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クワンジュと魔法の鍵 台本  作者: A20
第3章「神々と力」
15/47

15「ナキリ村」

01クワン「ねえ。そのナキリ村っていうのはどのあたりにあるの?ハンプトン」

02ハン「言いにくいんだけど詳しいことは教えられないんだごめんね。」

03リュック「神聖な場所だし俺たち森獣族の拠点だからな。お前らのことを信用してねえわけじゃねえんだ。わかってくれ。」

04クワン「気にしないで!ジューグたちも小さくなれば目立たないしね。ねえジューグ?」

05ジューグ「クワン、私たちみんなで話してたんだけど、貴方たちが力を授かっている間は少し離れたところに待機していることにするわ。」

06クワン「え?どうして?」

07グマ「確実にメディア城には近づいていますからね。雷の城跡の時のように一緒に術にかかってしまえばまたあなた方を助けられない。」

08ダドン「わてらは少し離れたところで村の周りの様子を監視しとくわ。悪魔が近づいてきたらこっちで食い止める。」

09ドラク「・・・危ないんちゃうんか」

10アーナ「そうよ、・・・危険すぎる」

11アルティ「大丈夫だ。これでも王だからな。死んだりはしない。」

12リュック「いい判断だと思う。あの村も安全かといえばわからない。それに動く数は少ないほうがいいからな。」

13ハン「それじゃあこのあたりで竜たちには待っててもらって、ここからは歩いて行こう。大丈夫、そんなに遠くはないから。」

14クワン「うん、わかった。」


15ナキリ「おお、ハンプトンにリュックではないか。久しいの。元気にしていたか?」

16ハン「ナキリ村長お久しぶりです・・!相変わらずお若いですね・・」

17リュック「若作りしすぎだろ。無茶はよくないぜそんちょ」

18ナキリ「まったくお前たちも変わらんな。して、こやつらがそうか。」

19クワン「初めまして、えっと・・・」

20ナキリ「レン=ナキリじゃ。この村の村長を長年やっておる。」

21ドラク「長年っていうてもまだ若いやろ。グアより少し上くらいか?」

22リュック「村長は容姿は若いけどな、実年齢はかなりのじじいだぜ」

23ナキリ「はっはっは、若作りの魔法は得意でなあ。なるほど今回の若者たちはこれまた随分と若いな」

24グア「今回の・・・・?俺たちが初めての使いじゃないのか?」

25ナキリ「おお。お前さんは炎の使いか、頭が切れるようだな?ついてこい選ばれし若者たちよ。神々のもとに案内しながら説明しよう。トゥルハンスの伝説の真相を。」


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