表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PsyChic  作者: @みっつー
1/17

味噌汁

つまらないですが、一読していただければ。

それは普通の学校。普通の生徒が通うごく一般的な学校。



しかし、その学校に通う人の約1割、普通ではないものがいる。


それは・・・



超能力者(サイキッカー)


ーーーーーー



いつものように授業を受け、いつものように下校。


そんな飽きてしまいそうな日常を送っている普通の高校生、木嶋 湊人は


屋上で友達とお昼タイム 。



「うへえ。弁当に味噌汁いれっか普通。」


俺が手に持っているのは折りたたみのシリコンの器と水筒。


水筒から味噌汁が器にどろどろと流れて行く。


毎回の事だ。もう慣れた慣れた。


最初なんて知らずにお茶だと思って・・・・。


「そういえばさ、味噌汁で思い出したんだけどよ。」


友人のユーマが語り出した。


「この学校の中にな、『超能力者(サイキッカー)』がいるんだってよ・・・?」


「へえ。」


「そんな興味ないみたいなそぶりしないで!!」


「ていうかなんで味噌汁からその話になった?!」


そっちの方が気になるわ。


「あー、そうそう。でその超能力者がさ、校庭の裏で味噌汁浮かしてたらしい。」


「すみません。味噌汁浮かすの意味がよくわかりませんでした。」


「いいの!!浮いてたもんは浮いてたの!!俺だってよくしらないの!!じゃなくてさ!!」


「その子、ここの学校の制服きてたんだってよ。なあ、探してみないか?超能力者。」


「あー。ふぃふぁむいふぁられー(気が向いたらねー)」


「興味を持てえええええ!!!」


ーー


「よーーーしここが噂の校庭裏なのだっ」


「妙にテンションたけえなお前」


決まってる。こいつがテンション高い時は・・・


「だって超能力者は女の子なのだよ。めっちゃ可愛いような気がする・・・!!」


だとおもったよ。


俺は軽くため息を付いて必死に探してるユーマをよそに


フラフラして探す振りをしていた。


「あああっ!!!!」


すると突然何処からか女の子の大きい声が聞こえた。


「聞いたか!!きっと超能力者の女の子だ!!行こう!!」


「あー、ほいほい。」


がさがさと声のほうへ近づいていくと。


ふわっ。


「な・・・なんだこれ・・・」


「・・・・(・ω・`)」


なんと・・・


味噌汁が浮いていた。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ