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クワンジュと魔法の鍵 台本  作者: A20
第五章「決戦」
40/47

40「デッダ」

01デッダ「あっらあ、裏切りもののペインじゃなーいっ、お久しぶり・・元気にしてた?」

02ペイン「デッダアアアアッ!!」

03クワン「シャイン!!!一対一で叶う相手じゃない!!!ひとりでいっちゃだめだ!!」

04ペイン「・・っく!!」

05デッダ「珍しく落ち着きがないのねペイン。それになんなのシャインって?可愛くない名前・・・あなたが光になれるとでも思っているの?ふふ、笑わせないで?散々殺しをしておいて光になろうだなんて虫が良すぎるとはおもわなあい?」

06ペイン「お前には言われたくはないなデッダ。虫がいいことは百も承知だ。それでもこいつらにもらった名を汚すことはお前にすらできん。」

07デッダ「ふうん、随分と落ちぶれたのね。つまんなあい!せっかく変わったいいおもちゃを見つけたと思って可愛がってあげたのに。まあいいわ、変わりはいくらでもいるんだから。」

08ローラ「ひどい空気・・・・この感情はなに・・?読み取れない・・・」

09グア「最悪だってことはわかるさ・・・俺たちにもな」

10ロイ「こいつを倒そうとおもったら・・どれだけの血液が必要なんだろう・・」

11ドラク「さあな・・・あ?おいクワン?!」

12クワン「僕たちの目的は二つ。一つはお前と悪魔の封印、もう一つは仲間の救出だ。答えろ、デッダ。水の使い・・ラルトス・アルメニア・アーナはどこにいる?!」

13デッダ「ああ、アーナ・・・・・ふっ、ふふふふ・・」

14クワン「なにがおかしい・・・?!」

15デッダ「なにがおかしいか・・ですって・・?!あーはっはっは!!アーナ!!!アーナねえ?!いい名前よねえほんと!!羨ましいったらないわ!!んふふふははは!!」

16ドラク「何わろてんねんこら!!!知っとんのやろが!!はよ返せくそやろう!!」

17デッダ「知ってるわよお?だけど返せはおかしいわねぼうや?だってもともとアーナはわたしのものだったんだもの・・・うふふふっ」

18グア「なんのことだ・・・?」

19デッダ「バオール!連れてきて!」

20クワン「・・・!アーナ!おいアーナ!起きろよ!!目を覚ましてくれ!!」

21アーナ「クワン・・・?みんな・・・?!どうして来たの馬鹿・・・!!」

22クワン「馬鹿はどっちだよ・・・!!アーナのこと放っておけるわけないだろ!!」

23アーナ「クワン・・・」

24ブラン「離しなさいバオール。私を誰だと思っているんです」

25クワン「ブランさん・・・!!!」

26ドラク「あのおっさんバオールに捕まってたんか・・・!!」

27ローラ「お怪我はないみたいですね・・」

28アーナ「ブラン・・・・?」

29ブラン「アーナ・・・生きていたんですね、良かった・・・もう二度と、二度と会えないと思っていました。」

30アーナ「ブラン・・・ブランシュカ・・?あなたもしかして・・・」

31ブラン「大きくなりましたね、・・・アーナ」

32アーナ「お父さん・・・ッ!!」

33ブラン「アーナ!!!くそ・・!離せ・・!」

34アーナ「お父さん!!!離して!!離しなさいよ!!!!」

35デッダ「あああもうほんと素晴らしいわね!感動の再会おめでとうアーナ。だけど・・・残念ね。」

36ブラン「・・・・っあ」

37デッダ「こいつらを連れてきてくれたからもうあなたのパパは用無しなの。」

38クワン「ブランさんッ!!!!!」

39アーナ「お、お父さん・・ッ!!デッダ・・・ッ!!あなた・・あなたなんてこと・・!!」

40デッダ「あなたにいいことを教えてあげるわアーナ。私の目的よ。」

41クワン「目的・・・」

42デッダ「あなたはさっき目的を話してたわね。私にも当然目的があるのよ?」

43ドラク「お前の目的はトゥルハンスの支配ちゃうんか!!」

44デッダ「あら。そうね、もちろんそれも私の目的のひとつだわ。世界を自分の好きなようにできるなんて、そんな気持ちのいい事ほかにないもの。だけど本当の目的はそれじゃない。私が本当に欲しいのは・・・あなたよ、アーナ・・・ふふふっ」


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