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PsyChic  作者: @みっつー
10/17

陽気なおっさんはエリートさん!

何か深刻な問題。w

「ハァハァ・・・・ココだな。よし、入るぞー・・・。」


カズマは先頭を切ってドアを開けた。


「こんちはー・・・お荷物届けに参りました~。」


「・・・?・・・・あ、あぁ~。キューブね?」


「はい、あ、因みになのに使うんすか?」


相手はため息をついて答えた。


「いや、ね?俺もこんな危険物取り扱いたくないんだケドさ、俺もこれを封印しないといけないんだよねェ・・・・はぁー。」


喋りながらキューブに向かって何か手をかざしていた。


「封印?」


「ほら、これかなり危ないやつじゃん?カウントダウンが終わると街が吹っ飛ぶわけよ。」


それを聞いた瞬間カズマ&俺はサー・・・と血の気が引いた。


「そんな危険物だったんですか・・・・・」


「え?!きみら知らないでやってたの?あぶなッ!」


「なんも言われませんでした!!触るなとしか!」


「えええ、じゃあ何で?!て、触るなって言われてんじゃんか。触れると爆発する小物系知らんの?よかったね、触れた瞬間に爆発しなくて。」


俺たちはさらに寒気がした。


「まあ、これにて依頼終了て感じかな。あっちの主人さんからほうび預かってるケド、欲しい?」


勿論いる!!と内心おもいつつ、俺は黙っていた。


「いえ、差し出したくないのであらば結構です。」


イサミが強気に言った。


「あれ、冗談ですよ;勿論あげるよ。ほうれ。んじゃ、俺は仕事に戻るんで、なんか危ないやつあったら持ってきてな。」


(うーん、よく喋る人ですな~。)


俺らはさようならーと行って去っていた。


帰り際、俺はカズマに聞いた。


「カズマ、さっきの安藤先輩のこと殺そうとしてた女の人てなに?」


「お前いつから敬語忘れたんだ;まあいいケドさ。あれはなー。わからん!」


「あんどぅーは色々あるんだ。触れないであげろ。」


イサミが俺に向かってぬっと話しかけてこられたので


俺は背筋が寒くなった。


「は・・・い。」


「おうおう。君たち。依頼終わったんだね。お疲れ様。」


そこには血に塗れたあんどぅーがいた。


「大丈夫スか?!あんどぅー先輩!」


「うん、大丈夫だ。返り血を浴びただけ。傷はほとんどついてないぜ。」


(返り血て、なにしたんだろ)


「まあまあ、今日のことは忘れて!!帰ろう!」


そうして帰っている間(俺がカズマと信頼を深めている間)イサミとあんどぅーはずっと話をしていた。


俺は聞いちゃいけないと思ってたが、つい盗み聞きをしていた。


「さっきの・・・・たのか?」


「・・・・・たが、まだ・・・が。」


「・・・・・・よ。」


「・・・う。・・・・・だ。」


所々しか聞き取れなかったが、深刻な話をしているのはわかった。


さっきのていうのは、さっきの女の人だろうか


そんなこと考えていたのに、カズマにCHOPされていかって集中力がきれたのだった。

誤字脱字発見次第連絡求ム

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