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クワンジュと魔法の鍵 台本  作者: A20
第一章「トゥルハンス」
1/47

1「鍵」

01クワン「んんーっ・・・はあ。・・ああ、いつの間にか寝てたんだな・・・。今は・・・朝の7時、か。そろそろ母さんが僕のことを呼ぶ頃かな。よし、一階に降りて・・痛っなんか踏んだ!・・・あ、これ・・・」


02アニー「あ!おにーちゃん起きた!」

03クワン「ふああ、おはよう母さん、父さん。それからアニー、ルーガおばさん。」

04マリー「おはようクワンジュ。朝御飯できてるわよ」

05ロンゾ「おはよう。随分と眠そうだな。また夜遅くまで本でも読んでいたんだろう」

06クワン「はは、あたり。続きが気になっちゃって。・・ねえ、急に変なこと聞くんだけど、この鍵って結局なんなの?」

07マリー「ああ。その鍵のこと・・・」

08クワン「僕、物心がついたときには既に身に着けてたよね。この鍵のことなにか知ってるの?」

09ロンゾ「いいや、鍵のことはわからない。ただ俺たちはその鍵にとても重大な役目があると思うんだ。」

10クワン「役目?」

11ルーガ「クワンが生まれてすぐのことよ。私たちがあなたから目を逸らして、そして戻したときにあなたはその鍵を持っていたの」

12クワン「ルーガおばさん、それって僕がこの鍵を勝手に持ってたってこと?」

13マリー「私たちも驚いたわ。あなたが一人で動けるはずがないし・・。でもあなたはその鍵を離そうとしなかった。だから私たちはこれにはなにか意味があるのだろうと、その鍵をあなたに持たせておくことにしたのよ。」

14クワン「そう・・・だったんだ。じゃあこの鍵は一体・・・」

15アニー「ねええ!!!難しいお話わかんない!!!」

16マリー「ああアニーそうね?難しいお話は分からないわね。ごめんなさいね」

17アニー「おにーちゃん!わたしお外に遊びにいきたい!連れてって!」

18クワン「うん、いいよ。ご飯食べたら行こうか」

19アニー「わあいっやったー!!!はやくはやくー!!」

20ルーガ「まったくアニーったら本当にお兄ちゃんのことが大好きなんだねえ?」

21アニー「うんっだあいすきー!!」

22マリー「うふふっ」

23ロンゾ「ははっ」

24ルーガ「まあまあ」

25クワン「僕も大好きだよ、アニー」


26クワン「そう、これが普通だった。幸せな家族に囲まれて平凡な毎日を過ごしていた。それなのに、この日々から一転して、僕が、ひとつの世界を救うことになるなんて。そのときは思いもしなかったんだ。」

27クワン「企画ボイスドラマ」

28クワン「クワンジュと」

29クワン・グア・アーナ・ローラ・ドラク・レイ・ペイン「魔法の鍵」





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