーそれ、クワンめっちゃ気にしとったぞ」

20トッティ「可愛い子には意地悪をしたくなっちゃうタチなんだ」

21セディ「ほんっと趣味わるいわよねトッティ」

22ヨディ「珍しくセディに同感だ」


23ペイン「うまくいったよ、リブ」

24リブ「うん、姉さん、よかったのさ。本当に」

25ジューグ「あなたがお姉さんね?リブからいろいろ話は聞いたわ。リブと一緒にいてくれてありがとう。」

26グマ「すごくいい子ですよ。アルティとは大違いですね」

27アルティ「おいこらやめろ、初対面でそういう印象つけるのほんとよくないからな!おい、俺そんなんじゃねえぞ!超クールだぞ!」

28ペイン「っふ・・・わかったよ」

29ダドン「いまこいつわろたぞ。へえわろたら意外と可愛いんやな」

29ペイン「っな」

30レイ「こいつが可愛い?やめておいたほうがいいよ、殺されるから」

31イーリ「あ!レイちゃんなの!!ねえねえロイちゃんは?ロイちゃんはどこなの???」

32レイ「・・・ロイは死んだよ。イーリ。ごめんな。」

33ペイン「え、お前・・・」

34レイ「・・・しー。」

35フウラ「みんな無事でよかったよお・・!うわあああん!」

36イーリ「うわあん!なのー!!」


37サレ「さて。門まで戻ってきたが・・本当にお前さんたちには感謝してもしきれぬよ。」

38ギジ♂「まさかマジでやってくれるとはな、俺開いた口がしまんねえよ。って口ねえけどさ」

39サレ「お礼をしたいんじゃが、お前さんたちがしてくれたことに値するものがみつからんのじゃよ。当然じゃ。世界を救ったのじゃからな、お前さんたちは」

40クワン「いえ・・・。僕は・・」

41サレ「クワンジュ。何も言うでない。あの子が望んだことじゃ。それにきっとまたどこかで出会えるじゃろう。」

42クワン「・・はい。」

43サレ「お前さんたちの持つその鍵は役目を終えてただの飾りものじゃ。いらぬのならわしがもらっておくが・・」

44クワン「・・もらってもいいですか」

45グア「俺ももらっておくよ」

46ローラ「わたしも・・!」

47ドラク「俺ももろとくわ」

48ペイン「私も」

49レイ「僕ももらうよ」

50サレ「うむ。それがよいじゃろう。では・・・そろそろお別れじゃ。」

51クワン「皆・・ありがとう。」

52グア「ああ。またな」

53ローラ「お元気で・・!」

54ドラク「さみしなったら俺のこと思い出せよ!!」

55ペイン「ふっ」

56レイ「誰がお前のこと思い出すか」

57ドラク「なんやとー!!」

58クワン「ははっ・・・みんな大好きだ。じゃあね・・!」

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