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クワンジュと魔法の鍵 台本  作者: A20
第3章「神々と力」
17/47

17「水の神ネティ」

01アーナ「この泉に神がいるわけ?」

02ナキリ「そうじゃ。ネティ、と大きく叫んでみるとよい。水の神の名だ。」

03アーナ「えっと・・・・ね、ネティ!!」

04ネティ「もーーーー!ネティちゃん、だよっ!!!!!」

05アーナ「ひいっ?!なんか泉から出てきた!!!!」

06クワン「女の子だ、随分と小さいな。歳も5歳くらいか?」

07ネティ「小さくてもネティちゃんは神さまだよっ!今回の使いちゃんはあんた?名前は?」

08アーナ「そ、そうよ。ラルトス・アルメニア・アーナ・・・」

09ネティ「アーナちゃんねっ、私のことはネティちゃんって呼ぶんだよ?わかった?」

10アーナ「わ、わかった・・・」

11グア「神がこんなに小さな女の子だったとは・・驚いたな。」

12ナキリ「神はみなあのような容姿じゃ。あれでもわしよりも長く生きておる。」

13ドラク「まじか」

14ネティ「アーナちゃんは力が欲しい?」

15アーナ「・・欲しいわ。」

16ネティ「それはどうして?」

17アーナ「・・・・・私のせいで。・・・この使命のせいで、両親は命を落としたわ。なら、せめてまっとうするのが罪滅ぼしだと思うのよ。そのためには・・・力がいる。だから欲しいの。」

18クワン「・・・・・」

19ネティ「そう。・・・わかった、アーナちゃんに力をあげるっ」

20アーナ「なにっ急に水が手首に・・・!!」

21ネティ「もー!危ないから動かないでっ。」

22アーナ「・・・・・なにこれ、ブレスレット・・?透明で・・綺麗・・・。」

23ネティ「それは水の力を操ることができる道具だよっ。水の使いであるアーナちゃんにしかこれは使えない。一度両手を強く合わせてからゆっくり離すと手のひらから水がでるようになるの。やってみてっ?」

24アーナ「えっと・・?手を合わせて・・・・離す・・・・うわあ水が宙に浮いてるっ・・・?!あ、でもおっきいシャボン玉みたいでなんか可愛い・・・」

25ネティ「大きさも量も温度も自由自在だよっ。慣れるまでは大変だけど、使ってれば慣れるからっ!さてと、じゃあそろそろ交代しよっかな!時間もあまりないみたいだし、ね」

26アーナ「え?」

27ネティ「じゃあねっアーナちゃん!死んじゃあやだよっ?!」

28アーナ「不吉なこと残してくなってのこのガキ!!!・・・なんだったの。」

29ナキリ「終わったかの。では次は炎だ。ここから近いところに祠がある。ついてこい。」





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