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PsyChic  作者: @みっつー
9/17

爆発の予感/謎の女の人

そろそろあんどぅーの過去編。

ーーーー

「・・・・てことでさー(笑)」


その頃


あんどぅーの朝の話で盛り上がっていた部屋に電話の音が鳴り響いた。


「俺が電話とってくるよ。・・・・・はい。・・・・・・え。・・・わかりました。はい。」


「なんて内容だった?あんどぅー?」


「カズマ達、ヤバイかも。あの依頼急遽Sクラスに変わったらしい・・・・」


クラスとは難しさを決めるアルファベット。


Sが一番難しい。


「あと。物を浮かせる能力が必要て書いてある(・ω・`」


「あんどぅー!!ちゃんと見てよ依頼を~!!!ちょっと助っとしなきゃ!!イサミちゃん!」


「了解。」


イサミ達は依頼の所定の場所へ飛び、話を聞いて川沿いへむかった。



ーーー


「おいいいいい!!!なんかチカチカしてんぞ湊人おおおおいい!!!!」


「なんで俺に言うの?!」


四角い何やらチカチカ光っているキューブを持ちながら、川沿いへダッシュ。


そんなとき俺は小石にけ躓き、ダイナミックに転んでしまった。


「いっだ!!!あああすんません!!!」


「大丈夫か?!」


膝がすりむけ、血が出ていた。


「うおお・・・・いってぇ・・・・よいしょ。」


俺は立ち上がって走り出そうとしたその時


{ジジー・・・・アト、59ビョウ・・・・57、56、55・・・}


「なんか、ヤバそうだッ!!!」


カズマはキューブをポケットにつっこんで俺をおぶって走り出した。


「あっ、あざっす・・・・」


「気にすんな!!怪我人はおとなしくしてろ。」


だが、川沿いまでまだ距離があった。急いで走っても2分はかかりそうだった。


「んぐうううううッ!!!」


カズマは俺を背負っていてかなり苦しそうに走っていた。


{10ビョウマエ・・・9、8、7、6・・・・・}


「あああクッソ!!!爆発でもなんでもこいやァ!!」


その時、カウントダウンが急に途絶えた。


(あれ、終了?てことは爆発・・・・・)


しかしキューブは爆発しなかった。そして背後から聴き覚えのある声が聞こえた。


「大丈夫だったか?二人とも。」


「ああ!!湊人君怪我してるじゃん!今なおしたげるから!!」


そこにはあんどぅー、みっきー、まゆみちゃん、イサミがいた。


治癒(ヒーリング)!!」


俺の傷は忽ち消え、痛みも消えた。


「ありがとうございました・・・」


「わるかった。二人とも。その依頼、Sクラスなんだ。それに、条件にみたしてなかった。今は俺がカウントダウン止めてるケド、長くは持たない。早く行くぞ。イサミ!」


「了解。」


イサミの力を借りて、川沿いまでたどり着いた。


「んで、家どこ?」


「多分。あれ。」


「確信は?」


「だって、家ってあれしかないスよ。」


一軒しか立ってない家に向かって走り出したその時。


「大和くん?」


後ろから女の人が声をかけた。


(大和くん?人違いか?)


「やっぱり!!大和くんだ!!」


彼女はあんどぅーの元に駈けて行った。


「久しぶり!!私だよ!!美奈(ミナ)だよ!!」


あんどぅーに抱きつこうとしたが


あんどぅーがスッとよけた。


「誰だ。お前など知らない。行くぞみんな。」


「ちょっと待ってよ!!」


彼女はあんどぅーの腕を掴んだ。


「やっぱりあの事気にしてる?あれは大和くんのせいじゃないって・・・・」


「煩い!近寄るな!」


あんどぅーは乱暴に腕を振り払った。


「折角庇ってるのになんなのよその態度。もういいわ。諦める。」


彼女は両手に何時の間にか銃を構えていた。


(?!)


「殺、ス・・・殺ス・・・コロスコロスコロスコロスコロス。」


「お前ら、先に家訪ねて来い。時間足りないからな。ここは俺がやるから。」


「後輩には優しィィィんだねェェェェ!!!なんであたしにはそんなにつれないのかなァァァッ?!?!」


「早くいけ!!」


俺たちは言われるがままに走って家に向かった。


「久しぶりに2人きりになれたねッ!」


「煩い。」


「何年ぶりかなァ・・・。あ!そういえばね!私、最近成績上がったんだよ!」


「煩い。」


「でねー、強くもなったの!前みたいに泣き虫じゃなくなったんだよ!」


「煩い。」


「・・・・アァもう。また独走しちゃったじゃん。まあ、ココで殺して楽にしてあげるから安心してね?」


「俺は死なん。」


「・・・・じゃあ、代わりに後輩ちゃんを殺しちゃおうか?」


彼女はニヤリとした顔で立っていた。


「なら俺が貴様を殺す。」


「できないくせにィー」


「・・・・。」

誤字脱字発見次第連絡求ム

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