第27話 東京編 エピローグ?
週末は忙しそうなので・・・。
東京編終了です。
あ、全て作者の想像で書いていますので、実際と違ってもそこはスルーでお願いします・・・。
東京なんてなかなか行けないよ(◆屮`曲´)屮
<第27話>
やあ、オレの名前はANDREW!
肉まんとピザまんならピザまんが好きな方アンドリューです!
あのチーズのとろける感じがたまんないんだよな。
乳製品万歳!
さて、夕べソラにだいたい全部打ち明けたのだが、だからといってオレの何かが変わるわけでもなく。
そしてソラと言えば、
「うーん、やっぱり頭の中に声が直接響くってのは慣れないわねぇ」
と盛んに首を捻っていた。
「どうにかならないの、トラ?」
『うーん、慣れろとしか・・・。まぁ、手がないわけでもないんだがなぁ』
「そうなの。じゃあ、どうにかしてよ」
簡単に言ってくれますね!?
仕方ない、どうにかしてやるか。
『じゃあ、ちょっとその指輪貸せよ』
「え、どうすんの。東京来るからってわざわざちょっといいの付けてきたのに」
『大丈夫だって、壊さねえから』
指輪をテーブルの上に置かせると、魔法付与、ついでに永続化。
上級魔法が使えるとこんな事もできるようになる。
『よし、付けてみろ』
「変な呪いとかかけてないでしょうね?」
『誰がするか、そんなこと』
指輪を付けるソラ。
「付けたわよ?」
「どう聞こえる?」
「あれ!? 耳にはにゃーにゃー聞こえるのに意味が分かる・・・」
「だろ。動物と会話できるマジックアイテムにしたんだよ。今んところはオレとしか話せない仕様になってる。ソラだって、そのへんの犬猫鳥とか全部人の言葉に変換されるのも困るだろ?」
「まぁ、確かに・・・。でも、もし話したいって思ったら話せるようにして欲しいな」
「うーん、追加で魔力を注いだら出来るようにするか。そのためには魔力を貯めておくアイテムが必要になるかな。ソラのMPでも不可能じゃ無いけど、MP切れで気絶されたりしても困るし・・・」
すぐには無理だなぁ。
「え、私にも魔力ってあるの?」
「誰でも持ってんだよ。この世界は魔力に対する認識が薄いから基本気にしなくていいけど。ソラもあんま気にすんなよ。好奇心猫を殺すっていうだろ?」
「じゃあ、トラやばいんじゃないの?」
「そうそう・・・って何でだよ」
全くもって失礼なヤツだ。
「オレと会話出来るっても、にゃーにゃーいうだけの猫に普通に話しかけてたら痛いヤツ認定されても文句言えねえからな。基本念話で会話出来るように訓練するぞ」
「うえ・・・。分かったわよ」
その度にオレのMP消費するのも面倒なんで、パス繋げたらいいんだけどなぁ。
だが、使い魔契約とかこのオレ様がするわけにもいかん。
まあ、今の状態なら念話の送受信に使うMPくらいはたいした問題にもならんからいいか。
『さて、今日はどうするんだ?』
『そうねぇ・・・。お兄ちゃんはコミケとやらに行っちゃったし。今日の夜の最終便で帰るから、それまでに羽田空港には行ってなくちゃいけないのよね』
今の時刻は午前10時。
ホテルのチェックアウトを済ませて、夕方までは自由時間だ。
『今日も買い物三昧か?』
『そんな余裕はないわ。私の財布の中身的に・・・』
orzって感じになってるな。まぁ、それはしょうがない。
分不相応な金の使い方をするヤツは身を滅ぼすからな。
結局、ソラは話題の新名所「東京スカイツリー」を見に行くことにしたようだ。
「せっかく東京なんてところに出て来たんだから、いかにもな観光名所回ってみるのもいいでしょう」
そう言って、ソラは荷物を帯広の実家へと宅急便で送る手続きを済ませると、オレを入れた籠を持ってシャトルバスに乗り込んだ。
さて、スカイツリーと言えば東京タワーに代わる新名所だ。高さは634mで、3づくしの東京タワーより遥かに高い。
「綺麗~」
今オレ達は地上350m地点にある天望デッキで景色を楽しんでいる。
高い所も別に苦手じゃないが、さすがに凄え眺めだ。
「絶景絶景。空を飛ぶ以外では見られないような景色だよな」
「空飛べるの?」
「当然だろ。飛行の魔法は魔術師の基本だぜ?」
ちなみに、今オレは人間形態だ。
さすがにペットとして入るのはイマイチつまらなさそうだったからな。
金ならパチンコで稼いだ金があったから、ソラには迷惑掛けてないぜ。
「さらにこの上、地上450mに天望回廊ってところもあるらしいぞ。行ってみようぜ」
「まだ上があるんだ。でも、東京タワーもそうだけど、なんでこんなに入場料って高いのかしら・・・」
「金のことなら心配すんな。入場料くらい奢ってやるよ」
「嬉しいけど、そのお金、どこから出したのかしら」
「後ろ暗いことはやってねぇよ。安心しろ」
ギャンブルが後ろ暗いかどうかは意見の分かれる所だろうけどな。
天望回廊からの眺めも素晴らしかった。
どっちかっていうと、夜来て夜景を眺めるなんてのも楽しそうだったがな。
その後はスカイツリータウンの中にある水族館「すみだ水族館」へ。
「あー、ペンギンとか和むわ-」
「コイツら何考えてんだろうなぁ」
魔法使えば意思疎通可能なんだけど、こんなところでコイツらの本心聞いても冷めるだけだからやめといた。
でも、外敵もいないしエサもたくさんだし、案外満足してたりしてな。
続けて「ソラマチ」へ。
ソラが限定のひょう柄ばな奈をお土産にゲットしていた。
「バナナなのにヒョウ柄ってどうなんだよ?」
「お土産に変な期待しないでよ」
「ごもっとも」
そして、レムソンズって雑貨とかの店に突撃。
「ここは来てみたかったのよねぇ」
何でも、フローズンヨーグルトやソフトクリームをセルフトッピングでアレンジして食べられるらしい。
「ソラ、オレの分も頼むわ」
「任せなさい。私のセンスを見せてあげるわよ」
しばらくして差し出されたそれは、何ともゴージャスな感じのデザートだった。
ふむ、なかなかのセンスだと褒めておこうか。
「やるじゃん」
「ふふふ。一応色々と勉強してるからね!」
そういや料理とかするんだったな。
料理の腕もなかなかだし、焼き菓子とかも得意だ。
「ソラはなかなかいい嫁さんになりそうだな」
「嫁っ!?」
「何そんな狼狽えてんだ?」
女なんだからいずれは嫁に行くだろうに。
一人で生きていけるのも大事なことなんだろうけど、やっぱ寂しいと思うんだよな。
オレも元の世界じゃ独身だったしなぁ。
飲み友達がたくさんいたから寂しいとか思わなかったけど、よくよく考えてみたら一人っつーのは勿体ないよなぁ。
「ソラだって年頃の娘だろうが。いずれは結婚するだろ。親父さんもお袋さんもそう思ってるだろうさ」
「・・・そりゃそうでしょうね。お兄ちゃん次第では私が婿を取ることになるかもしれないんだし」
「イヤなのか?」
「イヤっていうんじゃないけど、ちょっと・・・ね」
「なぁに、大地だってちょっと二次元乙だけど、いい奴には違いねえ。もしかしたら大地に似合いの嫁さん見つけてくるかも知れねえだろ?」
「だったらいいんだけどね。そんなことより食べましょ」
ソラはソラで色々考えてんだなぁ。
オレみたいに気楽に生きるのもいいもんだぜ?
夕方、羽田空港で大地と合流したオレ達は、無事に最終便で十勝帯広空港に到着した。
別に飛行機がハイジャックされるとか、戦闘機に追いかけ回されるとか、飛行機毎異世界トリップとか、そういうことは無かった。
そうそうあってたまるか。
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