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戻らぬ時を僕らは行く  作者: star of K
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第二章 魔王進撃1

一方、外では…


「くっ…まだあの傷が痛む…」

「無理をするな、シン。ここは僕らに任せるんだ」

「そういうわけにも行くか…第一こんな人数しかいない時点でやばいんだ。俺が抜ける訳には行かねぇ…」

「…確かにきついな。この国に留めておくのは危ないかもしれない」

「おい、まさか地上に出す気じゃ…」

「そのまさかだ。戦っても被害が少ないところでこいつを倒す。この国を安全に守るにはそれが最善の手だ」

「ネズミ野郎、こんな大きなやつをどうする気だ。私達では運び切れないぞ」

「僕の魔法で転送する…流石に時間がかかる。だからみんなはなるべくやつが動かないように抑えててくれ」

「承知…」


-魔力を集中するんだ。こんな大きなやつを転送するなんて時間がかかるのは当たり前だ。だから、できる限り急げ。みんなが頑張っている間に…



「ぐおおおおおおおおおおお!!!!!」

「!攻撃がラム様の所に!」

「させぬ…!」

「よくやった!ドライトン…あいつが集中できるように守ってやるんだ」

「…すまないみんな。」


…第六天魔王が街を壊している。やはりここでこれ以上暴れさせる訳には行かない。

!-見えた。準備が出来た。いくぞ…


「離れるんだ…」

「!!」

「第六天魔王…また後で会おう!」


…転送に成功した。しかし、安心するにはまだ早い。第1段階に過ぎない、直ぐに移動しなければ


「みんな行くぞ…僕に掴まるんだ」

「…」

「よし…行くよ」



人気のない砂漠の真ん中…


「ここは…砂漠か?ラム…」

「そうだ。ここならば被害はほとんどない。さてと…ここからが本番だ。みんな、行くよ」


…戦い続けているが、相手の進撃が止まりそうにはない。それもそうだ、相手は即座に再生して攻撃されたら魔法などで癒せない傷付き…こちらの体力が減っていくのは火を見るより明らかだった


「くっ…覚醒を使っても、抑えきれぬ」

「くそっ、こんな傷さえなければ私がぶちのめしてやるのに」

「…やるしかないか」

「ラム殿?何を…」

「…我が体に眠る真の力よ。そして、もう1人の存在よ…我にその力を貸したまえ。そして…敵を止める希望となれ!ふんっ…………!!」

「お、おいラム…!?なんだその翼に爪は!?」



……



-やっと出番か。待ちくたびれさせやがって…こっちはあいつの中でどんだけ待ったと思ってんだ。

まぁいい。しっかし目覚ましていきなりこいつが相手とは。あの国にいる時よりも面白くなりそうだ。さてと…


「俺が相手だ。久々の戦闘なんだ、俺を愉しませてくれ魔王さんよ」

「…ラム?」

「あー、説明は後々。こいつ止めなきゃやばいんだろ?」

「た、確かにそうだけど…」


-そう言ってラム殿の姿をした彼は目の前の刀を手に取って鞘を捨てた。その刀は…赤い色をしていた。しかし、何故か懐かしい気持ちがする…何故だろうか。



「ぐおおおおおおおおおおお!!!!!」

「…そいっ」

「疾い…!」

「柔らかいな、お前。」

「があああ!!」

「…そうか、すぐ再生するんだっけな?なら…もう二度と再生したくないくらいにまでいたぶる迄だ。ふひひひひ…」

「え…(((((」

「良い声で鳴いてくれよ…!ははははは!!!」

「 ぐあああああ!?!?」

「あ…悪魔だ(((((」

「…魔王より魔王されておりますね。姫様に会わせないようにしなければ(((((」

「言いたい放題だな、後で覚えとけよ?(((((」


強い…強いのだが、なんか戦闘狂のようなところを感じる(((((

そんなことはどうでも良いか。闘ってくれているのだこれ程良いことは無い


「ぐおおおおおおおおおおお!!!!!」

「変形か?ガンダ⚫みてぇなことしやがって」

「おい、誰かは知らねぇがそれは言ってはいけない言葉だ(((((」

「いいだろ?これくらい。俺の国じゃあ(自主規制)とか(自主規制)とか当たり前のように出てきたぜ」

「やめろ!この小説がR18になる!(((((」

「国王陛下…今の言葉も少々危ないのでは」

「お前ら…第六天魔王が寝転がってるぞ(((((」


…この小説大丈夫かぁ?あ、俺のせいか(((((

っし、真面目にやらないとね。あいつに顔向け出来ねぇな。


「この魔法ってやつ…めっちゃ面白いんだよね…そらよ!炎の刀だ!」

「かっけぇぇ…✨」

「国王陛下…(汗)」

「そらよ!」

「ぐおおおおおおおおおおお!!!!!」

「げっ!?攻撃受けながら無理やり突撃しやがった!!!…なんてな。俺は空も飛べるんでね」

「おお…」

「この翼はお飾りじゃねーんだよ」

皆様どうも、初めましてKです。今年はとある話のため少しだけ本編お休みさせていただきます。その代わり今年中にとある話を上げようと思います。それを楽しんで頂けたら幸いです。それと、いつも読んでいただきありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします

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