表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
クワンジュと魔法の鍵 台本  作者: A20
第4章「真実と魂と闇」
32/47

32「シゾラ教会」

01グア「・・・ちっ・・きりがねえ!!これで何匹めだ?!ドラク!!大丈夫か?!」

02ドラク「あったりまえやろ!!けど数が多すぎていちいち数えてへんわ!これじゃなかなか前に進まへんやん、かっ!!」

03クワン「ねえ!!シゾラ教会まではあとどれくらいかかるの?!」

04ペイン「まだもう少しかかる。こんな進み方では日が暮れるぞ。リブを他の竜王のもとに行かせたのはやはり愚かな間違いだった。」

05ドラク「あんなちっこい竜に皆乗れへんやろ!っていうかお前・・・!そんなでっかい鎌どこに隠してたんや・・!おっらあ!そんな細っこい体でめっちゃ軽々振り回すし・・!」

06ローラ「そうですよ!!女の子なんですから体は大切にしないとだめです!!」

07クワン「え?」

08グア「女の子?」

09ドラク「嘘やろ?」

10ペイン「女扱いされるのは好かん。おい、こっちを見るな、殺すぞ。」

11グア「おいドラク・・・こりゃ泣き言いってられないな」

12ドラク「せやな・・・これじゃかっこわるすぎや。」

13ローラ「グアさんもドラクくんもシャインさんも無理はしないでくださいね・・!」

14クワン「くっそ・・・僕の力はいつ目覚めるんだよ・・・!うわあっ」

15グア「そんな気にするなよクワン、俺たちにはお前が必要なんだからな。」

16ドラク「ま、そーゆーことや!とにかくここは俺らに任せろクワン!その代わり魂の使いの説得は任せたで!」

17クワン「うん・・・!分かった!頼むよ・・!これだけバロールがいるってことはメディア城の近くにあるシゾラ教会に近づいてるってことだ・・!」

18ローラ「シャインさんは魂の使いさんに会ったことはないんですか?」

19ペイン「ないな。だが面倒なやつだってことは聞いている。」

20グア「面倒、ね。とにかく会ってみるしかないな」

21ドラク「よっしゃあほんならこのイケメンドラク様の本気見せたんでー!」

22クワン「デッダの前に本気だすの?」

23ドラク「おらああ!!本気かっこ本気よりちょっと手抜きいい!!」


24ドラク「はあ・・・はあ・・・・ああ・・・しんど」

25ローラ「ドラクくん大丈夫ですか・・?癒しの力使いましょうか?」

26ドラク「こんなことに使わんでええよローラ、あんがとな。それよりここか、シゾラ教会ってのは」

27クワン「前にシガーさんが言ってた通り、確かに全部ガラスで作られてるみたいだね。」

28グア「曇天の中にこんな綺麗な建物があると違和感だな。傷ひとつついていないようだし」

29ペイン「なにをしている。もたついている暇は私にはない」

30クワン「あっシャイン待って、そんないきなり・・!」


31ロイ「わあいお客さんだあ!!ぎゅむーっ!!」

32ペイン「うわあああ?!?!」

33クワン「シャイン?!大丈夫?!」

34グア「あのシャインが押し倒されるなんてな・・もしかしてこの子が魂の使いか?」

35ドラク「ええ・・こいつが・・・?」

36ペイン「ななななんだ離れろ気持ち悪い!!!!」

37ロイ「えへへへ!あれっ君女の子なんだねえ?うふふ、おっぱいやあらかあい!」

38ペイン「ぶっ殺す!!!!」

39ドラク「そうでないことを祈りたいわ俺」

40ローラ「邪魔してごめんなさい。あなたが魂の使いさんですか?」

41ロイ「君たちもしかして使い?!1、2、3、4、5、・・・あれ?一人足りないね?てっきり僕が最後かとおもってたのに」

42ペイン「おい質問に答えろくそやろう!!てめえが使いじゃなけりゃ今すぐに殺してやる!!!」

43ロイ「わっこわあい。僕はベールゥ・リッカ・ロイ!君たちの言う通り魂の使いだよっ!」

44イーリ「あれ、お客さんなの。」

45クワン「あれ、竜だ!もしかして・・・」

46ロイ「魂竜のイーリだよー!本当の魂竜じゃあないけどね。悪魔に殺されて山積みにされていた竜の中から、引っ張り出してきて命を宿したみたい。」

47グア「みたい?」

48イーリ「よろしくおねがいするのー」

49ロイ「ま、こんな入り口で話すのもなんだから中へどーぞ♪」






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ