危険物取り扱い注意
湊人君の影が薄くなんてなってません。
「えと、ここで確か見たんだよナァ~」
「マジすか!!・・・・て居ないし。」
「そりゃあ毎日いるとも限らないでs「あああッ!!いたいた!!」
俺が驚いてユーマの見ている方向へ傾けると
(オォオォオマイガッッ!!!要らないミラクルッ!!)
なんとそこにはまゆみちゃんがいた。
「あ、この前の人と・・・・湊人く・「うわっほおおおおい!!!超能力者の女の子だぜええええええええ」
俺はまゆみちゃんが俺の名前を出しそうになったのを間一髪で防いだ。
ここで俺の名前を知ってると気づかれたらユーマが不審がると考えたからだ。
まゆみちゃんは「へ?!」と驚いている
まゆみちゃんのほうを見て顔で合図して見た。
(まゆみちゃんッ!知らない人の振りしてッて通じたか?!)
まゆみちゃんは俺の顔をみて感ずいたか、うんうんと首を縦に振った。
「わっ、普通の人ですね?!見られちゃったからには記憶を消させていただきます!!」
(よし。)
「記憶を消す?!てことはやっぱ超能力者の女の子なんだネ!!俺と一緒にお茶でmぐほぉぅえあっ」
俺はユーマを軽く殴った。いや、これは単にムカついたのもある。
「先輩!!」
「ん?・・・了解。消させてもらおうか。失せろ。」
刹那、ユーマは倒れこんだ。
「おぉう・・・記憶消された時ってこんな感じなんだな・・・」
と俺は呟いた。
「湊人君。先輩、湊人君にも容赦無く記憶消す能力使ってましたよ;」
「え?!マジすか!!」
(なんで平気だった?!)
「チッ。消えろよ。」
「ちょ、酷ッ!?」
そんなこんなでユーマを木の下に運び、
俺たちは部屋へ向かった。
入ると
「やぁ。」
「お、はろー」
あんどぅーとみっきーがいた。
「あ、安藤先輩こんにちはぁ~・・・」
俺はなるべく回避するように挨拶した。
「あ、そうそう。聞いてよみんな。今日の朝、湊人君にあったんだケドさ~「ああああああああああああああああ!!!」
俺はあんどぅーの言葉を打ち消すように叫んだ。
「なんだよー湊人君~そんなに朝に俺とあったのがやだったとか?うわーひっどーい」
「いや、ちが・・・」
「でさー、湊人君たらs「ああああああああああああああああッッ!!」
「なんなんだ~全く~」
あんどぅーはニヤニヤしながら言っている。
するとあんどぅーは突然表情を変えて思い出したかのように俺に言った。
「そういえば、君にやってもらいたい依頼がきてたんだ。」
「へ?」
あんどぅーは掲示板(依頼が沢山貼り付けてある場所だ)から一枚紙をとって俺に渡した。
内容を見ると
「・・・配達のお願い?」
「そ。配達なんて頼むなって言いたくなったが、依頼だから仕方ないと思ったと同時に、君に丁度いい依頼かと思ってね。」
「依頼ですか。やります。」
「うむ、で、一人で行かせるのは少々不安だ。カズマ、ついて行ってやれ。」
「俺スか?!」
カズマは嫌そうな顔した 。
(いや、嫌だろうな。俺だったら嫌だよ?面倒いもんな人の付き合いなんて。でもそんなに嫌な顔されると傷つくと言うか。)
「ほら、湊人君傷ついてるぞ。」
あんどぅーがカズマに叱るように言った。
(心読まれた?いや、表情でわかるか。)
「ん~。ま、わかりましたっと。さっさと行こうぜ湊人君。」
俺が準備していると
「で、今日の朝さ~「うおおおおおおおおおおおおおッ!!!」
準備が終わり出て行こうとしたその時
「で、湊人君たら朝、お「あああああああああッ!!先輩!!俺が行っても絶対言わないでくださいよ?!」
そう言って俺たちは依頼へと向かった
其の間。
「今日の朝、湊人君たらさー。角で・・・」
ーーー
「なぁ、」
カズマが俺に話しかけてきた。
「はい?」
「オレさ、お前のこと『湊人』で呼ぶな、~君てつけるのは俺には無理だからさ。お前も俺のこと『カズマ先輩』じゃなくて、カズマでいいぜ。どうせ年はそんなかわんないし。」
「せん・・・カズマはいくつなんですか?」
カズマはかなり小柄だ。
大きく年下に見えるが、きっと俺より大きく年上なのだろうと思っていた。
「湊人と同い年の隣のクラスだb」
「・・・・え?(・ω・`」
「ま、まあ、世間話はこのへんにして、仕事すんぞ!!」
「え?!あ、はい!!」
(え、まさかの同い年?!)
俺らは所定のばしょ、普通の花屋さんについた。
「こんにちはー。PsyChicのものでーす、今日は配達の依頼を受けてきましたー。」
カズマは慣れた口調で以来の確認をしている。
そのあいだ、俺はまだ練習期間的なあれなので、
カズマの様子をしっかりと観察していた。
「で、こいつが新入りの湊人ってやつです。迷惑かけたら言ってください。」
俺はカズマに頭を手で押し込められた。
「お、お願いします。」
若干の首の痛みを感じながら、早く手離してくれえええと願っていた。
カズマが手をようやく離すと、お仕事の話に入ったようだ。
「で、何をどこに運べば良いんですかね?」
花屋の主人ぽいひとが真剣な口調に変わった。
「これは君たちにしか頼めない。表で話しして誰かに聞かれたらまずい。裏に行こう。ついてくるんだ。」
俺たちは主人についていった。
ついたのは地下室。
主人は話を始めた。
「で、運んで欲しいのがこいつだ。」
主人は手のひらに収まる位の四角い何かを手の上に持っていた。
(自分で持っていけそうだけど・・・・遠いのかな?相当。)
「届け先は、そこの川沿いの家だ。」
俺は驚いた。なぜ手でもてるし、あんな近くなのに依頼としたのか。
「これ、絶対に触らないで運んでな。じゃあ、検討を祈る!」
主人は手のひらのキューブを地面に静かに置いて、その場から立ち去った。
すると早速カズマが拾おうとしたので俺が止めた。
「ちょっと待ってください!!さっき絶対に触るなと言われましたよ。どう意味スか?あれ。」
カズマはふっ・・・と笑い、自信満々に俺に言った。
「俺にもわからん!」
「・・・うぇええ?!」
「触らないとか無理だろ!!そう思わないか湊人!!」
「いやいやいや、そこは超能力でなんとかするんじゃないの?!」
「汚すなって意味じゃないの?!まあいいよこうゆうときの為にビニール手袋持ってきてんだ!!」
カズマは止める暇もなくキューブを拾ってしまったするとキューブが光り、音が聞こえた。
脳内に直接響いてるような・・・そんな音が。
俺は聞こえ始め、始めての体験だからか頭が痛くなった。
「いッ・・・・・・」
「大丈夫・・・・なんだこりゃ?!誰の超能力だ?!」
俺を心配してくれたのも束の間、カズマにも聞こえているようだ。
{ビ・・・ビビ・・・・バクハツマデ、5フン、5フン。カウントダウンスタート・・・ビビ・・・ジー・・・}
「五分で爆発・・・・て・・・・なんなんすか・・・・・いつつ・・・・」
「・・・俺にもわからん!」
今の言葉に自信はなく、本当にわからないようだ。
「それより、頭大丈夫か?まだ鍛えたりとかしてないからかなり痛くなかったか?」
「大丈夫ス・・・そんなことより早く配達しないとやばいですよ・・・!!!」
俺たちは「行こう!!」と川沿いへ走って行った。