プロローグ~婚約破棄~
初めて投稿します。
軽いざまぁ入りますが、シリアスにはなりません!?
よろしくお願いいたします(*´꒳`*)
17歳のある日、ソフィアは婚約者である王太子から急に王城へ呼び出された。
何事かとも思いつつも、庭にお茶の準備がなされたのでお茶を飲みながら話を聞く。
「ソフィア・サンセット公爵令嬢、私は貴方との婚約を破棄したいと思っている。」
「殿下、ご理由をお伺いしても?」
「貴方には申し訳ないが、ノーワード家のマリアこそが私の運命の人だったのだ。」
「…」
「マリアといると心が安らぐが、貴方といても安らぎを感じるなことがない。貴方は学園も途中から来なくなったし、王太子妃教育も受けていないと聞いている。この国を治める上で、私は共に支え合える人を伴侶に迎えたい。貴方は王太子妃の教育もろくに受けず到底、将来王妃が務まるとは思えない。よって婚約を破棄したいのだ。」
「陛下はこの件はご存じなのでしょうか。」
「父上にはこれから報告する。ただ無能な貴方との婚約に反対はしないだろう。」
「無能…」
「そうであろう。貴方は事実何もしていないし、努力もしていない。そういった者は無能であると私は考える。何か他に申したいことはあるか?」
「承知致しました。婚約破棄を喜んで承ります。これまでありがとうございました。」
私は渾身のカーテシーを決め、内心ガッツポーズで王城を後にした。
読んで下さりありがとうございます。
更新は不規則になりますが、出来るだけ早く更新できる様に頑張りますので、よろしくお願いいたします。