星屑のかけら
目の中に、星が降る。
ひとつ、空から舞い降りる。
ひとつ、ふたつ、降り積もる。
ひとつ、ふたつ、みっつ、君との間にしゃらしゃらり。
誰かを好きになると、
その人の周りには星が降る。
舞い散る星は雪のように、
君との間に降り積もる。
この星が壁を作ったら、
僕たちは離れてゆくのだろうか?
君の姿が見えなくなったその先に、
僕の未来が見えるなら、
僕はどちらを選ぶのだろう?
きらきら、しゃらり。
星は僕たちを祝福しているのか、それとも―。
今夜も目の中に、星が降り積もる。
恋をすると、好きな人がきらきらして見える。
両想いになると、思いが大きすぎて、相手との間にすれ違いのような何かが出来てしまう。
そんなことをイメージしながら、星に例えて書いてみました。
少しでも書きたかったことが伝わればうれしいです。