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Parasite Dreamer  作者: 晴彦
4/8

マ○ジュン

ごめんなさい。

嵐ファンの皆さん。

僕はリーダーが一番好きです。

「……で、なんで今俺は裸なの?」




 自己紹介を終え、僕とちゃらさんは晩御飯のコンビニ弁当を食べました。

 狭い部屋の中で女の子と二人きりで食事……生まれて初めてですよ。

 しかも相手は未来から来たピンク女とはいえ、かわいいと言えばかわいい命の恩人。

 ただ目の前にいるだけで興奮するというのに、彼女はいちいちドジっ娘的な行動でさらに僕をムラムラの境地へと追いやります。

 例えば、僕が彼女の口元に付いたご飯粒をとってあげると「ありがとっ」と、指に付いたご飯粒を指ごとペロリっや、お茶を服にこぼしてしまい、僕の目の前で突然服を脱ぎ始めるなどなど。

 正直たまりません。

 最初はヘンテコリンなピンク女だと思っていましたがとんでもない。

 彼女の下着姿が、今日の夜のオカズです(ちなみに下着もピンクでした。ふりふりでした。ひゃっほー)


「さてとしあき君、ご飯も食べ終わった訳だし、そろそろ私の未来から来た理由を話したいと思うよん」


 ゴクリ。思わず生唾を飲み込みます。

 遂にきましたか。僕が「もみぢ」に襲われたワケ、ちゅらさんがこの時代に来た理由。


「……あぁ話してく」

「でも面倒だからやーめたっ」

「うえっ!?」


 何でやねん!? ここまできたら話せやっ!


「えー、今日は疲れたよ……」

「何に疲れたってんだよ? お前今日ここで弁当食っただけだろ」

「いやいやいや! 私としあき君を助けたじゃん! ちゃらさんキックぶちかましたじゃん!」


 ……あぁそういえばそんなこともありましたね。

 でもそれとこれでは話は別。ちゃんと説明してくれないと、僕もどうしていいのか分からないんです。命を狙われるなんて初めての経験ですから(というかそんな経験ほしくなかった)。


「……ふむ」


 ちゅらさんは僕の心からの願い(もしくは愚痴)を聞き、腕を組みながら何やら考え始めました。


「おい、ちゅら……」

「分かったよ……話すよ」


 どうやら話してくれるようです。ヤッター。


「ただし、条件があるよん」


 条件? なんで?


「何となく」


 何となくですかっ! えらい適当ですな未来人。


「まぁいいや。それで条件って?」

「服を脱いで」


 ん?


「……えーと、今なんて言った? ちょっとよく聞こえなかったんだけど」

「そう? じゃあもう一度言うね。服を脱いで」

「なん……だと……?」


 いやいやいや。意味分かんないです。服を脱げ? 何で?


「何となくだよん」





 はい。脱ぎました。全裸です。パンツも履いていません。何故か僕の部屋に転がっていた、某人気アイドルグループ(英語にするとハリケーンなあのグループです)の一分の一顔写真(マ○ジュン)で、アレを申し訳ない程度に隠している状態です。

 ……ジャニーさんに怒られるな。 まぁ正直なところ、僕がいくら全裸になろうと構いはしないのです。ここは僕の部屋ですし、よっぽどの事がない限り人なんて入ってきませんし。

 しかし、ここで大きな問題が発生するわけですよ。

 僕全裸。これはいいでしょう。さっき言ったとおり大した事は無いのです、これくらいは。

 問題はそう、僕ではなくちゅらさんの方にありました。


「えー、オホン。それではとしあき君に私が未来から来たり」

「ちょっと待て」

「……とっしーは自分勝手だなぁ。人に散々話すように言っておいて、いざ話す時になったら待ったをかける。……友達減るよ?」

「うるさい! もともと友達はそんなにいない! ……ってそんな事はどうでもいいっ!」

「どうでもいいの? ……未来のとしあき君、私に嘘ついてたんだ……友達は百人いたんだよ?とか言ってたのに」

「大嘘だよっ! 俺、生まれてから今日に至るまで友達なんて片手で数えられる位しか作ってないぞ! ……いや作れなかった!」


 僕が悔しさから滲み出る涙を拭くのを見て「友達は作ろうね」と、頷きながら腕を組むちゅらさんは下着姿でした。

 さっきお茶をこぼしましたからね。

 ……まぁ本当にこぼれそうなのはおっぱいだけどな!

 はい。

 なかなかの美乳なのですよ、ちゅらさん。僕が殺されそうになった「もみぢちゃん」程ではありませんが、彼女はいい乳してるのですよ。

 はぁはぁ興奮するぜぇ。

 その証拠に僕のモノを隠しているマツ○ュンも、さっきより高い位置でそのイケメンスマイルを爆発させております。

 ……まぁ本当に爆発しているのは僕の羞恥心だけどな!

「そんなワケで、今から私がここに来た理由、そしてあなたを殺そうとしている人達の説明をするよん?」


 OK! 校長の禿頭を思い出していたら、僕の○ツジュンも落ち着いたし。


「私は未来のとしあき君に頼まれてこの時代にやってきたんだよん」

「未来の俺は、何であんたをこの時代の俺のところに送ってきたんだ? 何か理由があるんだろう」

「理由? 理由は簡単だよ。君、命を狙われてるから」

「……もみぢちゃんか」


 僕は包丁で刺された胸を服の上から撫でます。

 ムニッ。

 ……あっ、まだハブラレルヤ君入ってた。

 いくら命の恩人で、固い友情で結ばれたといってもやはり蛇は蛇。服の中にいられるとすこぶる気持ちが悪いです。というわけで僕はハブラレルヤ君をキャッチ、そしてそのままちゅらさんにリリース。

 ……ありがとうハブラレルヤ君。僕は君の事を絶対に忘れたりしないよ。


「うわっと。……投げちゃダメだよ、ハレルヤ君を」


 そう言いながらちゅらさんはハブラレルヤ君を下着の中に押し込みます。するとあら不思議、ハブラレルヤ君はいなくなってしまいました。


「……四次元ポケットかよ」

「あえて名前を付けるとしたら、四次元ブラジャーだね」


 ……話が逸れてしまいました。ハブラレルヤ君がどこに消えたか気になりますが、今は置いておきましょう。


「それでさ、何で俺は命を狙われなきゃならないんだ? ……もしかして、未来でとんでもない事をしでかして俺を抹殺するために、腕利きの殺し屋が送り込まれているとか?」


 ター○ネーターみたいにね。あぁ、あれは殺し屋じゃなくてロボットでしたっけ。

 ……まぁどっちにしろSF小説の読みすぎですけど。


「うーん、としあき君の言っていることは半分……いや、三分の二は合ってる」


 合ってるんですか。


「君は……槙原としあきは未来で大罪を犯した」

「大罪?」

「そう、君は人でありながらヒトを創った。神の領域を侵したんだよ」

すいません。

話がなかなか進みませんね。

でもこれがわちきの真骨頂。





それではまた次回も見てくださいね。じゃん、けんっ、ぽんっ! ウフフフフ。

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