え?これ夢オチ?!
誤字脱字っぽいなと思ったら修正するのでコメントください。
「あのぉー。超能力者の方で間違いないでしょうか。」
と、俺が話しかけると女の子はびくんっと驚き俺たちのほうを見た。
「もうーびっくりさせないでくださいよ先ぱ・・・・?!?!」
女の子は口をパクパクしながら
「うわぁあどうしようっ!!普通の人にみられちゃった・・・怒られるよぉ・・・・」
「あ、えっと、何かマズかった感じで・・・・」
「君!!可愛いね!!それに超能力者なんて凄いねぇ。俺の彼女になりぐふっ。」
女の子をナンパしようするユーマを俺は軽く殴り、
女の子に謝罪した。
「あ、いえ、謝らなくても大丈夫です。もうすぐ記憶が消えると思うので・・・」
「え?」
記憶消すとかマサカ。
「おい、まゆみ。・・・お前らか。普通の人ってのは。」
するとなんか格好良さげな男の人が現れた。
あ、でも声高いから女の子なのか。
「記憶消してるのばれて怒られても私は知らないからな。まゆみ。」
「いいよ。どうせ忘れるしわかんないって!」
まゆみ?とその人が喋ってる内容はよくわからないが、
記憶消されるってことなのか俺ら。
てかそんなことこの世で実現可能なのか。
「ま、消してやるよ。・・・・失せろ!」
と、大きい声でその人が叫んだあと、
俺たちは意識を失った。
ーーー
目が覚めると木の下で寝ていたようだ。
(はぁ・・・俺ったら寝ちゃった☆
じゃなくて!!いやいや、さっき味噌汁!!)
「おい!ユーマ!!大丈夫か?!」
「んぁ~?大丈夫て、今寝てたじゃん。死んだかと思ったの?」
「さっき超能力者の女の子になにかされたじゃん!」
「はあ?お前ナニ言ってんだようけぽよ。因みにナニカって俺もされた系??」
あー・・・なんか変な方向行きそうだなコレ。
「ねーなにかってなにー。俺興奮してくるんだケド。」
あーもういいや、一回おいといて頭ん中整理だ。
(明らかにさっき超能力者にあって・・・。記憶消すとか言われたよな?可愛い女の子とかっこいい女の子?に。えーっと、まゆみちゃんてコだったよな・・・)
そこで俺は気づいてしまった。
一番気づきたくないことに。
(ゆ・・・・・・・・・)
「夢かあああああああああああああああああ!!!!??!?」
はっずかし!!
はっずかし!!!!
うわぁ・・・ユーマに超能力者の話されて俺の正直なキモチは盛り上がってたのか!!
最悪だ。なんて最悪な目覚め・・・
「頭冷やしてくるっ・・・」
「あ、おい、どこ行くんだよー。」
ーーーー
「はぁ、はぁ、」
頭冷やすーと走っていった先は自然と校庭の裏だった。
(ハァ・・・俺はまだあの夢を引きずって・・・)
「あああっ!!!さっきの人がいます!!」
うん?さっき夢で聞いた声に似てr・・・
幻聴まで聞こえるようになったか。
俺はどんだけ女子に飢えてるんだ。
「まじでか。でも記憶消したから問題ないだろ。」
目の前に現れたのは夢の中で出てきた人と瓜二つだった。
「ぅえ?・・・うおっ!!瓜二つ・・・・」
つーかもしかしてやっぱり夢じゃなかったのか?!
「えーと、もしかして、あなたさっき味噌汁浮かしていらっしゃいました・・・?」
と聞いたらかっこいい方の人が俺の顎をぐいっと引き寄せた。
「うおっ?!///」
「お前何故記憶が消えてないんだ。」
「そんなのこと言われても俺知りませんーーーーー!!!」
状況だけ考えるとめっちゃ目の前にお顔があって。
「何故だ。」
しかしその人の後ろにはまさに『ゴゴゴゴゴゴ』という文字が似合うというくらいに
俺を睨みつけていた。
(こえええええええ!!)
「まあ、まあ、怖がられてますよ先輩。でも何故でしょう。」
「もしかしてこいつもサイキッカーなのか?」
「サイキッカー?!俺が?!」
「えーでも登録されてませんよぉーーー!」
わけのわからない現実に等々頭がくるくるぱーになり、
俺は本日二度目の気絶してしまった。