同じ言葉なのに、人が変われば意味も変わる!?
私の職場には、私が大好きな男性と大嫌いな男性の
二人がいるわ!
___私の大好きな男性は、、、?
背も高く、優しい微笑みに、誰にでも優しい人なんです。
・・・それに対して!
___私の嫌いな男性は、、、?
いつもイライラしているのか? よくタバコを吸っては、、、?
空き缶の中に吸い終わったタバコを擦り付けてから中にいれるのよ。
タバコの臭いが体中に充満しているし! 根暗というか? 私のと
ころに来て、ボソボソと何かを言ってそのまま何処かに行くのよ!
物凄く、気持ち悪いでしょ!
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___私の名前は、『百井 夏梨』22歳、某会社の事務の仕事をしているわ!
・・・以前、会社の飲み会で、、、。
私の大好きな男性が私の横に座る事になってね!
・・・はじめは、緊張して上手く話せなかったのだけど?
お酒の勢いで、なんとか! 彼と楽しくお話ができる事が出来たのよ!
それでね? 彼が何気に、私に聞いてきた事があったわ!
『___ねえねえ、百井さん? 百井さんは、好きな人とかいないのかな?
めちゃめちゃ可愛いから、直ぐに男性に声をかけられるんじゃないの?』
___私の好きな彼からそんな事を言われたら、、、?
照れちゃうじゃないの! あの彼からの言葉は凄く嬉しかったわ!
*
___でも?
この飲み会から、数日後、、、。
私の大嫌いな男性から、同じ言葉をかけられたのよ!
静かに、仕事をしている私に近づいてきて何を言うかと思えば、、、?
『___ねえねえ、百井さん? 百井さんは、好きな人とかいないのかな?
めちゃめちゃ可愛いから、直ぐに男性に声をかけられるんじゃないの?』
___不気味な微笑みで、私に話しかけてくるこの男の言葉が恐怖に感じた
のよ! ひょっとして、、、私の事が、好きなのかな? 最悪!!!
▽
___次に大好きな彼にこんな事を言われたの!
『___百井さんみたいな女性が、彼女だったら? 絶対に
幸せだろうなって! 俺、本気で想うよ!』
・・・好きな人に言われる言葉なら、何でも嬉しいけど?
こんな風に言われたら、もう会社で彼とどう接していいのか? 分から
ないじゃない! それぐらい嬉しかったのよ!
*
・・・何故なのか? 私の嫌いな男性からも同じ言葉を、、、!
『___百井さんみたいな女性が、彼女だったら? 絶対に
幸せだろうなって! 俺、本気で想うよ!』
___正直、この言葉をこの男から聞いた時は? 鳥肌が立ったわ!
絶対に! 私は、この男! どんな事があっても好きになる事なんか!
世界で二人きりになっても必ずと言っていいほどないから、、、!!!
▼
___でもね?
私の大好きな彼は、相当な女好きだったみたいで、、、。
周りにいる女性に、片っ端からこんな話をしているらしいと噂で聞いたの!
・・・ずっと私が大好きだった男性に裏切られていたんだと知ったのよ。
もう、何もかも彼の本性を知ってしまった彼の事は、何も信用できないわ!
『___ねえ、百井さん? 一緒に今日! 仕事が終わったら飲みに行かない?
話したい事があるんだ!』
『___ごめんなさい! 今日、用事があるから、、、!』
『___じゃあ、また今度!』
『・・・えぇ! じゃあ!』
___あんなに大好きだった彼の誘いを断ったわ!
女好きな彼の事は、もう、今日で! 完全に忘れる事にしようと思うの!
*
___そんな時、私の大嫌いなあの男から! 彼と同じ言葉を言われたの!
『___ねえ、百井さん? 一緒に今日! 仕事が終わったら飲みに行かない?
話したい事があるんだ!』
『___えぇ! いいわよ!』
『___えぇ!? 本当に!? ありがとう!』
『___うん。』
___何故かな? なんとなく! 嫌いなこの男性の言葉にすがりたい
と感じたのかもしれない! 大好きな彼の事を忘れる為にも、、、!!!
*
___でも? いざ、この男と二人きりで飲みに行ったらね?
凄く、自然にいろんな事を話す事が出来たわ!
___彼も、いつも会社で見るような感じじゃなくて!
優しいというか? 気さくな人でね!
私の前だと、あんなにヘビースモーカーな彼が、1本も吸わなかったのよ!
・・・そんな彼に、私! トキメいちゃったみたい!
___不思議よね?
あんなに大嫌いな男性と今は付き合っているのよ!
彼は、凄く優しくて私の事を一番に大事にしてくれる男性だったの!
私が選んだ相手は、どうやら? 間違いじゃなかったみたい!
___実は?
私は、男を見る目があるのかな、、、?
最後までお読みいただきありがとうございます。