陽気なおっさんはエリートさん!
何か深刻な問題。w
「ハァハァ・・・・ココだな。よし、入るぞー・・・。」
カズマは先頭を切ってドアを開けた。
「こんちはー・・・お荷物届けに参りました~。」
「・・・?・・・・あ、あぁ~。キューブね?」
「はい、あ、因みになのに使うんすか?」
相手はため息をついて答えた。
「いや、ね?俺もこんな危険物取り扱いたくないんだケドさ、俺もこれを封印しないといけないんだよねェ・・・・はぁー。」
喋りながらキューブに向かって何か手をかざしていた。
「封印?」
「ほら、これかなり危ないやつじゃん?カウントダウンが終わると街が吹っ飛ぶわけよ。」
それを聞いた瞬間カズマ&俺はサー・・・と血の気が引いた。
「そんな危険物だったんですか・・・・・」
「え?!きみら知らないでやってたの?あぶなッ!」
「なんも言われませんでした!!触るなとしか!」
「えええ、じゃあ何で?!て、触るなって言われてんじゃんか。触れると爆発する小物系知らんの?よかったね、触れた瞬間に爆発しなくて。」
俺たちはさらに寒気がした。
「まあ、これにて依頼終了て感じかな。あっちの主人さんからほうび預かってるケド、欲しい?」
勿論いる!!と内心おもいつつ、俺は黙っていた。
「いえ、差し出したくないのであらば結構です。」
イサミが強気に言った。
「あれ、冗談ですよ;勿論あげるよ。ほうれ。んじゃ、俺は仕事に戻るんで、なんか危ないやつあったら持ってきてな。」
(うーん、よく喋る人ですな~。)
俺らはさようならーと行って去っていた。
帰り際、俺はカズマに聞いた。
「カズマ、さっきの安藤先輩のこと殺そうとしてた女の人てなに?」
「お前いつから敬語忘れたんだ;まあいいケドさ。あれはなー。わからん!」
「あんどぅーは色々あるんだ。触れないであげろ。」
イサミが俺に向かってぬっと話しかけてこられたので
俺は背筋が寒くなった。
「は・・・い。」
「おうおう。君たち。依頼終わったんだね。お疲れ様。」
そこには血に塗れたあんどぅーがいた。
「大丈夫スか?!あんどぅー先輩!」
「うん、大丈夫だ。返り血を浴びただけ。傷はほとんどついてないぜ。」
(返り血て、なにしたんだろ)
「まあまあ、今日のことは忘れて!!帰ろう!」
そうして帰っている間(俺がカズマと信頼を深めている間)イサミとあんどぅーはずっと話をしていた。
俺は聞いちゃいけないと思ってたが、つい盗み聞きをしていた。
「さっきの・・・・たのか?」
「・・・・・たが、まだ・・・が。」
「・・・・・・よ。」
「・・・う。・・・・・だ。」
所々しか聞き取れなかったが、深刻な話をしているのはわかった。
さっきのていうのは、さっきの女の人だろうか
そんなこと考えていたのに、カズマにCHOPされていかって集中力がきれたのだった。
誤字脱字発見次第連絡求ム